見出し画像

やさしい手ほどき On Elegance⑨   フランスの家庭料理、キッシュのレシピ

……前回の続きです。

今回はカレー風味のチキンキッシュのレシピをご紹介いたします。

キッシュロレーヌだと「おやつ」になってしまうわが家。
でも、このチキンキッシュだと満足感あるようで、食事としてサーブできます。
胸肉はブイヨンでゆでたらそのまま冷まします。これ、胸肉をぱさぱさにしないためのキーです!

こちらもレシピは8名分となります。
タルト皿は直径28センチ、日本のものよりきっと大きいですよね。お作りになるときは、分量は調整して下さいませ。
・パイシート(市販のもの)
・鶏の胸肉4つ、約500g
・鶏ブイヨンスープ(顆粒のでも)
・玉子4つ、
・カレー粉、大さじ1+1/2
・レーズン、70g(軽く刻む)
・クレームフレッシュ(生クリームでも)200g
・塩胡椒

胸肉は、鶏ブイヨンスープに香草や玉ねぎなどを加えたもので5~10分弱ゆでます。肉の温度次第では5分で火が通ることもあるし、あとで火を通すのですから、中身がピンクでもOKです。
火から下ろしたら、そのままの状態で室温まで冷まし、冷めたらば、3~5ミリ程度の薄切りに。

オーブンは210℃に温めます。

皆さんはご自宅のオーブンの特性をご存じですか?
うちのは、下火が弱いので、こういうベイキングをするときは、パイ皮だけで下焼きをします。もし、下火もばっちりであれば、下焼きする必要はありません。

ボウルに全卵割り入れて、フォークで混ぜます。そこにカレー粉、クリーム、レーズンを加えて混ぜ、塩胡椒。味見してみてくださいね。焼いているうちにレーズンから甘味が出ますので、この段階ではカレーのスパイシーさと塩加減のバランスを見て下さい。
パイ生地の上に、スライスした鶏の胸肉を散らし、玉子液を流し込んで、オーブンへ。30分前後で焼き上がります。
熱々を召し上がれ!

(鶏をゆでたブイヨンも保存して、何かに活用してくださいね。美味しい出汁が出てますよ)

最後はデザートで締めくくります。
乞うご期待!

著書 『フランス伯爵夫人に学ぶ美しく上質に暮らす45のルール』
『どんな日もエレガンス』
AXESのウエブマガジンにて拙宅をご紹介しております。
画像をクリックしてくださいませ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?