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付属品・セットは、もっと自由に使えばいい!

先日お客様宅のキッチンで、シンク側最上段の引き出しの整理収納作業を行いました。ここは一番使いやすい、いわゆる「ゴールデンゾーン」。菜箸やおたま、ピーラーなどのキッチンツール類を入れているおうちが多いんじゃないかな?

このお客様宅のシステムキッチンの引き出しには、元からツール用の仕切りが付属していて、入居された頃からお使いでしたが、これがなんとも使いにくい!多くの方が目にしたことがあるであろう、仕切りの壁ばかりが空間を占領していて、肝心のツール類が大して入らないアレ。

こういうものを目にする度に、私は心の中でブツブツ文句垂れてます。

なんでこんな形に作っちゃうかな?
生産側の都合としか思えない!
 運搬したり保管する時に重ねやすいとか?
ホントの理由は何?
って商品設計した方に聞きたい。

そこまで無理してオマケを付けてくれるくらいなら、むしろ要らない。私はね。引き出しの中身は空っぽでいい!と思っちゃう。


たいていの人は「付属品」を疑うことなく使い続けてますが、「付属品」だからって無理して使わなくてもいいんです。 使いにくいと思ったらバラして外しちゃえばいいんです。そして、自分に合う仕切りを入れ込めば、驚くほど使いやすくなる。最近は100均グッズをうまく組み合わせるだけで十分快適になるのでオススメ。


世の中、そういう付属品とかセットって意外と多い気がしてます。

同じキッチン関連でいうと「おろし器・スライサーのセット」とか。セットの中には使わない部品もあったり、ケースも違う入れ物の方がコンパクトに収まったり。

使い方・しまい方は「使う人の自由」。付属品だからってまとめないで、自分が使いやすいようにバラバラにして、しまいやすいようにしまえばいい。

「バラして使う」でいうとカップ&ソーサーもそう。カップとソーサーを別々に使うことで、ソーサーだけでケーキ皿にしたり食事の時の取り皿にしたり。

たまたまセットで買っただけ。使い方は自由!
いつものセット使いだけじゃつまらないし、別々に使うことで出番が増えたり、使い方の工夫のしがいもあります。


ちょっと視点を変えると、家事をよりラクに快適にしたり、食事時間をもっと楽しむことができると思うんです。
固定概念に縛られることなく、柔軟に。

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