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セイバンの動画から、自分の仕事について考えてみた

ちょっと前に話題になった、セイバンのランドセルの動画があります。
この動画を観て、自分の花屋での振る舞いを反省し、同時に目標ができたので、今更ですが日記を書きます。
※私の日記は読まなくても良いですが、とても考えさせられる、そして感動する動画なので、動画だけでも是非ご覧ください!
https://www.youtube.com/watch?v=r1Bic3Go2dY

この動画、ご覧になられた方もいると思うのですが、すーごく簡単に動画の説明すると、

  • お子さんが持ちたいランドセルの色と、親が持ってほしいランドセルの色は違う

  • 親が自分にどんな色のランドセルを持ってほしいか、お子さんはちゃんと分かっている

ことが分かる動画です。


この動画を観ていろいろ感じることはあるのですが、自分が持ちたいランドセルとしてピンク色のランドセルを選んだ男の子について、強く心に訴えるものがありました。
動画を観て、
「ピンク色のランドセルを背負っていも、誰にも何も言わない世の中になってほしい」
まずこう思いました。

でもその日お風呂に入りながら、私が花屋で日々作っているブーケについて考えていると、「なんと上から目線な考え!!!」と恥ずかしくなりました。
3月は卒園・卒業が多く、お子さんが先生に渡すブーケのオーダーが多くありました。
例えば、
「ブーケを2つ作ってください。男の子1人と女の子1人が渡します」
みたいなオーダー。
特に色指定がない場合は、男の子用には青色や黄色のお花を、女の子用にはピンク色のお花をメインに作っていました。
私も「男の子は青色」とか「女の子はピンク色」みたいな価値観に囚われ、何の疑問もなく、せっせとブーケを作っていました。
「ピンク色のランドセルを背負っても・・・」なんて思ってたくせいに、
「私のブーケもそれが叶わない世の中を作る手助けをしてるやん」
とハッとしました。

3月に限らず、
「相手は男性なので、ピンクとかかわいい雰囲気はやめてください」
と言われることが多いのも事実です。
お客様商売である以上、お客様のオーダーに応える必要があります。
でも、こういう小さな積み重ねが、人々の価値観を作っていきます。
「男性っぽい」「女性っぽい」と思われない、でもお客様のオーダーには応えているブーケを作れるようになりたい、そう強く思いました。

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