いざ出国

おはようございます。皆様いかがお過ごしでしょうか?

なるべく個人情報を保護したいため、私のテキスト内容に時差があることをご了承ください🙇‍♀️

本日は、出国日についての内容を書き留めたいと思います。

私は、2021年末に日本を出国しました。
出国日当日は国際線ということで朝の7時に空港入りしなければなりませんでした。年末ということもあり公共交通機関の混み具合など予想できなかったので、前日に空港付近のビジネスホテルに泊まることになりました。

出国当日は無事に空港に入ることができました。朝早かったのにも関わらず、母が空港まで見送りに来てくれました。母も学生時代に留学をしていた経験があるため、私が留学することに理解してくれて応援してくれてます。それに、実際に「私の一番の理解者でありたい」と出国時に言ってくれたことがとても嬉しかったです。

このご時世なので、地方からの最終目的地までの直行便がなく、私は、地方の空港→成田→バンクーバー→最終目的地と3回乗り継ぎをしました。3回乗り継ぐということで、毎回ちゃんとチェックインできるかなどの不安はありましたが、反対に、一回一回のフライト時間が短く済むのはとても良かったです。

地方の空港を飛び立ったとき、(当然ですけれども)雲の上が眩いほど快晴だったことに感動しました。よく「雲の上はいつも晴れている」なんて言われますが、特にこのコロナ禍で飛行機に乗る機会もなくそれを体感することもできなかったですし、比喩的に自分の生活に辛いことがあった時、どうしても雲の上ではいつでも晴れているという事実を信じたくてもできない時だってありました。ですが、やはり「雲の上はいつでも晴れている」ことを体感した時に、この事実は絶対的事実であるのは間違いなくて今まで辛いことがあっても頑張って乗り越えてきた意味があったのだと腑に落ち、感動しました。特に、地方の空港から成田に行くまでのフライト中はあたり一面雲が絨毯のように敷き詰められていてその上に太陽だけが一つ光り輝いていました。この光景を見たときに、まさに天国みたいと感じました。

成田空港についてからは待ち時間が5時間あったので友達と電話したり夕焼けの写真を撮ったりしました。そして、自分が乗る航空会社のゲートに行こうとした瞬間から外国の独特の香り(多分、香水)が漂ってきて、私は今から異国の地に行くのだと改めて実感しました。

成田からバンクーバーでのフライトは快適に過ごせました。映画は見たかったのですが飛行機の中で一夜を明かすということだったので時差ボケ対策のために睡眠を優先しました。

カナダ政府は以前から、新型コロナ感染症対策のために入国者に対してランダムにPCR検査を行っていましたが、オミクロン株の流行を防ぐためにPCR検査の対象者をさらに増やしていました。私個人的にはPCR検査を受けるのは何の問題もなかったのですが、何せ、バンクーバーから最終目的地までの乗り継ぎ時間が1時間50分しかなくて、その時間の間に入国手続きもしなければならないし、次のゲートまでいかなければない(しかも、国際線から国内線なのでおそらく離れているだろうと予測)。この時間的制約のせいでPCR検査対象になったらちょっと焦ると思っていました。そしたら案の定検査の対象に見事選ばれ!広いバンクーバー国際空港を一人で歩き回っていました。(結果は翌日にメールで来て陰性でした)

そして、最後の飛行機に乗った時、長旅の疲れもあってここまで来たらなるべく早く宿舎にたどり着いて休みたいと思っていました。それにも関わらず、一向に離陸する様子が見られませんでした。飛行機は動くけども飛び立とうとしない。あれ?と思ったら、急に給油が始まりました(笑)。フライト中に(あるはずはないのですが)万が一燃料不足になっては溜まったもんじゃないから大いに給油してもらおうと思い待ちました。そしてまた飛行機が動き、いよいよ滑走路に向かって出発するのだなと思っていたらまたどうも飛び立たなさそうな雰囲気…次は何かな、滑走路が混んでいるのかなと思っていたら機長が登場。そしたら、後方の席に座っていた乗客2人と何やら交渉。私はあまりにも眠たかったので仮眠を取ろうとしていたのですが、その機長がその乗客2人に降りてもらうという決断を下しました。詳細はわからないのですがどうやら前の席の乗客にイチャモンを付けるような乗客だったらしいです。機長曰く、「フライト中にトラブルがあってはいけないから降りてもらうことにした」。機長の勇敢さに尊敬しました。しかし、時計を見ると出発予定時刻から2時間も経っていました(笑)特に、着いてから予定があったわけではないので時間はどれほど遅くなっても良かったのですが、本来はもうそろそろ最終目的地についているであろう時間でした。

と、まあ、このような感じで、カナダ入りするのにもかなりの出来事があり留学生活0日目から早々色濃い日で楽しかったです。忘れられない思い出になることでしょう。

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