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パリ滞在記

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2021年9月から約3週間滞在したパリについて書いています。帰国後 興奮冷めやらぬうちに一気に投稿しました。
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#louvre

ルーヴル美術館から学ぶ

≪ パリ滞在記・その13 ≫    〜Musée Louvre ルーヴル美術館・④ 〜 今回のパリ滞在中、2日間ルーヴル美術館にいました。 2回目の訪問時には、おにぎりと飲み物を忍ばせて「絵画部門だけでも全て回り切ろう!」と本気でした。少し離れた場所にあるアフリカ美術コーナーの入り口前のソファ、誰もいなかったのでこっそりおにぎりを食べました💦 しかし時間・体力・気力の限界により、結局思うように回れなかったことはすでに書いたとおりです。 ダ・ヴィンチ、ラファエロ、ティ

日めくりルーヴル

≪ パリ滞在記・その12 ≫    〜Musée Louvre ルーヴル美術館・③ 〜 教科書や画像でしか見たことがなかった名画を目の前にすると、興奮しすぎて訳が分からなくなるものですね。 最初は一作品ごとに、これがダ・ヴィンチが『モナ・リザ』と共に最後まで手元に置いていた『洗礼者聖ヨハネ』かぁ。ポーズや表情が現代的な気がする。何だろうこの引き込まれる感じは…。 おっ、ダ・ヴィンチに続いてラファエロ!この肖像画、好きだなぁ。 などと自分がどう感じているのか確認していた

メディチ家のマリー様

≪ パリ滞在記・その11 ≫    〜Musée Louvre ルーヴル美術館・② 〜 前回、『モナ・リザ』が「ルーベンスの間」にあって衝撃を受けたと書きましたが、「ルーベンスの間」に『モナ・リザ』があってショックだったというのが正解かも知れません。 ルーヴル美術館で「必ず見たい絵」はたくさんあるのですが、その一つがルーベンス作『マリー・ド・メディシスの生涯』だったからです。 ここで、ルーベンスが描いた『マリー・ド・メディシスの生涯』について。 マリー・ド・メディシ

落ち着かない『モナリザ』

≪ パリ滞在記・その10 ≫    〜Musée Louvre ルーヴル美術館・① 〜 別世界にある憧れのルーヴル美術館。ここに来ることができるとは、夢にも思っていませんでした。 セーヌ川 越しに見えるルーヴル美術館に向かって「ルーヴル!ルーヴル!」と叫んでいました。本当です。 二日間をかけて美術館の中を歩いて歩いて、そして歩いてきました。 しかし 目当てにしていたコーナーに行って ゆっくり時間をかけるどころか、全く足を運べないコーナーも沢山ありました。 パリ市内はど