サンバイザー

今日は１限があるというのに、危なく寝過ごしそうになり、焦って飛び起きて走って学校に向かいました。パジャマを活用した服で外へ出て、冷や汗だらけで猛ダッシュした今日の私は、なんだか少しだけ強くなれたような気がします。必死になることを思い出せました。

囚人のような格好で走る私は、大罪をなすりつけられたけど、どうにかして脱獄でき、まさに逃亡中の人間になった気持ちを味わっていました。そんな時、道のど真ん中にあるものが落ちていました。

サンバイザーです。

日差しも強くなってきた今日この頃、ウォーキングやジョギングされる方は必需品ですよね。でも、びっくりしました。行きで見たのは一つでしたが、何と帰りには３つに増えていたんです。それも綺麗に。

３つに連なっているサンバイザーを見て、自転車から落ちたんだろうなとか、カラスが落としたのかなとか考えていましたが、ふと、このサンバイザーに隠された秘密があったら面白いなと思いました。

①「３つを連ね、夕日が傾くとき、それを掲げろ」なんて書かれた看板があって、いざその通りにすると、道が２つに割れて、誰も知らなかった地下への入り口が出てくる

②サンバイザーの中には解読不能な古代の文字が印されていて、３つのみならず、この世のサンバイザーを全て集めると何かの謎が解明する

③落ちているサンバイザーは、実は自分以外の誰にも見えていなくて、日に日にどんどん増殖していって、最後には一つの大きな塊になって自分の家をつぶしに来る。

とか考えていましたが、別にサンバイザーにそこまでの力はないよな、と思って帰路につきました。

明日は１０個ぐらいになってないかな。