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二つの <マティス展>

約1ヶ月、note から離れていました。
以前(2ヶ月前まで)のように美術本や美術の資料を広げて 気ままに記事を投稿するのは、引っ越し後の新しい生活が落ち着いてから!と決めていたから。

しかし、引っ越しから2週間経った現在も 家の中は全く落ち着いていません(涙)。いつの間にか3月を迎えたのですね。
今朝 電車の中で、フォローしている美術館のInstagramをチェックしました。
おっ!。今日からオランジェリー美術館(パリ)でアンリ・マティスの美術展が始まるのですね。

これまでほとんど焦点を当てて来なかったマティスの「1930年代」だけに注目した展覧会は5月29日まで開催。。。
あらっ?。確か今年、東京都美術館でアンリ・マティス展が予定されているはず…もしかしたらオランジェリー美術館からの巡回展かしら?
と思ったら全く違っていました。

東京都美術館で開催されるのがこちら。

<マティス展>公式HPの画面より

おーーーっ!
私が3年前にパリのポンピドゥー・センターで感動した『豪奢、静寂、逸楽』(1904年)も来日するのですね。当時は【フォーヴィスム】という言葉もよく知らなかったのですが、この作品を見て、
スーラやシニャックが真剣に追求した点描を解放したのはマティスだ!
と根拠もなく感じました(笑)。現在の私はどんな風に感じ取るのか…会えるのが楽しみです。

東京都美術館の<マティス展>は、ポンピドゥー・センターの作品を中心にアンリ・マティス1895〜1951年の画家人生を網羅する展示になるようです。展示作品数は なんと約150点!。
うわーっ、どんなストーリーで観せてくれるのでしょうか?アンリ・マティスという画家についてしっかり向き合う良い機会になりそうです。

マティス作品についてはまだよく理解できていない私。
もし美術の神様に、
「オランジェリー美術館と東京都美術館の<マティス展>。どちらか一つだけ選んでください」
と問われたら、
「今回は、東京都美術館で」
と回答させていただきます(勝手に妄想しています)。

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少しずつ note への投稿も再開したいと思っています。

<終わり>

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