デリシャスパーティ♡プリキュア 感想

現在、「わんだふるぷりきゅあ!」が放送中である。
それにも関わらず、私が完走したプリキュアは「オトナプリキュア」と「デリシャスパーティ♡プリキュア」である。
ということでデリシャスパーティ♡プリキュアの感想を書いていこうと思う。


1.ごはんを食べて動こう

私はデリシャスパーティプリキュアを視聴して驚いた。
どのキャラクターも楽しそうに食事をするし、食事によって悩みや苦しみが解放するということを描いているように思えた。
何故、彼女たちが食べるだけでストレスや悩みが晴れるかというと、コミュニケーションを取りながら食べていること、自分たちで料理して食べることと実際に動いているからだ。

主人公のゆいたちは基本的には自分たちで料理をして食べる。
また、彼女たちはお店でパンなどを買ったりするが、コンビニやスーパーのようなフランチャイズではなくて、出店や個人店などの客との距離が近い店だ。
私は普段黙食しているが、食とコミュニケーションを結びつけることによって、食が堅苦しいものではなくて皆でワイワイ楽しむものと描けているのは料理を作る人との距離が近いからだと感じた。
プリキュアの仲間で作ったら距離は近いし、料理を作るお店の人との距離が近いからこそレシピッピが消滅する危機感を描ける。
解決してめでたしという安心感とコミュニケーションの楽しさを繋げられると思った。

自分たちで料理することを描いているのは食の楽しさ、教育、ストレス解消と繋げられると思った。
料理をつくることは一種の創作だ。
野菜や肉、魚、炭水化物を混ぜ合わせて、形ある料理を作る。
創作=料理をコミュニケーションを摂りながら作る行為は社会性と創造性どちらをも鍛えると思う。
料理を作るときはストレス解消になると思う。
手を使うことで料理に没頭できるし、まな板と包丁の接触音が一定のリズムを打つことでストレスが解消できる。
子どもだけでなく大人にも見てもらうことで、ストレス解消に役立つかもしれない。

彼女たちは敵怪人を見つけたら戦闘を行う。
時には何メートルも飛び跳ねるし、自身より何倍も何十倍もある巨体の敵怪人を持ち上げて投げ飛ばしたりする。
そして、キュアプレシャスは必殺技の500キロカロリーパンチを放つ。
それだけ、エネルギーを消費しているから彼女たちはあれだけ食べていても痩せているのだ。

一方、私はどうであろうか。
はらぺこったら(ゆいはそういうことを言う)、お腹いっぱいになるまでたらふく食べるが、レシピッピを奪われるわけでもなく敵怪人が現れるわけでもないのでプリキュアのように動かない。
カロリーを摂取するだけ摂取するのでお腹と顔は丸くなる。
これはまずいぞ、動かなけれならん!
と思わせてくれるアニメだった。

2.キャラがとても可愛い。

食べている姿もプリキュアとして戦っている姿もカッコよく可愛いなと思った。
ゆいが食べているシーンを見るのがとても好きである。
オープニングと共にゆいが現れて視聴者へ向かって挨拶をする。
人参を一口食べて「デリシャスマイル」と喋るゆい。
あかん、デリシャスマイルという独自の言葉と喋り方が可愛い。
デリシャスマイル~と伸ばすのである。伸ばすだけで何故こうも可愛さが増すのか。声が可愛さに与える影響も大きいのかもしれない。

他にも可愛いキャラはたくさんいるのだ。
華満らんはご飯の感想と写真をキュアスタというSNSサイトに載せているのだが、普段のマイペースさとは一転して、不思議な口調はそのままよくしゃべるのである。
芙羽ここねは才色兼備で成績優秀なのにコミュ障、私服は大人っぽいというギャップ萌えがある。
品田拓海はゆいに思いを馳せているのだが、ご飯を前に好意に気付かれなかったり、素直にならなかったりと可愛い男の子なのである。

3.終わりに

デリシャスパーティ♡プリキュアの感想を書いた。
ご飯を食べて元気に動くプリキュアの姿はとても可愛くカッコ良かったし、キャラの普段の姿もとても可愛い。
食べながらコミュニケーションをとるし、作って食べてストレス解消することを描いている。
教育に良いし、可愛いしで是非見てもらいたい。

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