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まどろんでいる世界を一撫でして ぼくは今日旅に出る かなしみはぼくを引き止めない いとしさのある彼の地を目指して 夜を歩く、月を睨む 夜を歩く、星と唄う 夜を生きたから朝があるのだ 明けない夜があったとしても いつか昇る太陽を願う それをやめてはいけないと 北極星を目指すのならば ぼくたちはきっとめぐりあう かなしみはぼくを引き止めない かなしみはぼくを変えられない 夜を歩く、夜を歩く 夜を歩く、ひとり唄う かなしみはぼくを変えられない いとしさだけを信じて歩む まどろん