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フォーマルのドレス

スカイブルーのエンパイア、
黒のマーメイド、
シャンパングレーのタイト、
コバルトブルーにスパンコールぎらぎらのミニ、
アイスグリーンの御所解柄の振袖…と来て、

36歳、まさかのピンクのAラインデビューである。


落ち着いた色を散々試着した結果、
あ、もう華やかな色を着ないと顔がくすむんだわ。と気がついた。

30代後半でピンクは痛いかな?と思ったけど違うのだ。
暗い色のフリフリの形より、明るい色の落ち着いた形状が最適解だった。

黄色や赤も素敵だったが、
原色ドレスで目立って参列する程の間柄でもないので、ピンクで落ち着いた。




正直、バッグの方が高い。
靴も同じぐらい高い。
桁が違う。

そんでもって、母が譲ってくれたパールのイヤリングとネックレスのセットがきっと1番高い。さらに桁が違う。

どシンプルでどフォーマルだけど、
ピンクにはよく似合っているので、それを着けて行こうと思う。

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