マトリックスの振り返り
レザレクションズを振り返る前に、もう一度マトリックス3部作を解りやすく解説してくれていた動画があったので、こちらでわたしも振り返ってから、観る事にしました。
色々観たけど、一番簡潔でわかりやすかった👇
🌸マトリックスの基本設定
ネオは救世主として、マトリックスの世界から探し出された。
預言者により、「マトリックスの根源(ソース)に行くことで、機械との戦争を終わらせられる。」と知らされる。
ソースで出逢ったのは、マトリックスの設計者である「アーキテクト」という男。 ネオは6人目の救世主である事、救世主の目的はマトリックスのプログラムをアップデートするだった。
救世主が人類を機械から開放するという話は嘘だった。
救世主とは、現実世界(ザイオン)で暮らしている人々の暮らしに携わる事で、無意識のうちにそのデータ取りをする存在。USBメモリーの様な存在だったという事。
預言者もマトリックスのアップデートに携わっているプログラムだった。
導いたのは預言者だったが、選択したのはそれぞれの人間。人間に自由意志を与えていた。
ネオも強制された訳ではなく、自らの意志でここまで来た。
ここで、アーキテクトからどちらのドアに進むかの選択肢を与えられた。
①ネオがソースに戻り、マトリックスの人々を助ける。
②ネオは助かるがマトリックスは滅びる。
前任者5名は①を選んだ。自分の命を犠牲にし、人類を救った。が、ネオは②を選んだ、トリニティーを救う為。
全人類の命よりも、愛する人の命を選んだのだ。
データ取りが完了したため、ザイオンは不要となった為に、機械たちは人間たちを抹殺しに行った。
ネオはザイオンの破壊を阻止しようと、機械たちのボスの場所へ行く。「スミスの動きを止める代わりに、全人類の命を保証しろ。」
スミスは1作目でネオに倒された事がきっかけで、コピー機能を手に入れ、コンピューターウイルスとなり、機械たちにも止められない存在になっていた。
という事で、機械のボスはネオの申し出を受ける事になる。
マトリックスの世界でスミスと戦い、ネオはわざと負ける事でスミスの姿になった。現実世界ではネオは機械と繋がっている為、間接的に機械とスミスが繋がったという事。
こうして、機械はウイルス撲滅のデータを送り込み、スミスを撃退。ネオの遺体は機械によって回収された。
最後の場面、サティーと預言者と黒猫のデジャヴ。
マトリックスに変化を与えた時に、黒猫のデジャヴが現れる。
ネオが機械に取り込まれて、マトリックスのアップデートが完了したことを現わしている。救世主の役割が果たされた。
アーキテクトの選択で、救世主となる事を選ばなかったネオだったが、ここで機械たちは、特別な感情(愛)の新しいデータを得る事が出来た。
最終的には、マトリックスのアップデートも完了。ウイルスも撤退することが出来た。
全ては機械側の想定したシナリオ通り、もしくはそれ以上の成果を得たのだった。。。。。
これらの事を導いたのは預言者。そこに善悪の判断はなく、その行いは彼女の役割だったという事。
機械は愛を知った。
「それは合理性よりも大事なものであって、機械に欠けていたものだった。」
愛がアップデートされた新しいマトリックスと、そこに繋がれた人々、そして愛を知った機械たち。 全ては底上げされて、高められたというラストで終わりました。
マトリックスは99%以上の満足度となっているので、そもそも出たがる人はそんなに居ない。従来でも99%。残り1%はザイオンの人々。
マトリックスの視点では、救世主は世界と同化した。
キリストで言うと昇天。
グノーシス主義では「人間は肉体に囚われた精神だ。」という考えがある。
そんな考えを象徴した映画です。
閉鎖された世界に住んでいるという事、洞窟の中と外で喩えるのか、プログラムの世界で喩えるかの違い。
人類の歴史と共に受け継がれてきたもの。
という事でした。
結局、ほとんどの内容を書いてしまった、、、、
グノーシスについては、また別の機会に、まとめたいと思います。もっと時間のある時に、、、(;^ω^)
改めて、マトリックスってこういう背景だったのか~って知りました。
引用・参考動画👇
🌈🌸💊今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました🌸💊🌈
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