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ヴァトー とショパン

昨日投稿した<モーツァルト音楽のように・ヴァトー >。
題名は、池上忠治先生の言葉
「ロココ絵画とは旧体制下(アンシャン・レジーム)のブルボン王朝や貴族階級が咲かせた最後の花__モーツァルトの音楽のように限りなく美しく、極度の洗練のために生命力の希薄さやその故の貴重さをさえ感じさせる花__に他ならなかった。」からいただきました。
何度読んでも素敵な文章です✨。声に出して読み上げ、うっとりします。

よし、ヴァトー作品にふさわしいモーツァルトのBGMを探してみよう!と投稿を終えたところ、
“『アイネ・クライネ・ナハトムジーク 第二楽章」はどうでしょう? ”
と甘川楓さんからコメントいただきました。
第一楽章はすぐに思い出しましたが、第二楽章は……。早速聞いてみました。
第二楽章 ロマンス・アンダンテ♪。静かな庭園にゆっくり広がる美しい旋律。なるほど🤔。上品で優雅な【フェート・ギャラント】にピッタリですね。
甘川楓さん、ありがとうございます💕
自分でも探してみようと思います!

モーツァルト…いろいろ聞いてみたのですが、なかなかピンとくる曲がありませんでした。私があまりクラシック音楽を知らないのが原因ですね。いっそのことビートルズの『エリナ・リグビー』はどうだろう?と脱線しまくり💦
もう一度ヴァトーの描いた『ピエロ』を見ていると、昔聴いたショパンのワルツを思い出しました(モーツァルトのことは忘れてください😭)。
探して聴いてみたところ、なかなか良いではないですか。いかがでしょうか?

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ショパン『ワルツ第10番 ロ短調 Op.69-2』

1829年、ショパンが19歳(⁈)のときに作曲したワルツは、若々しくも感傷的な旋律が美しいですね。ピアノが弾きたくなりました😊。少々センチメンタルが過ぎる気もしますが気に入りました。

ショパンのワルツを探しているとき、第19番イ短調もピン!っときました。

この哀愁に満ちたワルツは、ショパンが晩年に作曲した作品。三拍子に乗って繰り返される主旋律は、美しくも哀しい…。一見 優雅で華やか、この世の楽園と思える男女の戯れが、いかに儚くもろいものか…。ヴァトー の描いた『シテール島の巡礼』を鑑賞するときにはこの曲を頭の中に流すことにしましょう。

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すみません、全く自己満足の投稿になってしまいました💦
弾けもしないのにテーブルの上でエアー・ピアノを奏でながら酔いしれる夜。一人でうっとりしています。

<終わり>




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