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我が宿の 簾動かし 秋の風吹く🍁

君待つと  (きみまつと)

我が恋ひ居れば (あがこひをれば)

我が宿の  (わがやどの)

簾動かし  (すだれうごかし)

秋の風吹く  (あきかぜのふく)

作者:額田王 (万葉集 第4巻 488番歌)

【解釈】
あなたを待って
恋しい想いに焦がれていると
私の部屋のすだれが
秋風に吹かれて
揺れている


すだれが揺れる
その様に
そこはかとなく
揺れる
想いが
重なります。

すだれが揺れる
その度に
あなたが来たのかと
そわそわと
ときめくこころ。

なんてたおやかな
31文字。

日本語は美しい。
日本人に生まれた幸せを今朝もかみしめております。

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