リゾートバイト体験記〜嫌われ者の経営者〜


私はこれまで、好かれている長というものをあまり見たことがない。

バイト先の店長と然り、部活の部長然り。

利益を上げたり、目標を達成するために、トップダウンで指示を通す組織体制だと、従業員や部員の不満も溜まる。でもそれはある程度仕方がない。


今回の女将とその息子の社長も例もれず、嫌われていた。
田舎にある高級旅館。経営は潤っている訳では無い。従業員は、50~60代の、噂話が大好きな気が強めのBBA。
不満や愚痴をこぼすのはその人の心の持ちよう次第と言われるが、今回はちょっと違う。経営者の非が大きい。

社長の人使いが荒すぎる。
体力がないBBAたちに、部屋掃除を短い制限時間でやらせる。自分の母親(女将)と同じくらいの歳のBBAたちを、こき使う。もっと他に業務割り当て等やりようはあるだろう。あと、仲居さんを35日連続休み無しで働かせたこともあるらしい。(法律違反) そのくせ、自分はデスクワークが主で、でっぷりと肥えている。

そんな社長は、従業員から「あのデブ」「デブ社長」「ドケチ野郎」等と呼ばれていた。(みなさん口が達者だった)


私は、第1印象は人当たりが良いふくよかな社長だったが、↑の話を聞いて、いたいけなBBAの労働を搾取するデブという真逆の認識に変化した。

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