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年10回・平均150人が集まるPMイベントを1人で回す企画集客ノウハウ。初級編。

はじめまして、株式会社エルボーズで採用の責任者をさせてもらってる椿原 ばっきーです。

このnoteは、弊社のアドベントカレンダー企画の2日目の記事でございます。

弊社は、企業の新規事業開発支援をメイン事業としているのですが、PMの人数がお受けできるプロジェジクト数に直結するため、PMの方々との接点を増やせるよう、毎月イベント開催をしておりまして、今回はその話です。


はじめに

そして、Findyさんの↓のnoteへ最大限のリスペクトを送りながら書いています。見ての通り、タイトルもオマージュ?です。

めちゃくちゃ参考にさせていただいてますが、Findyさんの域にいくのはまだまだ遠いです。↑のnoteを読んでみていただきたいですが、すごすぎぃぃぃぃいいいいい!!!

で、本題。このnote、対象読者としては、これから採用目的でオンラインイベント始めたいんだよね〜って採用担当の方むけかなと思います。企画〜集客〜当日の司会くらいまで一人でやらないといけない方。

社会はオフライン回帰してはいますが、何かの背景があって「オンラインイベントをやっていきたいけど、いきなりFindyさんみたいな体制までつくるのは…」って方の参考になればと。だから初級編?ですね。

ネットの海の集合知に助けられたので、お返しになればという気持ちで書きます。



イベント開催実績と体制

2022年12月に始めて1年間で10回の開催。参加者数の波はありますが、平均すると150名参加くらい。

こちらconnpassの開催実績

途中から共催イベントが中心になっていき、コラボさせていただいた企業は、Shippio・Notion・IVRy・10X・ROUTE06・カミナシ・Relic。皆様ありがとうございました。

初めの頃は企画〜集客〜当日の運営まで私がまるっと一人でやってましたが、今はほぼ他のメンバーが1人で運用してくれているので、属人化しない型を一定作れたかなと思っています。



企画運営のノウハウ

全部書き出すとキリがないので、

  1. テーマやゲストの探し方

  2. おすすめの構成

  3. 集客でやってること

の3つの話題に関して書いてみたいと思います。



ノウハウ①:テーマやゲストの探し方

この2つ、別に書こうかと思ったんですが、私の場合は、両方一緒だったんでまとめて書きます。

あくまで自社の目的が前提となって、ある程度テーマは絞られるわけですが、テーマや、他社と共催にしたい場合は登壇してくださるゲスト探しは常にアンテナは張っていて、

  • connpassのイベント開催予定を定期巡回

  • 特定職種向けカンファレンスの登壇者や登壇テーマをチェック

  • X(旧Twitter)で気になるプロダクト組織やHRの方をフォロー

  • Spotifyのスタートアップ界隈のポッドキャストをフォロー

ということはやってました。

テーマ探しで言えば、他職種向けにやってるイベントでも「これをPM向けにやるとしたら?」「同じような課題はPMではないか?」など考えてみる。

ゲスト探しで言えば、connpassやカンファレンスは、どの企業がどんな話題を推してるか?までわかります。そこから登壇者の方をXで探したり、ポッドキャスト探したりとかよくします。

共催やゲスト登壇の相談は、基本的にXのDMから丁寧にご連絡ですが、今のところお断りされたことはありません。ありがたいですね。

いつかやりたいテーマリストや、いつかご一緒したい企業リストなどを更新し続けるのもおすすめです。



ノウハウ②:おすすめの構成

イベント慣れをしてない方であれば、大テーマを1つ設定し、最大90分として、↓のような構成が、私はおすすめです。理由は後述します。


  1. オープニング(10分)

    1. 司会の自己紹介

    2. 運営上の諸注意?案内?

    3. 本日の流れ

    4. イベントの趣旨、テーマや登壇者の紹介

  2. プレゼン?LT?(10分×2〜3名)

    1. 1人目

    2. 2人目

    3. 3人目

  3. 質問回答+ディスカッション(30分)

    1. 参加申し込み時にもらった質問

    2. リアルタイムにもらった質問

  4. クロージング(10分)

    1. ゲストと自社から告知タイム

    2. 運営上の諸案内?

    3. 締めの挨拶


それでは、この構成がおすすめな理由を大きく2つ書いていきます。


プレゼン+質問解答はアドリブが減らせる。

初級編とした場合、高いトークスキルを求められるアドリブをどれだけ無くせるか?にかかっていると思います。

プレゼンの部分はまぁそれぞれやっていただくから良いとして、重要なのは質問解答とディスカッションですね。

イベントだからこその話が聞ける部分ではあるのですが、ここが、「質問が出てこなかったら…」「うまく質問を回せなったら…」と、ハードル高いと思われがち。

でも、うまくやると進行役の人はその場で考えて上手いこと言わなくても大丈夫です。安心してください。

  • 参加申し込みフォームで、事前に質問を集めて整理できる。

  • プレゼン資料を事前に見せてもらって、質問したいことを書き出せる。

  • 当日も連続でプレゼンになるので、質問を書き出す余裕がある。

  • リアルタイムでもZoomのQ&A機能などを使って質問を集める。

という感じで質問を集めたり考えておいたりする選択肢があるので、これをちゃんと事前に準備して、どれから聞くか?の整理だけできれば1つずつ聞いていくだけで比較的に進めれます。

後述しますが、質問解答やディスカッションに関しては登壇者との事前打合せも大事。


バッファ残しとくのまじで大事。

前に最大90分と書いてありましたが、↑の構成だと、70〜80分になっています。残り10〜20分はバッファです。10回やった経験ですが、プレゼンの時間指定をしても時間通りに終えれる人はなかなかいません。

逆に時間に合わせようとして、プレゼンの終わりの方がバタバタバタ〜っとなるくらいなら1〜2分オーバーするとか受け止めれるバッファを取っておいた方が心穏やかにプレゼンを聞けます。

質問解答やディスカッションが予想以上に盛り上がる場合もありますし、「最大90分」のような説明をしておいて、早く終わるかも?くらいが私はおすすめ。

ちなみに全体で60分とかは、一人の登壇者ががっつりプレゼンするウェビナーとかならいいですが、複数人にプレゼンしてもらうとそもそもかつかつだったり、プレゼンが長くなったとき受け止めづらったり、質疑に解答する余裕がなくなったり、本でいう読後感?のような感覚を得づらい印象。これは個人の好みです。笑



ノウハウ②集客でやってること

大事ですよね。集客。笑

ただ、ここに関してはあんまりtips的なものはもってなくて、弊社の場合、-

  • SNSでの発信する

  • 過去の参加者へご案内する

  • 職種ごとのSlackコミュで告知させてもらう

  • テック系イベント情報をまとめているサイトで紹介をお願いする

を地道にやりました。

集客期間は基本的に4週間とって、毎週テンプレート化した投稿を発信していきます。

イベント集客に関するタスク管理ボード。

ちなみに、めっっっっちゃ地味な小技?だと、参加人数がきりのいい数を超えたら、↓の【参加◯◯超え】みたいに細かくタイトルの頭を更新してくとかやってます。

↓みたいな一覧ページで、少しでも目立てたらという悪あがき。笑

こういう地味なやつは他にもやってるんですが、地味すぎるので割愛。笑

ただ、こういう地味で細かいものの積み上げが最終的に大きな差を生むと考えています。弊社なりの凡事徹底。

connpassのデータを見てると、最後3〜4日に一気に参加者が増える傾向があるんですが、いろいろ試行錯誤した結果、途中のの地道な積み重ねが最後の急増の伸びにつながると考えています。



PMイベントの企画と集客に困ったら

全て自分たちで思考錯誤というのも結構大変なわけで、期間限定でもノウハウのある専門家の方に伴走支援してもらうのはおすすめです。

弊社は、開発PM勉強会を主催されているまいどるさんに初期の立ち上げをサポートしてもらいました。

弊社主催でイベントを始める前に、一度まいどるさんのコミュニティでイベントを共催で開催させてもらい肌感を掴み、そこからアドバイザーとして伴走してもらったという感じ。

特にテーマ設定とかは、長年やってる専門家のノウハウやサポートの力を借りるのおすすめです。気になる方はぜひ連絡してみてください。笑


まいどるさん、いつもありがとーーーー!!


さいごに

弊社のイベント、まずは1年間で10回・グループの参加人数1000人を目標にしてきたのですが、それは先日無事達成。

ここからは第二フェーズとして、また違うことをやっていきたいなと考えています。そんなタイミングで振り返りができてよかったです。

で、もし、PMイベントやりたいんだよね!って方いたら、コラボとかしましょう!!お気軽にXのDMからでもご連絡いただけたらと思います。

途中にボカシてのせた、集客の関するタスクリスト?もDMとかで個別だったらお見せしてOKです。

ちょっと長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました〜〜〜〜〜!!!

弊社では絶賛採用強化中ですので、少しでも興味を持っていただけましたらぜひwantedlyにてご連絡ください〜!


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