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【募集終了】スポーツパフォーマンス「ゴルフ編」

大阪〜神戸で活動しているパーソナルトレーナーのたかつです。
スポーツトレーナー学院で校長をしたり、パーソナルトレーナーの寺子屋というオンラインサロンを運営しています。
こちらのブログはフィットネスの世界で働く方、働きたい方、NESTA等パーソナルトレーナー資格をお持ちでスキルアップ、キャリアアップを考えている方向けに書いてます

先日、野球の投手を題材にスポーツパフォーマンスの向上を考えるセミナーをオンラインにて行いました。スポーツパフォーマンスとはそのスポーツにおいて目的達成のために自分の能力を最大限に発揮することをいいます。その際に必要なことは、土台となる「体力を作ること」(これをコンディショニングといいます)→スポーツ動作の質を高めること(普遍的な体のメカニクス)→スポーツのスキルを高め、戦術を練ることです。この中で、トレーナーが関われるのは、普遍的な体の動き、動作の質を高めるために正しい身体を使い方を教えることと、体力の向上のためのトレーニングの提供になります。

スローイング動作は片脚で立つことから始まり、腕を前後に開き体重移動をし、加速しながら腕を振ってボールを離し、腕を体に巻き込んで終わりです。
スローイングやゴルフスィングなど単発動作は「準備動作」→「主たる動作」→「終動作」で構成されます。主たる動作は最もスピードが出ているところでここでごちゃごちゃ指示をだしても変えることは不可能です。準備動作か、フィニッシュ動作を変えるほうが早いでしょう。一番難しいのは、ボールをリリースするときや、インパクトの瞬間です。一番スピードが出ているため意識してどうこうできるものではありません。リズムとタイミングを教えて擬音語で落とし込みます。
リズムとは「ピン・ぽん・パン」とか「パン・パン・パン」とか「えい、やー」といったもので、タイミングはそれを「いつ」やるかということです。

体力向上のトレーニング(コンディショニング)

【筋力】
最大筋力↑ パワー↑ 筋持久力↑
筋力向上に伴い筋肥大していくが、筋肥大をさせて筋力を高めるという考えは遠回りになる
【スピード】
オーバースピードトレーニングとして、クラブの重さを変えて振るトレーニング
【パワー】
スピード✖️筋力が定義であるが、速度加重をイメージして、下肢・体幹の力を上肢に伝えることがパワー発揮です。つまり、スイング動作を作ることが大事です
【柔軟性】
肩甲骨周辺筋の柔らかさ、体幹を捻る柔らかさ、そして左右の対称性をチェックする

ゴルフのパフォーマンスを上げるためには、まずは自然な体の使い方、つまり自分の体にとっての自然なスイングを理解するということです。これはプロの真似をしたり、本に書いてあるスイング理論を落とし込んでも無理です。まずは自分の体がどのように動くのかを理解すること。そこで足りない体力要素、例えば柔軟性が足りなくて大きなスイングができないなら柔軟性を上げるトレーニングをするということになります。

スポーツトレーナーはゴルフの技術指導ができるわけではありませんが、必要な体力向上やスイングのための体のメカニズムを理解し教え導くことです。

ご案内

JOTスポーツトレーナー学院では、この夏、ゴルフパフォーマンス講座を開講いたします。ゴルファーのコンディショニングをお手伝いするトレーナーを育成します。こちらの講座を受けていただくと、NESTA(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会)認定のゴルフコンディショニングスペシャリストの資格が付与されます。

ゴルフのパフォーマンスをあげたいお客様のサポートをしたいパーソナルトレーナーのみなさまはぜひご参加ください。

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