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公務員へ転職をお考えの方へ

こんにちは!LEC佐世保の大谷です。

公務員という仕事には、民間企業では感じることができない様々な魅力があります。
「やりがい」という点で仕事そのものに魅力があるのはもちろん、プライベートの充実を重視するなど、働き方は自分次第です。地域貢献社会奉仕に興味がある方で転職を考える場合、一度は検討しておきたい業種・業態の一つと言えます。

民間企業では得がたい、公務員の魅力

「誰かのために」と「やりがい」が両立できる!
利益を目的としない公共のための仕事

民間企業は専門的な事業を長期中期目標を立て目の前の課題解決に向けて働く、また会社存続のために利益を上げると言うことを原則に仕事をしていきます。一方公務員は地域活性及び地方創生や住民国民の生活支出を豊かにするために、国民の大切な税金を使って取り組む公共事業を、10年20年の長期計画に基づき課題発見し、課題解決しながら社会全体に貢献、奉仕していく仕事です。国家公務員は専門機関においてスペシャリストとして役割を担い、地方公務員はジェネラリストとして多くの業務をにない地域社会の貢献に携わるだけではなく多くの業務を通して自己のスキルの幅を広げることができます。地域や国を想い、社会全体に貢献できるような仕事がしたい。公務員はその想いを形にできる、魅力ある職業といえます。

多種多様な業務や部署
公務員は、行政機関ごとに多種多様な部署が存在し、配属先も固定されないため、様々な仕事に携わることができます。仕事を通じて常に刺激を受けることができますし、また、自らの仕事の成果が国民・住民の生活に直結するのを実感できることも、大きな「やりがい」といえるでしょう。

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ワークライフバランスにも配慮!
安定性と充実の福利厚生
国や地方公共団体が「雇い主」なので、倒産や解雇ということは、まず考えられません。大手企業と比較しても、報酬・退職金は高待遇。有給休暇もとりやすく、育児休業はじめ家庭生活との両立支援も充実しています。

公務員の家庭生活両立支援制度の一例
※全て男性職員も取得できる!
・育児休業 子が3歳になるまで一定期間休業可
・育児時間休暇 小学校入学前の子の養育のため、1日の勤務時間の減縮を認める制度
・配偶者出産休暇 妻の出産に付き添う男性職員に認められる休暇
・子の看護休暇 子の看護のために認められる休暇
・深夜勤務の制限 超過勤務、当直を制限する制度
・介護休暇 子に限らず、配偶者や父母等の介護のために認められる休暇
・多彩な自己啓発・研修制度


受験可能な年齢の上限は上がっている!
20代ならほぼ全ての試験が受けられ、30代以上を対象とする試験も多い。

国家公務員
国家公務員(国家総合職・国家一般職・国家専門職[国税専門官・財務専門官・労働基準監督官など])の受験資格の多くは年齢が基準とされ、概ね受験する年に30歳になるまでの人に受験資格が与えられています。
地方公務員から国家公務員へ転職ということも、多く見られます。

地方公務員
地方公務員も同じ基準を採用する自治体が多いですが、より多くの人に受験してほしいとの考えより、33歳もしくは35歳までを受験可能とするところが少なくありません。転職や不安定な雇用状況を変えたい、という方への配慮もあると考えられます。最近では社会人経験者でも受けやすい試験内容を取り入れ学力だけではなく経験や人物重視の採用試験が多くなっています。

民間企業のように「新卒有利」ではない試験。
公務員試験は、「横一線」で行われる、人物本位の試験。「新卒が有利」というのは、新卒採用を重視する民間企業が多いことから推測されるイメージに過ぎません。実際に業務説明会等に足を運んでみるとわかりますが、意外に年齢の高そうな方も多く参加されており、採用にたどり着くまでの経歴も、民間企業からの転職希望者や就職浪人者など、様々です。
民間企業に正規に雇用され、1年でも2年でも勤務した経験は、各公務員試験を新卒者と肩を並べて競う場合、大きなアドバンテージとなる点が多くあります。
たとえ1年であっても実務経験があるわけですから、仕事の持つ意味や重み、組織内におけるコミュニケーション等、社会人としての経験そのものが評価の対象となります。
このような人材が公務員として働きたいと志望しているのですから、採用側でも「即戦力」という期待を持って評価にあたることになります。

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スタートする前に考えておきたい!

仕事をしながら準備するか、退職して専念するか
まず働きながら勉強する選択をする方は早めの学習スタートをお勧めします。どの採用枠で受けるかによって試験の基準点は変わってきますが、安定して合格を掴むためには5割以上基準点を突破する力が必要です。その力を身に付けるためには、最低でも約900時間の学習時間がは必要です。
フルタイムで働いている方は1日3時間の学習時間を10ヵ月以上続けることで1次試験を突破できる力が身にきます。また働きながら勉強することで効率よく時間を使うことができる、経済的に安定して生活ができる、リアルな業務経験からの学びやスキルアップを人物試験対策で語るエピソードができます。
しかし、試験で不合格だった場合話戻る場所があると思う気持ちが強い方は、仕事の忙しさや学習環境の乱れから、最後まで合格にこだわる力が弱まる場合もあります。
一方、退職して受験するという選択をした場合は、
公務員になる強い志を持って取り組むことができる、1日8時間以上の勉強が確保できるなど時間を贅沢に使って公務員試験の準備や対策ができる大きなメリットがあります。学習時間は1日8時間以上をを6ヶ月以上約1200時間確保することで基準点を突破する力を身に付けることができます。ただし、闇雲に勉強するのではなく、自分が受験する試験に対してどの科目が必要か、どのレベルまで勉強するのか、知識のムラや無駄がないよう、日々の学習メニューのバランスを考えて取り組むなど独学ならではの難しさがあります。したがって退職して公務員試験専念される方は予備校や公務員学校のカリキュラムに沿って勉強されることをお勧めします。

※LEC佐世保では、退職されて公務員試験に専念される方は毎年90%以上の合格者を輩出しています。

社会人の経験年数や年齢によって受験枠が分かれる!
〜経験者採用・就職氷河期世代〜
枠は狭く、現役職員以上の力が求められる
30代半ばから40代の方には、「経験者採用」という枠での公務員の道が開かれています。
採用側は、それまでに培った仕事についての技量を、公務員の仕事に活かしてもらうことを期待しています。経験者採用は、1試験あたり1名もしくは若干名というのが通常です。求められる「経験」もかなりの高水準で、採用側からすれば、その「経験」は、現役職員の経験・技量以上のものがある、ということが前提となるからです。志望者は、自分の「経験」を十分にプレゼンすることが求められます。

このように社会人の方で公務員試験を目指す方のために汎用的な内容を書き綴りましたが、人それぞれ歩んできた道は様々です。あなたに合ったキャリアプランとそれに沿った公務員試験の提案、合格のための学習法等まずは気軽に相談してみませんか?
多くの情報を知って、あなただけの就職活動に生かしてほしいです。
LEC佐世保では働きながら公務員試験に合格する方法を無料の個別相談会を対面またはズームでのオンラインにて開催しています。一歩を踏み出したいお手伝いになりますよう皆様のお問い合わせお待ちしています。

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