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大企業からの転職者でも安心してスタートアップで働けるようにするために 〜一人きりの兼任バックオフィス担当として行っていること〜

はじめに

株式会社Leaner Technologiesの安齋です。
Leanerでは、プロダクト開発やバックオフィスを担当しています。

小野がESについて紹介する記事で、バックオフィスについて言及してくれた際に、社内から

 「入社してみたら、確かに思ったよりちゃんとしてたわww」

という声が上がっていたので、これから少しずつLeanerのバックオフィスについてご紹介していきたいと思います。


今回は、Leanerのバックオフィスの分担と方針についてです。


Leanerのバックオフィスの分担

バックオフィス業務のうち、人事・採用はHRの吉岡、ファイナンスは代表の大平が行っており、その他の経理・法務・労務・総務・情シス等を安齋が担当しています。


(創業時には代表の大平がバックオフィス業務を担当することになっていましたが、2ヶ月目には安齋担当に代わっていました。創業メンバーの中で一番細かい性格の人が担当すると良いと思います。)


### 方針
Leanerのバックオフィスの担当として、
・初期のスタートアップにリスクを取ってジョインしてくれたメンバーが、安心して長く働けるようにしたい
・幅広いライフステージに対応できる体制を十分整備し、メンバーのチャレンジを後押ししたい
と思っています。

一方で、創業フェーズの現時点ではプロダクト開発・顧客への価値提供にリソースを割くため、バックオフィス業務にリソースをかけすぎないようにしたいとも思っています。

## これまで行ってきたこと
必要なバックオフィス体制を効率的に整備するため、意識して取り組んできたことをご紹介します。

### 規程やルールをできるだけ早い段階で決めておく
就業規則や給与テーブル、ストック・オプションの設計は創業からできるだけ早い段階で決めるようにしました。
一般的にスタートアップでは、創業間もない頃はプロダクト開発・顧客獲得の取組みにフル集中となりバックオフィスがおざなりになりがちです。
しかし、組織が大きくなってからやっとルール策定に着手しようとすると複数人の意見の統合や説得が必要となり時間がかかることから、ルールは早めに決める方がトータル低コストで納得感のあるものができると思います。
Leanerでは創業メンバーで会社として何を目指すかディスカッションを重ね、創業から2,3ヶ月で就業規則等の内容を決めました。


### 経理や労務手続きは外部専門家の力を借りていち早く整備する
たとえスタートアップでも、働くメンバーにとってはちゃんと給与が支払われることや社会保険に加入できるというのは当たり前の話です。
経理や労務の手続きが少しでも漏れていると会社の信用度が落ちることになります。


そのため、当たり前のことを当たり前にできる仕組み構築を専門家の力を借りてできる限り迅速に行っていきました。


### メンバーの働き方を支援する制度を作る

メンバーの生産性向上への取り組みや、優秀な人材の採用促進のため、様々な制度を作成してきました。

具体的には、
- フレックス勤務
- 在宅勤務
- 社用PC支給
- 在宅勤務補助
- 採用協力費(月1万円分のランチ補助)
- リファラル採用インセンティブ
などです。

中でも在宅勤務補助は社員から好評の制度です。
これは在宅勤務に必要な備品の購入に一人あたり最大2万円(税抜)までを補助するもので、業務用の椅子を新調したメンバーからは「作業疲れが減って効率が上がった!」などとコメントをもらっています。

### Saasツールを使い倒し、業務の効率化を行う
人を増やさずに、バックオフィス業務を捌くためには、可能な限りSaasツールを使い倒すことが重要です。
Leaner全体でも多くのSaasツールを導入していますが、バックオフィスに関連する、
- freee
- smartHR
- クラウドサイン
などを創業時から導入しています。
バックオフィス業務は書類や行政手続きが多いため、最初から可能な限り電子化しておけたことは良かったです。


まとめ

Leanerのバックオフィスについて、これまで行ってきたことをご紹介しました。
会社を運営していると、突発的に困りごとが発生します。自社や自分にとってはどうしたら良いかわからない問題でも、だいたいどこかで誰かが経験しています。
そんな時は、株主や周りの起業家の方々に相談してアドバイスを頂いています。(いつもありがとうございます!)
今後も様々な方の力をお借りしながらLeanerで強いバックオフィスを作っていきたいと思います。

次回は、メンバーの働き方のさらなる支援に向け、今後バックオフィスで行おうとしていることについてご紹介したいと思います。お楽しみに!

最後に

Leanerでは、一緒に働く仲間を募集しています!
現在リーナーでは、全職種で採用を強化しています!

リーナーというチーム・事業に、少しでも興味をもっていただけたら、
お気軽にお声かけいただけると嬉しいです!