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業とは?

さてこちら、一般の公開記事です。

というか、一日に2記事は大変かな?

もしかしたらたまに休むか、あるいは一日おき、交互に1記事ずつ書いて行くことになるかも知れません。

あるいはこちらはスピリチュアルな話ではなく、軽めの日常的なものになるかも?

というわけで(どういうわけ?)試行錯誤しながら書いて行きたいと思います。


もう30年も前の話になるのですが、某カルト宗教が毒ガスを撒いて大騒ぎになりましたよね。

その当時はテレビか新聞、雑誌くらいしか情報源がなく、またそれに対して簡単に批判も出来ない、という環境でした。

そしてね、特に昼時のワイドショーなんかでは、そのカルトの女性信者を取り上げて、「女の業(ごう)」「女の性(さが)」とかいう言葉を、めっちゃキャッチーに多用していたのです。

何それ?と思いつつ調べても、漠然としていてよく分からない…。


しかもその宗教の教祖が、「猫は業が深い。特にメス猫は深い」とか言っていたのですよ。

当時はまだ、猫好きというのは市民権がなく、私が猫好きだと言うと「え、猫好きなの?えー…」とか気味悪そうに言われたりね。

だからかやはり、その教祖の猫の話に、誰も反論もしていませんでしたね。


業とかってホント漠然としていますが、一部では「カルマ」とされるそう。

つまり前世の行いが悪かった、ということなのでしょう。

だけどその宗教の女性たちが、カルマによって不幸になっているのなら、男性の信者はどうなのですか?

そもそもマスコミが、簡単に「この女たちはカルマが深い」なんて、何の証拠があって言っているのですか?


多分ね、マスコミは前世云々というより、今世で女性が、女性として悪徳を積んでいる、と言いたげなニュアンスだったと思うのですよ。

でもそれを言うならその宗教の教祖こそ、まさしく業の塊ですよ。

ハーレムのようなものを作って、気持ちの悪い欲望丸出しにして、また信者には絶対服従を強いて、教祖の一言で殺人まで可能なのですよ?

ハッキリ言ってそれこそまさに「男の業」丸出しじゃないですか。

なのにメディアは全く「男の業」とか「男の性」とかは言わないのです。

ザ・女性蔑視。


まあ30年前ですから、まだ戦中戦後育ちみたいな人たちが、バリバリ働いていたのでしょう。

だけど思い出すと、ホントに酷かった。


実際今でも、そういう流れは残っていますよね。

「女の敵は女」とか、どこか一部を切り取って、「女だけがそう」だと言いたげなキャッチコピー的な物言い、よく見かけますよね。

男同士仲の悪い集団なんて腐るほどあるのに。

戦争などの殺し合いも、ほとんど男同士なのに。


そういう姑息でフェアでない女性蔑視は、そろそろやめて欲しいものです。

それこそ「男の業」だと言われかねませんよ。



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