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nakamurachihiro
その子に合った家のしかけ
「頭のよい子が育つ家のしかけ」という本が面白かったです。
子どもが過ごす自分の家、部屋、リビング、は知らぬ間に様々な影響を子どもに与えていると思います。
暗ーい地下室で育つのと、明るくて景色も良くて風通しも良い所で育つのとでは、そりゃ全然違うよなぁと感じるのは私だけではないはず。
うちの子は小1と年少さんなので、子どもの学習空間は、まだまだ片足入れた程度で、これから模索していきたい領域です。
そんな状況ですが、この本からヒントをもらった感じがします。
最近、仕事とは関係無く「空間デザイン心理学」というのを学んでいて、その内容とも通づる所がありました。
多くの人が共通して持つ、根源的な欲求というのがあります。
見通しが効く方が良いよね、とか行く先が暗いと怖いよね、とか。
その上で、私たちは個々の特性や好みがあるのです。
洋服だって、モダンなデザインが好きな人もいれば、ガーリーな服を好む人もいる。
食事だって、辛いものが好きな人もいれば、苦手な人もいる。
それと一緒で、住まい(環境)に求めるものは個々それぞれ違うのです。
子どもも一緒で、リビングで親に見守られながら勉強したい子もいるし、部屋にこもって静かな空間で勉強したい子もいる。
何なら、先にやることを終わらせたいから玄関で宿題を終わらせてから家に入りたい子もいる。
その子の特性に応じて、環境を整えてあげると、頭のよい子が育つというわけです。
ちなみに、この頭のよい子とは、勉強ができることだけを指しているわけでは、恐らくありません。
自分の特性に合った環境で日々過ごすことで、心が落ち着き、満たされて、自分の能力が発揮できるようになるのだと思います。
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