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能動的に暮らす人がいる街は、面白い

ここ最近、地方に呼んでいただいて伺うことがとっても多い

オフィスキャンプのこと、
ローカルブランディングのこと
地方に住むクリエイターのこと
そんなことを、お伝えしたり、場合によっては一緒に仕事したり

たくさんの街をみて思うことは
能動的に暮らす人がいる街は面白いということ

働くが先にこないことがポイントで
「こういう風に暮らしたい」と能動的に暮らしを進めていくと、まずは、
暮らす部屋、暮らす家、
その先には暮らすエリア、暮らす街と
徐々に「こう暮らしたい」が染み出していく

だから、街の魅力に筋が通っている
そんな魅力が伝播して、引き寄せられた人が住み、暮らし、働いていく
それぞれの暮らしが、その先にある仕事が
街の魅力そのものなのだ

逆説的に
仕事のために暮らす人が多い街は
どこもよく似ている

目指す価値が一つしかないからだと思う

良い悪いでは語れないが
自分はというと、前者の街に、どうしても惹かれてしまう

つまり
自分的に面白い街は、良き生活者が生み出しているのだ

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一般社団法人を立ち上げてみて

ローカルコワークアソシエーション(LCWA)という一般社団法人を、良き生活者仲間と三人で立ちあげた

ローカルコワークとは
良き生活者が、暮らしを磨く際に
必ずやっていると思われる仕事の在りようで、それを名付けてみた感じだ

コワークは、「一緒に働く」の意で
ローカルエリアで、自分の暮らしに必要なモノなりコトなりを生み出そうとすると、どうしても「コワーク」が必要となってくるのだ

その土地で魅力的なモノづくりをしている人たちと、良き生活者が繋がることで、新たな価値が生まれる

言うなれば、価値の再定義こそが
ローカルコワークの本質なのだ

そんな
価値の再定義の輪を広げるために
手段として「コワーキングスペース」が適当だ

なので
地方にコワーキングスペースがたくさん生まれていくように「コワーキングスクールキャンプ」というスクール事業も進めている

ごきげんな仲間と、暮らし、働き、生きていく街をつくるエンジンとして「コワーキングスペース」が機能することを、オフィスキャンプ東吉野という場所をつくり、4年間運営してみた自分は、誰よりもわかっていると思う

そして
そんなごきげんな街が、もっと増えてほしくて、LCWAの活動を始めたのだ

お互いにタフな本業を抱えた者同士で立ち上げたものだから、タスクは山積みだが、時間も、手も足りない

だから、全国各地にいる、良き生活者のみなさまのご協力無しには、活動は続けられない

「自分のことかも」

と、ピンときた方はご心配なきよう
その通りですw

「住みたい場所に住み、働きたい場所で働く」
そんな未来を引き寄せるべく
我々LCWAが始めた活動に、ぜひみなさんも巻き込まれてください

text:坂本 大祐

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