プレゼント、一緒に選ぶ?サプライズでもらう?
最近2回聞かれたので考えました。
1回めは例のBさんに(プロポーズの話はそのうち書きます、まとまらんw)。
『誕生日プレゼント一緒に選ぶか。』と言われて、嬉しかったので
「ふふふ~♪ 一緒に選べるの嬉しいな~」と言ったら
『えっ、お前プレゼントって一緒に選ぶの嬉しい?女の子ってサプライズっつーか、箱でもらうの好きな子の方が多くない?』と。
2回目は職場の後輩。
付き合いたて・ラッブラブな彼氏が
クリスマスプレゼントに何をくれるのか、を楽しみにしていたので、
「一緒に選びにいくの?」と聞いたらビックリされて、
「えっ?のべさん、箱を開ける瞬間が楽しみじゃないですか?!」と。
そらそうですな。
何ででしょうね?
ここまでの文脈で、私は「プレゼント一緒に選ぶ派」になってるんですが、
実は私も、突然もらうのも好きです。
何で私、自分で「一緒に選ぶ派」みたいな発言したんかしら???
たぶんなんですが、私、男女のプレゼントにいい思い出がないんです。
今まで男性に頂いた物で一番嬉しかったのは、
取引先の男性が義理チョコのお返しと転勤をねぎらって贈って下さった、
紅茶とお菓子。彼氏じゃない、っていう。
一方「彼氏」ってなると若い頃は期待してましたよね。
彼氏いなかった時代なんてもう、ひたすら憧れを募らせてたし。
トホホな思い出は、
初めての彼氏がメンヘラ爆発させて私との連絡を放置して沖縄のどっか島へ行ってしまい、1か月して帰ってきた時にくれた、なんか手作りのドングリのペンダント。
作った人には大変申し訳ないのですが、
放置されたことに怒って別れたのでそのまま廃棄してしまったのでした。
…ドングリ…社会人で…。ペンダントに罪はありません御免なさい。
2番目の彼氏はお金を持ってなくて、おねだりとかできた事ありません。
そもそも、私は誕生日(11月※)・クリスマス・ホワイトデーなど冬場が全て”お付き合い”の鬼門。
彼氏がそばにいないこと多し。彼氏がそもそもいないことも多し。
一番最後の彼氏は仕事で海外出張の多い商社マンのはしくれだったので、
誕生日もクリスマスも海の向こうでした。
しかも本人が物欲なくって、モノでプレゼントとかあんまりしたくない人だった様子。わかんないけど。突然フラれたから。
私との年越し旅行に寝坊で大遅刻したから
「怒んないから、誕プレとサンタさんに来てほしいな♪」と言ってみたところ、何か知らんけど欲しいもの言う前にフラれました。恐怖。
プレゼントおねだりのせいだけじゃないと思うけど、それか?と思うぐらいのタイミングで急にフラれて意味わかんないんですよね。トラウマ。
そんなわけで、34歳まで生きてきて、ジュエリーどころか、まともなプレゼントを「彼氏」の男性から頂いたことがないです。
(つまり『モノ』は、ほぼもらったことがないです、親とか親戚は除く)
プレゼントの箱や包みをワクワクしながら開けてみたい。
彼氏からのサプライズプレゼント、もしくは誕生日やクリスマスなど予定調和でも良い。その願望は今もかろうじて持ってます。
友人がもらってた真っ白のロングコート羨ましかった、
可愛いミニバッグも羨ましいし、お誕生日ディナーも羨ましいし、
インスタにあがってくるティファニーブルーの箱も羨ましい。
だがしかし。
20歳の時にドングリのペンダントを捨てて以来、
まず「私の欲しいものを当ててね☆」の願望は捨てた。
お金のない彼氏に「プレゼントはあげられないけど一緒に過ごそう」と牽制されるのも経験した。
32歳で手ごろそうな「欲しいもの」をきちんと言おうとしたらフラれた。
その結果もう、自分が『プレゼントをもらう』ということに1mmも期待をしない私が出来上がったわけですね(笑)
どうも私の好きになる男は、一般的な物欲に疎そうだ…と。
ここまで読んで頂くと、
冒頭の『誕生日プレゼント一緒に選ぶか。』を言われた時点でもう私が嬉しいの伝わりますかね?
Bさんの方は「え?一緒に選ぶって嬉しいの?」と驚いてて誕プレは通常運転みたいな顔してましたが、
まず私の方は『誕生日プレゼント』って言われたことが既にサプライズなんですね。
しかも彼氏じゃないしねこの人wwwくれるんだ、みたいな。
一応、友達婚の検討期間中ではあるけど、現時点セフレだからねwww
そもそも驚くところがお互いズレていた、というわけなのです。
ま、買ってもらうまで何に驚いてたんか内緒ですけどね、向こうから勝手にハードル下げられるのは嫌だから。
=====
で、こっから先の話はBさんに言われた方じゃなくて後輩に言われた
「箱を開ける瞬間が楽しみじゃないですか?!」
に対する方の考察なんですが。
プレゼント、もらうのも嬉しいけど実はあげるのも好きです。
そんなんで30歳も越えてくると、目が肥えるんですね。(価格ではなく。)
自分が女性にあげているプレゼントが相手にヒットする確率や、
女性にもらうプレゼントのクォリティ、年々高くなってるんですよねぇ。
男女で分けては失礼ですが、私の身の回りの男性では、友達でも仕事関連でも、女性のプレゼントのクオリティを超えてくる人は中々いない。
今のところの元カレ基準で男性に期待してないから、
しょーもないモンもらって素直に喜べなかったらどうしよう、という不安が大きいんです。
(「初めて彼氏に貰ったプレゼントがドングリ」の呪いがひどいw)
いや、もしかしたら期待の裏返しってことですかね?友達がもらってるコートやバッグやジュエリーを、私ももらって当然って思ってるってことか…。
まあ、その”私の基準での当然”を1個人に期待できないジレンマで、
もう自分で選んだものをプレゼントしてもらう方が安心だなー。という気持ちでいる、
だから「サプライズ < 一緒に選ぶ」になるんです。
(一生懸命選んでくれたら嬉しいのは嬉しいんですよ!!誤解なきよう)
うっかり微妙そうな顔をしてしまったら失礼じゃないですか。
だったら彼氏には欲しいものをある程度おねだりしてしまった方が親切じゃないですか?
例えば私はいっつもゴールド系のアクセサリーしてるんで、
急にシルバーもらうと合わせにくくて困るんですが、
そういうことはサプライズを期待した場合は文句として言っちゃダメだと思ってるんです(若い頃は期待してましたがw)。
文句言うぐらいなら、「私のこと好きなら当然」ごっこはせず、ちゃんと口に出して言った方がいいと思っています。
特にこれから長く一緒に過ごす彼…という想定があるなら、
一緒に選ぶうちに趣味嗜好を覚えて下さって、いつかサプライズでどんぴしゃ欲しいものくれる日が来たらラッキーです。
ところで贈り物上手な人ってどんな人でしょう。
女の子同士の誕生日プレゼントはもちろん、
頑張った後輩・部下へのプチギフト、上司や同僚への義理チョコ、
職場でのちょっとした贈答品(昔よりグッと機会は減ったけど)や、
少し目上の方にお呼ばれした時のお持たせ等々、
日ごろからアンテナを張って、こういうものが喜ばれるのでは。
こういうものは口に合わないかも…等のリサーチができている人だと思います。
そして私はプレゼントをあげる相手にはそれ、めっちゃ努力しています。
再掲になりますが、冒頭に近い辺りで書いた
今まで男性に頂いた物で一番嬉しかったのは、
取引先の男性が義理チョコのお返しと転勤をねぎらって贈って下さった、
紅茶とお菓子。という下り。
これは貰ったものそのものより、そのお気持ちが非常に嬉しかったんですね。「チョコのお返しまだだったから」なんて言いながら「転勤をねぎらう」の気持ちを乗っけてくれてるのが伝わる、お菓子パンパンの袋詰め。
実はもらったもの自体は特別なものではありません(仕事相手だしね)。
でも頂いたことが非常に嬉しくって印象に残っています。
知り合いの全然いない不安な気持ちに「応援してるぞ」という気持ちで寄り添ってくださったというか。
歴代彼氏、それを超えた人、おらず!(笑)
自分のリサーチ力が高すぎて、そもそも期待を超えてくれるのは、
くれる期待をしてない相手だけ、というジレンマ(笑)
ほんと、贈り物上手な男性には失礼な「男女くくり」で申し訳ないですが、
私の身の回りには、なかなか女性のリサーチ力やセンスを超えられる男性はいないです。
「えーー!嘘ナニコレ嬉しい~!ありがとう~!」ってものをくれるのは圧倒的に女性(私の場合)。
港区の夜景を誕生日にプレゼントしてくださったのすら、女性上司でしたw
「プレゼントをもらう自分」という願望が概ね希薄になっており、
「男性のセンスを(ごめんなさい)期待していない」となると、
元々どんなにサプライズ好き派でも『一緒に選ぶ派』になるってもんです。
そもそもレストランとかでのサプライズ好きじゃないですしね。フラッシュモブとか電光掲示板とか絶対やめて欲しい。
ま、彼氏できたての若い後輩女子には言いませんけどね。水差しちゃうし。
年末、欲しいプレゼントもらってほくほくして出勤してきますように…。
頼むわよ彼氏くん!
その前に私は、Bさんとほくほく誕プレ選びに行ってきます(笑)
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