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麦ノ秋音楽祭2023#seeds 参加記録キャンプ篇

麦ノ秋音楽祭は埼玉県川越市のブルワリー(ビール会社)であるCOEDOビール主催の音楽フェス。東松山市にあるCOEDOビールの工場敷地内で、音楽とビールを味わいながら、さらにはキャンプも楽しめるという素晴らしい音楽イベントです。

昨年の初開催から、11月と5月の年二回開催となり今回は第3回目。
11月に参加者が植えた大麦の種を翌5月に刈り取りそれをビールにするというコンセプトで、毎年の風物詩となりそうな新しい音楽祭です。

アコースティックメインの素晴らしい音楽と、最高においしいクラフトビールを堪能して、夜も焚き火を見ながらキャンプと音楽を愉しむ。
そのままテントで眠り、翌日も音楽を堪能できる夢のような2日間でした。

今回このためにキャンプ道具を一式そろえ、すっかりキャンプマニアになってしまった私が、麦ノ秋音楽祭2023#seedsに参加した感想をつらつらと書き残していきたいと思います。

今回は音楽以外の部分を中心に、参加日記程度にゆるく記していきます。

自然豊かなロケーションで、ピクニックしながらライブが見られるピースフルな空間(ペット可)

会場であるCOEDOクラフトビール醸造所は自然豊かで広い敷地面積がありのんびりと音楽を愉しむことができました。

メイン会場となる芝生のエリアはステージ前のアリーナ部分以外はイス、レジャーシート、小型のテントもOKで、さらにはペットの連れ込みもOK。子供たちも沢山いて会場内を走り回ったり、様々な催し物コーナーや遊具で遊ぶ姿が見られました。

かなりステージに近い位置でもピクニックしながらアーティスト達の演奏を聴きながら食事やビールを味わえるというのはかなりの極楽空間。
大規模なロックフェスと違い観客の数も多くないため、ゆったりとゆるく自由に楽しめます。

数日前まで真夏日で暖冬だったにも関わらず、この2日間は突然の寒波でかなり寒かったのが唯一の難点でしたが、前日までの雨がやんだのは幸い。
次回は晴天になることを期待しつつも、それでも十分に楽しめるピースフルな空間でした。

メインのライブ会場の隣は麦畑で、入場時に配布された大麦の種をお客さんが蒔いていき、来年刈り取りをするため永続的に参加したくなるシステムというアイデアも秀逸。

さらにその隣はキャンプエリアで、今回はひろびろエリアという区画を利用しましたが、程よい広さで大きめのテントを立てても焚き火できるくらい余裕あり。テントからでも音楽が聴こえる距離感でした。

2、3人のグループでソロテントを立てたり、ワンちゃんと一緒にキャンプする家族も沢山いて、とても良い雰囲気でした。

さらに奥にいくと森の中エリアというキャンプエリアがあり、そちらには行きませんでしたがそちらはフリーサイトになっていて本格的なキャンプが楽しめそうでした。

COEDOビールが絶品

そしてビール会社が主催のイベントの為、当然作りたてのクラフトビールを樽生で味わうことができます。

もともとCOEDOビールが好きで、毎月のように通販でお取り寄せをしている私にとっては夢のようなイベントでした。

定番の『毬花』『瑠璃』といったレギュラーの6銘柄に加えて、このフェスのために製作された『音ト鳴(おととなり)』という、ホップの代わりにマカとオレンジビールなどの原料を使用したエナジードリンクのような特殊なビール(酒税法上は発泡酒)も今回のスペシャルビールとして発売されました。
ビールなのに苦味がないという一風変わった銘柄で、すっきりして飲みやすかったです。

またレギュラーの6銘柄のなかでも冷蔵輸送品である『白』『紅赤』というブランドは流通量が少なく、今回生で味わえたのは貴重な体験でした。サツマイモを使用した紅赤はさっぱりとして飲みやすく、温度変化で味の違いを楽しむ事ができ、それはもう絶品です。

普段1番好きな銘柄の『漆黒』という黒ビールが2日とも早い段階で売り切れしてしまい、油断して飲めなかったのが心残り。来年はかならず飲む!

そしてライブの合間にブルワリーツアーで工場見学させてもらい、ビールづくりについて学ぶこともできました。

社員さん達と交流することで会社の雰囲気を知ることができ、企業風土の良さを体感。
運営自体社員さんとおそらくアルバイトの大学生が中心で運営されていて、手作りなイベントながらそれも親近感が沸く要因でもあります。

フェスを通じてCOEDOのことがより好きになる、お客さんも、出演者も主催側もメリットのある三方良しなイベントといえるでしょう。

キャンプも楽しめ、夜の焚き火ライブに癒される

もうひとつの魅力はキャンプ。

このイベントへの参加をきっかけに、せっかくならキャンプを始めようと思い今年からキャンプデビューをしたほぼ初心者の私ですが、キャンプエリアの区画も程よい広さと過ごしやすさで、存分にキャンプを楽しめました。

ペットや小さいお子さん連れも多く、家族みんなで楽しめます。

夜には焚き火ライブが開催され、なんと翌日のライブに出演予定のCARAVANが登場。
しかも、ライブと同時にライブ・ペインティングパフォーマーの近藤康平氏が曲に合わせて絵を描くというスペシャルな内容に。

秋の夜、焚き火を前に珠玉の歌声とライブペインティングというチルな空間は日常を忘れさせるスペシャルな体験となりました。
CARAVANの歌が秋の夜に相応しく溶け込み、その歌声にインスピレーションを受けて近藤氏が1枚の絵を完成させるという素晴らしいパフォーマンスはまさに奇跡のコラボレーションでした。

メインのお目当てとしてはACIDMAN大木伸夫さんのソロを見に来ましたが、今回のCARAVANのライブステージも素晴らしく、一気にファンになりました。
そんなライブの模様は次回のnoteに書きたいと思います。

To be continued…


ライブ篇はこちら

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