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150th Anniversary 〜Since 1872〜

2021年の暮れに「このカレンダー使いますか?」と職場の方からいただいたのが
<東京国立博物館 150周年カレンダー>。
2022年 我が家の台所で、クッキング Time を楽しくしてくれています。
いいですねぇ、表紙の写真。この場所に立って、時空を超える浮遊感を味わうのが大好きです。

カレンダー・9月は「東京国立博物館・特別展の歴史」。

東京国立博物館2022カレンダー・9月

こちらの二枚は、昭和15(1940)年11月に開催された<正倉院御物特別展観>の様子を、当時の博物館職員・野間清六氏が描いたもの。正倉院の宝物が初めて一般公開された20日間の特別展に、なんと40万人余りの人が訪れたそうです。一日平均2万人!。
東京国立博物館から蛇行を繰り返して延びる行列は、上野公園の端、西郷清盛銅像まで続いたとか…。

カレンダーには他の特別展の写真も載っています。

左)<ツタンカーメン展>行列・昭和40(1945)年
右)<モナリザ展>昭和49(1974)年

<ツタンカーメン展>の行列は敷地内で蛇行を重ね、塀をつたって鶯谷の方に延びているようです。
そして<モナリザ展>では、もはや動物園のパンダ舎を取り囲む人々。撮影カメラマンを除けば、警備員の人が一番ゆっくり鑑賞できるのでは。。。
いえいえ、どちらも来日したこと自体が奇跡なのです。

わたくし、ほんの5年前に「西洋」「絵画」鑑賞に興味を持ったばかり。
「日本・東洋」や「彫刻・工芸品ほか」はまだまだ辿り着いていないので、実は東京国立博物館は数回しか訪れていません。

しかし ときどき覗くのは、東京国立博物館のHP・過去の特別展のページ。
2004年からの特別展は、チラシ・展示会概要に加えてアンケート結果が公開されているのです。

例えば 私が今年初めに訪れた<ポンペイ展>のアンケートがこちら。

東京国立博物館HP・<ポンペイ展>アンケートより

70日間で来場者 197,700人、アンケート回答数 390人。あら、会場でアンケートに気がついたら参加したかったです。
展示内容は素晴らしく、展示方法もなかなか面白かったので、評価は高いようですね。

そして開催概要を見ていたら、巡回展の<ポンペイ展>は 本日9月25日(日)まで宮城県美術館で開催して、10月12日からは福岡の九州国立博物館で開催されるのですね!。もし12月4日までに福岡に行くことがあったら、是非もう一度訪れたいのです。。。

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そんな東京国立博物館は、創立150年を迎えて、10月18日(火)から
特別展<国宝 東京国立博物館のすべて>を開催するようです。

約12万件という膨大な所蔵品の中から、国宝89件すべてを含む名品と、明治から令和にいたる150年の歩みを物語る関連資料を通して、東京国立博物館の全貌を紹介します。

国宝89の名品。。。
混雑必至ですが、是非是非 訪れたいものです。

<終わり>

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