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分からないことは普通なこと

先日受けた講座の中で「人の表層心理はたったの5%である」という話を聞いて、妙に納得してしまいました。

表層意識が5%ということは、深層心理は95%ということです。

深層心理(しんそうしんり)とは、心理学の考え方で、人間の心理には自分自身が意識できる表層心理とは別にあるとされる、自分では気付かない無意識下における心理状態のこと。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/深層心理

子供を出産してからというもの、私の人生ってこれで良いんだっけ?そもそも自分は何がしたいんだっけ?とぐるぐる考えることがあります。

自分のことなのに明確に分からない。それは自分の言語化能力が無いとか、そういうことではなく、普通のことなんだなと思ったわけです。

そういえば就活でも「自己分析」が大事と言うじゃないですか。
たぶん、皆自分のことが分からないから、分析する必要があるんでしょうね。

これ、建物を設計するときも同じようなことを感じる時があります。
特に住宅を設計される方はよく感じるのではないでしょうか?
建築やインテリアが好きで、暮らしに興味がある自分でさえも、明確な「こうしたい!」が揺らぐ時がある。
別に建築とか興味ない方にとっては、もっと分からないんでは??と。

パブリックな空間を作る場合は「一般的な人の心理」で作る必要があるし、プライベートな空間を作る場合は「その人自身の心理」に寄り添って作っていけると良いよなぁと考えたりして。

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