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【矢上祭の御礼】~大学学祭で本格紅茶を提供する意義について~

無事矢上祭が終了いたしました!

先日上記ノートで投稿した、慶應義塾大学矢上キャンパスでの学園祭「矢上祭」でのティーサロン出店が無事終了いたしました。

矢上祭実行委員会様のご尽力や、皆様の応援のおかげで、二日間で約800杯もの紅茶を提供することができました。
ご来場してくださった皆様につきましては、Tea Salon LLRまで、足を運んでいただき大変ありがとうございました。

お陰様で(特に二日目は)大盛況で、行列ができ、満席となってしまうタイミングや、提供までに時間がかかってしまうこともございました。至らない点も多くあったかと思いますが、何卒ご寛容いただけますと幸いです。

そもそもなぜ学園祭で紅茶を提供するのか?

以降は、私個人の原点への立ち返りという意味も含めながら、学園祭でのティーサロン出店の目標・意義について皆様にお伝えできればと思います。

LLRの三つ目の活動軸「OUTER-college」

以前当アカウントの初投稿にて、紅茶サークルLe Lien Rougeの三つの活動軸についてご紹介いたしました。

1. INNER-college :紅茶を通じて大学生活を豊かに
2. INTER-college:大学間交流
3. OUTER-college:世の中に紅茶文化を届ける

学園祭でのティーサロン運営は、その中でも、三つ目の軸「 OUTER-college:世の中に紅茶文化を届ける」に該当します。
学園祭において、私たちが茶葉から紅茶をいれ、提供することは、足を運んでくださった皆様に、微力ながら紅茶の奥深さと可能性に触れていただくことに貢献できると信じています。

そして、中でも「矢上祭」は、大学生にとどまらず、幅広い世代の方に紅茶を届ける貴重な機会であると改めて今年度の運営を通じて感じました。

矢上祭独自の特徴とは?

弊サークルは二つの慶應義塾大学の学園祭に出展しております。一つ目が今記事のテーマである、理工学部のキャンパスを用いた「矢上祭」であり、もう一つが文系学科が多く入る三田キャンパスでの「三田祭」です。

①立地ゆえの来場者層
港区のビル街の中にある三田キャンパスとは異なり、神奈川県日吉にある矢上キャンパスの周りは住宅街としても機能しています。それゆえ、周辺にお住みの、老若男女を問わず多様なお客様がお越しくださいます。ご年配の方や親子で来場くださるお客様は、三田に比べて明らかに多く、より幅広い世代層の方に紅茶の魅力を伝えられるかけがえの無い場であると考えています。

教室後ろに設置した感想コーナー
二日間で本当に多くのお客様が感想を書いてくださいました
下の方には、子供の字で「初めて飲んだ紅茶美味しかった」というコメントもあり、矢上祭という場の貴重さを再認識するきっかけとなりました。

②九月開催故のアイスティー
11月下旬開催の三田祭とは異なり、矢上祭は9月開催でまだ暑さが残るため、全てアイスティーでの提供としています。アイスティーは、ホットの紅茶とはまた違った魅力を発信する機会となります。その上、プラスチックカップでの提供となるため、紅茶の水色を視覚で楽しめるという利点もあります。

大人気で二日目に早々売り切れとなってしまったソルベブルー
視覚的に楽しみやすいというアイスティーの特徴を最大限活かそうとした商品選定だった

しかし、アイスティーでの提供となると、濃さの調整や温度管理など、ホットティーの提供よりも難易度が増します。(ホットティーを適切にいれることが前提となる。)
そこで、日本紅茶協会様に助力をお願いし、シニアティーインストラクターの方をお呼びして「アイスティー講座」を開いていただきました。そのお陰で、より美味しいアイスティーを作るポイントを調理過程に取り入れることができました。この場を借りて、改めてお礼申し上げます。

アイスティー講座の様子

終わりに

改めて、矢上祭でのティーサロン運営に関わっていただいた皆様や、矢上祭を運営してくださった実行委員会の皆様、そして当日ご来場くださった皆様にお礼申し上げます。
今年は、10/5~6の「日吉地区センター文化祭」と11月の「三田祭」にも出店いたしますので、そちらにもどうぞお越しください。皆様のご来場をお待ちしております。

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