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トレーニング指導者のあり方

大阪〜神戸で活動して24年目に突入!パーソナルトレーナーのたかつです
スポーツトレーナー学院で校長をしたり、パーソナルトレーナーの寺子屋というオンラインサロンを運営しています。
こちらのブログはフィットネスの世界で働く方、働きたい方、NESTA等パーソナルトレーナー資格をお持ちでスキルアップ、キャリアアップを考えている方向けに書いてます。

パーソナルトレーニングジムで研修をしました

4月末に大阪で複数店舗展開されているパーソナルトレーニングジムにお邪魔し、スタッフ向けにセミナーをさせていただきました。
テーマは「スクワット」
スクワットというエクササイズを題材に、分析、解説し様々な目的をお持ちの人にどのようなスクワットをやってもらうのか、はたまた、スクワット以外の選択肢でその目的を達成するのか、を考えてもらう機会になりました。スクワットがテーマでありながら、スクワット以外のことをしていた時間が長かったかもしれません笑

スクワットセミナー



今日はこの研修内容をお伝えしたくてこの記事を書いている訳ではありません。

スタッフ教育、スタッフ研修は必要か?

 雇用契約のスタッフは研修や教育が必要だと思いますが、業務委託のトレーナーの方もこのセミナーには参加されていました。会社として、できる限りの環境を用意するという姿勢が伺えますし、この会社は報酬面に関してもトレーナに手厚いと感じます。人を大事にするというごく当たり前のことをきちんとされています。
中には、スタッフの教育がいいかげんで、報酬も安く、悪い言い方をすれば人をコキ使っているという感じのところもあります。

もちろん、研修を会社が用意してくれるから自ら学びの機会を作らないトレーナーのスタンスも良くないですが、やはり会社として学べる環境を用意するというのは結果的に良い店になるのでいいことだと思います。

大阪でパーソナルトレーナーとして働きたいなら、上記のようなGYMを選ぶべきですね。パーソナルジムfisのホームページ

先日こんなツイートしましたが・・・

一方で、こんな人が現場で野放しにされているところもあるようです。研修以前の問題かもしれませんが・・・
このように、パーソナルトレーナーと呼ばれる人種が増えてきていろんな人がいる、これが多様性なのか・・・ってこんなのは多様性でもなんでもないですね。

 ビジネス的側面で見れば、こういった過った指導をしている方はいずれ淘汰されるだろうから放っておけばいい訳ですが、トレーニング指導で怪我をするなどの被害が出て、結果、トレーニングが嫌になる。トレーニングなんてやっても無駄。パーソナルトレーニングなんて大したことない・・・。なんて思われてしまうと、真面目にやっている多くのトレーナーにとっては迷惑な話です。

 私は、学校等でトレーナー育成もやっている立場です。安全面への配慮に欠けたトレーニングはご法度ですし、指導者とはどうあるべきかを伝え続ける必要があるのです。

前出の、研修を依頼してこられたジムのように、お客様を大事にする。そのためにもまずスタッフを大事にするスタンスでやっているGYMがある一方、YouTubeやInstagramでトレーニングの勉強をしてたらいいんだとばかりに、基礎的なことを何も知らないまま、自分が出来もしないことを、人に教えるというGYMが現れたりもしています。

雇われて働こうが、個人で働こうが、どのような形式の契約であれ関係ありません。パーソナルトレーナーとして目の前のお客様とどう向き合い、トレーニング指導者としてどうあるべきか、考えていく必要がありますね。

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オンラインで繋がる、運動指導者の学びのコミュニティ「パーソナルトレーナーの寺子屋」を運営しています。
指導者としてのあり方を共有したい方はぜひ、ご入塾をご検討ください。


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