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サモアのプロジェクトが完了しました。

2019年から一般社団法人 The Earth Cafe で実施していたJICA草の根技術協力事業によるサモアで活動が今月で完了しました。

事前の調査などを経て、事業を開始したのは2020年の春でした。
しかし、その頃はちょうど新型コロナが世界的なパンデミックとなり、海外渡航ができなくなりました。スタートダッシュで出鼻を挫かれた格好になりました。
そこで、オンラインを中心に事業を進めましたが、技術を伝えるのはオンラインでは難しいところがあります。
じっとコロナ禍が去り行くのを待ちました。

2022年8月、長く閉ざされていたサモアの国境が開放されました。翌月にはサモアに渡航することができました。その時は2回のワクチン接種が必須で、飛行機に乗る前の日にPCR検査を実施し、陰性証明が必要でした。サモアに入国後3日目にコロナのチェックを行いました。帰国時も空港で取り締まりを受けなければなりませんでした。
それはもう大変な渡航になりました。

コロナ禍で、サモアでは政権交代がありました。実に23年ぶりの政権交代とのことで、我々のプロジェクトの担当者も契約時から変わりました。最初の渡航時には、はじめてお会いする方ばかりで、プロジェクトに対する関心や理解があるのかと不安でしたが、そんなことは杞憂でしかなく、プロジェクトにも積極的に取り組んでくれました。

それ以降、1年半で4回、サモアに行きました。コロナ禍でプロジェクトが進まず、圧縮してプロジェクトを実施したため、多忙なスケジュールとなりました。しかし、計画時の実施事項は全て完了することができました。

同時に課題も多く見つけることができました。
プロジェクトは終了しましたが、なんらかの形でサモアでの事業を継続的に実施するつもりです。

私自身、プロジェクト・マネージャーとして、サモアに行ってカウンターパートをはじめ多くの方々と一緒に仕事を成し遂げたことは、素晴らしい経験になりました。

人生も終盤に差し掛かり、国際貢献という新たなフィールドで活動したいと思うようにもなりました。

無事にプロジェクトを完了したこと。
お世話になった多くの皆さんに感謝いたします。

プロジェクトの内容について、これまであまり発信をしてきませんでした。今後、おいおいご紹介させていただきます。

一般社団法人 The Earth Cafe のnoteもぜひご覧ください





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