農家さん、JGAP始めてみませんか?(その⑮、2.6JGAPロゴマークの適切な使用)
皆さん、こんにちは。
本日はJGAPのロゴマークについて解説していきますね。
早速ですが、要求事項はこちら↓
この管理点は、JGAPのロゴマークを使用する予定がある方だけが該当となります。
使用するには、
JGAPの認証を取得したのち、日本GAP協会へ申請して初めて利用できます。
要求事項には基準文書の遵守と使用許諾書の保管だけが明記されています。
基準文書に関しては、日本GAP協会のHPからダウンロード出来ますが下記にも貼っておきます。
今回はご自身の農場専用のロゴマーク『JGAP認証農場ロゴマーク』について解説していきます。
上記が『JGAP認証農場ロゴマーク』のサンプル画像となります。
皆さん一度は見たことがあると思います。
この登録番号は農場別に協会から付与されるので唯一無二のロゴマークとなります。
発行手数料は11,000円(税込)、使用料は無料です。
最初の1回、11,000円を払えばご自身の販売物(個包装用のフィルムや段ボール)に表示できます。
この11,000円が高いか、安いかと皆さん考えられると思いますが、私的には他の生産者との差別化が一目瞭然で出来るので、払う価値があると思います。
初回からお話しをしている通り、差別化をして価値を上げ、売価を上げる努力をしないと農家さんや自営業の方は賃上げとはならないんです。
資材費高騰や物流費高騰をそのままご自身の経費増で負担し続けますか?
栽培面積を増やすことで労働時間と売り上げが伸びますが、その固定費を無理やり吸収するやり方で利益額を増やしますか?
JGAP認証という価値を高めることで
販売先に価格交渉すらしないのですか?
薄利多売の時代はもう終わりました。
これからの時代、販売先に『有益な価値』を提供できるかで生き残れるかどうかが変わります。
ご自身の農場の『価値』について改めて考えてみてはいかがでしょうか?
これで2.6は終了、11/113クリアです。
おめでとうございます。
次回は2.7経営の維持・継続のための対策について解説していきますね。
引き続きよろしくお願いします!
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