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食事って雰囲気で美味しいって僕は言いがち

 明日から私用で自宅から二日ほど離れることになりました。出不精の僕にとって自宅から離れるという偉業がどれほどのモノなのか日記で語りきれないのが口惜しいです。端的に言えば待ち合わせ時間から逆算した出発予定時間を十分ほど超過したいぐらい家に居たいです。もちろん普通に最悪な行為なのでもうしません。もちろん出先でも日記は投稿するつもりですがきちんとした記事などは期待しないで頂きたい。それは勿論普段の日記からそうなんですけども。

 僕はとある事情(上腕二頭長筋や腹斜筋など定期的に鍛える行為)で自炊を心がけているのですが舌が阿呆なので自分が調理したものでも「あんま店で食うのと変わらないな」と思ってしまう傾きものです。舌音痴だと言い換えることもできます。決して料理が得意なのでもなく、作る自体はとても好きなんですが凝った料理を作るのはそんなにしない。そこらへんに石を投げれば僕に当たる程度の料理好きだと思って頂いて結構です。そんな折、僕は片面だけ岩石の如くボリボリなハンバーグをぱくつきながら思ったことがありました。タイトルに書かれた「食事って雰囲気で美味しいって」ということを。

 ここでひとつ、謝罪をさせてもらいます。すみません。なんだかここまで思わせぶりな語り口をしておいてなんですがあんまりにも食事に関する思想が何一つとして無かったみたいなのでこの話なかったことにしても大丈夫でしょうか? アホタレバカタレで非常に申し訳ないです。僕は高級焼き肉も牛丼も大好きです。お肉大好き筋トレマンです。

 なんなら今日に作ったハンバーグの話でもしましょうか。端的に話せばポケットモンスターというゲームに登場するイシツブテと呼ばれるモンスターが製造されました。つうか焼き入れってなんやねんな。僕、ハンバーグなんてな、フライパンに油を引いて挽肉混ぜた塊をしいて蓋して五分蒸すだけでいいやんかと思うわ。てか焼き色ってなんやねん。焼きは色はちゃうぞ。焦げがオシャレ気どってんちゃうぞバカタレアホタレ。と思いつく限りの関西弁で愚痴りながらイシツブテをボリボリ食してやりました。ソースの方は完璧だったので美味しかったんですけどあれも赤ワインがいいものだっただけで僕の腕は相当なんら関係などなかったでしょうけども。
 自炊する上で思うのは、自炊は痩せるということです。すみません、本気でダイエットを行っている方にとっては喧嘩を売るような発言かも知れませんが僕にとっての食事の価値観とは「食いたいモノが美味かったら良い」など程度の低いモノです。もちろんお店などで食べた方がきっと美味しい。ですが、美味しいとされるのであればそれなりの「価値」が存在しています。価値とは、人が身体で感じることが出来る美味しい要素が盛りだくさんに含まれていることだと思うのです。それはきっとカロリーという数字となって計算できるんじゃないんでしょうか。
 そして自炊とはその「価値」をうまく作り出すことは困難です。変な言い方なのは承知の上なのですが、逆を言えばお店側が出せる「価値」はお金が発生しますよね。美味しいモノがたくさん入ってるから商売が成り立つ。つまりは自炊にある程度のクオリティーのみが強制的に課されると言いたかったんです。
 食べたいものを自分で作って食べる。それだけで美味しい価値は制限される。
 舌が馬鹿だと助かるってお話でした。食事に対する思想持ってるやんけアホタレバカタレ。

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