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「ピンチはチャンス」は本当か?

大阪〜神戸で活動して25年目に突入!パーソナルトレーナーのたかつです
スポーツトレーナー学院で校長をしたり、パーソナルトレーナーの寺子屋というオンラインサロンを運営しています。
こちらのブログはフィットネスの世界で働く方、働きたい方、NESTA等パーソナルトレーナー資格をお持ちでスキルアップ、キャリアアップを考えている方向けに書いてます。

ピンチはピンチです

「ピンチはチャンス!」なんて言われることはあるけれど、ピンチは普通にピンチです。目の前のピンチを乗り越えなければチャンスなど訪れようもありません。

私は、最初に働いていたスポーツクラブが吸収合併というのを経験しました。フィットネス業であることには変わりないものの、仕組みをはじめ会社はガラッと別のものに変わりました。

直近でも、関係している事業で運営会社が変わるということが今年度が変わったタイミングで起こりました。
これらをピンチと呼ぶかどうかは分かりませんが、環境が変わりえるため人によってはどうなるのだろうという不安を感じるような状況かもしれません。

ここまでは私個人のピンチ(状況変化)ですが、世の中の多くの人がピンチと感じたであろう出来事が、2020年3月ごろから起こりましたね。

そう、コロナパンデミックです。

この検証はともかくとして、緊急事態宣言が出され行動制限を余儀なくされ、特にサービス業の方はビジネスそのものが立ち行かなくなるピンチに見舞われたのではないでしょうか?
私も出入りしていたスポーツクラブが2ヶ月間しまっていましたので、普通に考えたらピンチ。。。ってことになるでしょう。

ピンチとどう向き合うか?

ピンチと表現しましたが、上記のような状況変化については、ある程度事前に予測しておくというのも根本的な向き合い方です。
常にコンフォートゾーンの中にいることを求めていると、そこから状況が変わるときついと感じることは否めないでしょう。
ですので、常に変化することを恐れずに次の展開を考えていたり、新しい分野にアプローチしてみたりしておくといいのではないでしょうか?

先の吸収合併されたケースでは、パーソナルトレーナーとしての活動を店舗で初めて導入した後で、顧客もある程度獲得出来ていたので、そのタイミングで固定給の仕事から売上に応じてもらえる契約に切り替え、結果的にそれまで以上に稼げるようになりました。
25年も前の話ですので当時ではパーソナルトレーナーとして売上ベースで収入を得る契約をしている人がほとんどいなかったわけで、珍しいケースだったわけですが、そういった前例のないことにチャレンジしたことで結果これまで以上に良い形になったと言えます。

コロナパンデミックのような誰もが予想だにしない出来事が起きた場合にはさすがに事前に備えを、などということが不可能なようにも思えます。
だからといって現状が常に安泰でありこのまま同じことを続けていても大丈夫であるという保証はないものですから、順調である時にこそ別角度からせめて行く姿勢も必要であると感じます。

特に個人事業を営んでいる方は常に自分で情報を集め取捨選択していかないと、周りに流されて自分の在り方を見失いかねません。

 私はパーソナルトレーニングの主戦場であるジムとは別に、パーソナルトレーニングジムにいくつか出入りしていたり、専門学校にも出入りしていたため、大手クラブが閉鎖している期間に他の施設に切り替えて個人指導をすることもできました。また、全体的に時間ができたため、前々からやりたかったオンラインサロンをスタートさせることができたり、状況変化を上手く利用して別の形でも、別の環境でも変わらず自分の仕事をまっとうできました。
不思議なもので、コロナ禍元年の2020年は3分の2くらいしか仕事はしてなかったはずなのに、売り上げが過去最高で(税金が高くなり)焦ったことを覚えています。

ピンチはチャンスの真意

私の身におこった偶然の出来事のような話を記してきましたが、私の周りでもこういったピンチ(状況変化)のたびに、よりパワーアップしてくる人がいます。

そういう人は、ひとまずピンチはピンチとして捉え、俯瞰してどうすればそれを切り抜けることができるかを考えている。プラス、状況が変わったからこそこれまでに気づかなかったことや、傍に置いていたことを改めて見直してみることで、ピンチの後にチャンスに変えることができているのではないかと思います。

ピンチはピンチであることには変わりないが、状況変化は、変われる(より良くなる)チャンスでもある。

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