見出し画像

6月16日(浜松ストリップ)

たばこをほぼ禁じているため友だちにもう使わなくなったいいデザインのライターをあげたり、GETしたステッカーをスマホに挟むなど。人に物をあげたり、人が作った物を手に入れられることはうれしい。

濃い、旅であった。4月の熱海、伊豆もたいへんよかったが今日の旅も人生のハイライトでしょう。

人生の点と点が繋がる時、伏線回収する瞬間、なんらかの上位存在(たとえば神や宇宙)からのギフトなのでは?と思うような日 そういった時間が今年の春ごろからとても増えているって気づいた。
人生、もしかしてドラマか。そう思わされるほどの強いステージを、連日たくさん噛み締めました。

とりあえず肉体も脳も疲れてしまって、文をまとめられる気はしないけれど、未消化のままねむりたくはない…1日を終わらせたらあしたの自分は今日と違うような感覚 むかしからある みんなもあるかな


今日同じ時空を過ごした人たちの中でも、おそらく僕が一番時間を余らせている人間なのではなかろうか…、
明日は寂しくなりながら西へと車を走らせるのみなので、健康のために早く眠りたくはあるが すっきりするまで文字を打ち込んでみる。

今日は想定していたよりもたくさんの人とお話ができて、居心地よくて、最終的に親戚の家のような朗らかさがあり(一番いい状態 実際の親戚の集まりは、いい状態じゃないことが多いけれど) 人の優しさとか人生のドラマをたくさん知れた日でした。
いろんなシュミがあったり、一見変なひとでも、家庭があったり、仕事があったり、学校があったり、なにもなくても、それぞれが人生をやっていて、みんなすごいなあと思う一日であった。いつでもこう思えればいいのに。人生の先輩、全員すげえ〜 いや、年下でも、人生をやっているひとは、みんなすごくてえらい。

Twitterで素晴らしい感想が流れてきたり、様々な物議に共感できるコメントをしている人を見つけたとき それと対比して自身の言語化能力の低さが悔やまれる。自分から出てくる思考は拙く、言葉は陳腐なものばかりで 素敵な詩や文を書く人に憧れる。もっと本を読みたいな♪
引きこもって掲示板読むんじゃなくて、図書室の本を端から端まで読んでいればよかったのに。とか、過去のこと考えるのはなるべくやめるようにしようね。

鴨江ヴンダーカンマーにて。「珍奇!怪奇!見世物ストリップ」に行きました。

とにかく鴨江ヴンダーカンマーへ行ってくれ、栗鳥巣さん、タイガー愛子さん、若林美保さんのステージを観てくれと強く訴えたい。
演者さんたちが何をするか明言されていない以上は、こちらから内容について多くは触れませんが 忘れたくないステージだった。
お三方とも、またいつかステージを拝見したい。三者三様、お人柄も含めて、ほんとうにいい人たちだったな〜〜〜、お会いできて、言葉を交わせて、たいへん光栄であった。

栗鳥巣さん、前々から友人に勧められお噂は予々だったので、どんなステージをされるのか想像しながら今日を待っていた。先日たまたま気になって観た20年以上前の映画(まったく有名ではない)で名前を見つけたりもあって、ずっと薄っすらと期待感を抱えながら過ごしていた。
登場の瞬間から、あーーこれ僕が好きなやつだ…と思い、ゾクゾクした。あんなステージがあるなんて。
Twitter上の栗鳥巣さんや、紹介されている記事でしか知らなかったので、僕は今日観たステージがはじめてだけれど 人生観とか 何を大切にして生きているかだとか そういったものが滲み出ているような踊りで、ここに立って生きているんだ っていう感覚が強くわかった。
強く感動したときいつもこれしか言えないんだけど、生命を感じるきもち。僕は生命を感じたくて、人生を歩きたくて、自分を大切にしたくてストリップに通ってるのかな。

やや突貫的に作られたあの場限定の特別会場、照明とか 席とか 音響は もちろんストリップ劇場とはすべて劣るのだけれど 三人とも、あの場だからこそできるステージをされていたと思う。
鴨ヴンにしかない品や場を活かされていて、とても面白かった。音飛びのトラブルも、最初は演出かと思わされちゃった。すでに歌詞を何度も頭でリフレインしています、やはり知っている音楽でもまた違う聴き方が生まれる。
タイガー愛子さんのタトゥー見てたらやっぱタトゥー入れたくなる。
タトゥー入れたいを行き道で聞いてたので、余計に入れたい。
愛子さん、わかみほさんの技術や演出にも本当感動した…。会場全体がバイブス上がっていく感じたまらんかった。


最近ストリップで、好きな音楽がピンポイントで流れることが多くてうれしい気持ち。ドラマチックな気持ちになります。やはり音楽、力。

今日という時間は今日だけだし、今日の体験は僕自身が大切に噛み締めてやがて思い出になるのだろう、けど、もっと早く出会ってたかったなー!とか18歳の頃からストリップ見てたらなー!とか、考えても仕方ない 存在しない過去の自分のことを思ってはすこし嘆いてしまう。

ストリップの、その場限りで、観れてよかったー生きててよかったーを知らないひとと共感し合えるあの空気感が、僕には助かります。ステージが終わってからも、すっとん亭という一見謎の空間で、みんなで余韻に浸りながらだらりだらりとお話をする時間がとても幸せでした。人生…それぞれの人生……人生………、
ぜんぜん一日あそんだだけでめっちゃ疲れて眠いのに、ぜんぜん年上の館長とか演者さんは本当にタフですごいなの気持ち…、
あんなふうに歳を重ねた大人になりたい、なるのだろうか…。
いつかはいつかじゃなくて自分から掴みにいかないとなって、すごく思った。
お友だちも明日は大学で、ほんとうにみんなえらい…おれは…、ステージからたくさんのことを貰っているので、貰ったものを直接返すことはできないけれど、人生やらなきゃなあって真面目に思う。
精神がおかしかったり現実から逃避したいとき、今までたくさん無駄なものを増やしたり無益な娯楽に時間を費やしたりしてましたが 今見ている時間もお金も、きっと無駄ではない。無駄にはしない。逃げるな、逃げるな、人生から逃げるな、、、

ここ最近のデカい鬱はとりあえずどっかへ旅立ちました、さよなら。僕は生きていることが嬉しいです。

帰り道で見つけた建物。
昨日お会いできなかった子と同じ名前。
書いてきたお手紙があったけど、昨日直接本人にはお渡しできなかった。別の踊り子さんが預かって下さって、お届けしてもらえたみたい。
夜、今週はお休みになると劇場からお知らせがあった。
コロナやインフルではないみたいだけど、本当に心配だ。FFにいるファンたちも、同じ気持ちで回復を祈るツイートをしている。祈ることしかできない、不安だ…。祈る。

最近踊り子という生き方についてよく考える。身一つでやる仕事の大変さ。想像以上に、はるかに、いろんなことが、きっと大変だ
たくさん劇場で会えることはうれしいけれど、連投などを見ると勝手に心配してしまう。みんな健やかでありますように…。会えないことよりも何よりも、大好きな方が心身を崩されていることがオタクは一番つらい。
全員健やかであってほしい。祈る。眠る。今日という日があってよかった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?