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23秋冬新作 RE/DENIM ⑦

今回がRE/DENIMについての最後のnoteになります。

これまでに、
・このデニムを企画した理由
・理想のクライミング
・なぜ「RE」なのか
・生地やパターン・デニムを成す各資材

を長々と書かせていただきましたが、
正直なところ、能書きや理屈よりも、手にとっていただき脚を通してもらえるファーストインプレッションも同じくらい必要だと考えています。

最後に紹介するのは「フラッシャー」です。
フラッシャーとは、ジーンズの後ポケットに取り付けられている印刷物のペーパーで、その起源は「商品の品質を保証するもの」でしたが、現代では装飾となっています。

私はただの装飾品は要らないと考えているため、
当初はこのフラッシャーは付けないプランでした。
ただ、先に書いたようにアイキャッチも必要だし、、、と悩んでいました。

そんな折、お客様から届いた修理依頼品を手に取っていると
「修理用の生地を商品に付属させた方がアフターケアにも繋がるな」
と気付きました。

※重衣料では内ポケットなどに入っていることが多いですが、クライミングウェアでは一般的ではないように思います

よし、であれば
紙ではなく生地をフラッシャーの素材にすれば、リペア時にも使え、永く履くというコンセプトに適っている。
という結論に至り、出来上がったフラッシャーがこちらです。

本体に使用しているorganic cotton 12.5ozデニムにグラフィックをONしたフラッシャーです。

今回グラフィックをお願いしたのはグラフィックデザイナーの須川恵理奈氏。
アートワークの素晴らしさは私が語るのもおこがましいので割愛いたしますが、
氏はクライアントの求めているものを解釈・編集・アウトプットする事に秀でているので、以前からco_laboさせていただきたいと考えていました。
いざ打ち合わせをすれば、共通の知人が多数いたり、お互い服オタでもあったので、仕事の話は過不足無くあっという間に完了。

後日何度か修正を重ね、RE/DENIMのフラッシャーが出来上がりました。

"クライマーの守護神をイメージしてグラフィックに落とし込みました。誰よりも近い場所から全てのトライを見届ける、応援する特別な存在を意味しています"
(須川氏談)


御守りのようなフラッシャー。
購入された方は、フラッシャーは外してポケットに入れっぱなしにするのもありですね。


このnoteを含めて合計7回にわたり
RE/ DENIMについて紹介させていただきました。

今月より全国を巡業する展示会で、是非チェックして下さい。

最後に、LOBSTER創設期から着用していただいてるクライマーによる瑞牆でのテストライド時のスナップをお届けします。

こんな風に、RE/ DENIMでクライミングを楽しんで欲しいと思います。

Special tkanks
model / @ryutarokokubun
photo / @shunhoshiyama












最後に、、、

実はこのRE/DENIM

ALL BLACKもあります


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