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不動産競売

 40年生きてきて、はじめて裁判所に行きました。特に悪いことはしていないのですよ。不動産競売に参加してきました。入札した物件にはかなりの入札があり、その中で2番手の金額でした。結果的に楽しい社会科見学となりました。

 ①入札書などをもらいに行く②入札書などを直接執行官に提出する➂開札の計3回行きました。建物によっては金属探知機を通らないといけないところもありました。
 裁判所は平日の8時から17時なので、会社員は行けません。全部郵送などで済ますことも可能です。 しかし、行かないと入手できない情報もあります。

 ①の入札書などは郵送で取り寄せ可能です。管轄裁判所によってフォーマットが異なるようなので注意が必要です。今はネットで情報(3点セットと言われるものなど)が取得可能です。ただ、現場に行かないと確認できない情報(個人情報にかかわるものなど)もあり、個人的にはこれが金額を決める手掛かりになりました。

 ②の入札書などの提出は郵送も可能です。今回は初めてで不安だったこともあり、持参しました。案の定記入漏れがあったので、郵送してたら失格でした。不安な人は持っていきましょう。

 ➂は②の締め切り一週間後に売却場というところで、一斉に入札書を開封して誰が落札したかを発表します。落札者の発表は開始の1時間後でした。2番手まで落札者・入札額ともに発表されますが、これは現場に行かないと確認できません。1番手はネットで公開されますが、落札金額のみです。
 2番手は条件によって、次順位買受の申出(1番手がキャンセルになった場合の買受資格)ができますが、これも現場にいないとできません。あとは、最高値が同額であった場合も現場にいないと参加した人に決まるようです。

 なかなか勉強になりました。今後は情報の確認だけ裁判所に出向き、あとは郵送などでいいかなと個人的には思っています。意外と面白い物件が出てたりするので見てみるのも面白いと思いますよ。

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