見出し画像

【就活生向け】ほぼ知識なしの状態から10日間で「稼げるIT関連資格で、上位2位の資格」を取得した話【GCP-PCA】

はじめに


こんにちは。筆者のLAYLAです。
筆者は先日、「Google Cloud認定 Professional Cloud Architect」の資格試験を受験し、合格しました。
この資格は「数あるIT関連資格の中で、上位2位の稼げる資格」らしいです。
タイトルにもあるように、ほぼ知識のない状態から10日間でこの資格を取得しました。就活生や、転職を考えている方々に需要があると思い、この記事を書こうと思いました。


筆者のスペック

【筆者の経歴】
ITエンジニア歴7年
プログラマー(2年)→システムエンジニア(3年)→プロジェクトリーダー(2年)
 
【保有資格】
HTML5 レベル1
Java SE7 Gold
Java SE7 Silver
Oracle SQL Silver
Oracle DBA Silver
Linuc レベル1
Web解析士
Web検定 Webディレクター
AWS Certified Solutions Architect - Professional
AWS Certified Solutions Architect - Associate
AWS Certified SysOps Administrator - Associate

どのような資格なのか?

Google Cloud Platform(GCP)のインフラエンジニア向けの資格です。
GCPはBigQueryやGoogle App Engineなどをサービスとして有しており、AWSと比較してデータ解析方面に秀でています。

クラウドの発展、テクノロジーへの成熟により、業界の多くの企業がGoogleなどのプロバイダにデータを委託するようになったため、クラウドアーキテクトはあらゆる規模の組織で必要性が高まっています。
この資格はクラウドアーキテクチャとGoogle Cloudに関する専門的な知識を証明するものとなっております。
先にも触れましたが「数あるIT関連資格の中で、上位2位の稼げる資格」であり、平均年収は3000万円とのことです。筆者の年収の何倍も高く、権威のある資格となっております。

試験概要は選択式で50問。
スコアが70%以上で合格となります。すなわち、35問以上の正解が必要となります。
テストセンターかオンライン受験が可能です。筆者はテストセンターで受験しました。
テストが終了したその場で、PCの画面上に合否が表示されます。筆者は無事合格できましたが、具体的に何点だったとかはわかりませんでした。


事前知識

BigQueryは業務で触った経験がありましたが、ほぼそれだけです。
それ以外はほぼ何も知らない状態で学習を始めました。


学習時間

2023年11月21日〜2023年12月2日の10日間。
勉強時間は測っていません。


結論、どんな勉強をしたか

こちらが最も重要な箇所となります。
数あるIT関連資格の中で、上位2位の稼げる資格」を、わずか10日間で取得する勉強方法。


それは・・・












丸暗記です。

以下の問題集170問の

・問題文
・解答
・解説

これを全て、丸暗記してください。

以上です。
これで「数あるIT関連資格の中で、上位2位の稼げる資格」を取得できます。
対戦ありがとうございました。




解説

大前提として「この資格を取得するだけ」ならば、これだけで十分達成できます。
丸暗記なので知識はある程度残りますが、技術は身に付きません。
技術を身に付けたいのであれば、資格取得後に自己学習をするなどをおすすめします。

先の問題集から、同じ問題がそのままそっくり出題されます
もちろん解答も同じです。そのため、丸暗記で対応できてしまいます

筆者の場合は、50問中32問が先の問題集から出題されました。
合格ラインは「35問以上」なので、あと3問以上正解すれば合格です。

4つの選択肢の問題形式であるため、残りの18問から考えずに適当に答えたとしても、確率的には18問のうち4問は正解となります。

この時点で32問+4問=36問となり、合格ラインに達します。


実際には、選択肢の中に1択くらいは「ありえない選択肢」が混じっているため、それを各問題で見つけることができればもっと点数は上がるかと思います。

わかりやすく例えるならば

Q:あなたは、あなたの子供に料理の仕方を学ばせたいため、一緒にカレーを作りたいと考えています。どういったことから始めさせるのが適切ですか?

【選択肢】
1:具材の野菜を調理する
2:具材の肉を調理する
3:スパイスを炒める
4:料理することは子供にとって危険なのでカレーは作らせない

このような感じです。

目的が「あなたの子供に料理の仕方を学ばせたいため、一緒にカレーを作りたい」なのに、「4」はその目的から逃げています
この問題の正解が何かは、問題を考えた筆者でもわかりません。しかし「4」の選択肢だけはありえません。


本試験も、こんな感じの問題が出題されます。
この「ありえない選択肢」を除外するだけで正解の確率は25%→33%にまで跳ね上がります。

18問あるとすれば、6問が正解となります。すると32問(丸暗記)+6問=38問となり、合格する確率がグッと上がります。


10日間で丸暗記は可能なのか?

人によるのかな、とは思います。
筆者は10日間で170問の丸暗記ができました。

筆者は、決して暗記が得意な方ではありません。
Orangestarさんの「Surges」という曲が大好きで2年前からこの曲を毎日聴いていますが、いまだに歌詞を覚えられません

「Surges」の歌詞を10日間で丸暗記できるほどの暗記力があるのであれば、誰でもこの試験に合格できると思います。


さいごに


送られてきた合格証明書

試験が終わり、色々と思うことはありました。不思議と、嬉しさはありませんでした。


まず、「10日間の丸暗記疲れた」ということ。
そして「本当に丸暗記で良かったのだろうか?技術が身に付いていないことが不安」ということ。
最後に「この試験、丸暗記で対応できたけどそんな試験に存在価値はあるのだろうか?Googleさん・・・これで大丈夫なのでしょうか?」ということ。


不完全燃焼していて、結局筆者はGCPの勉強をいまだに続けています。
今度はちゃんと自分で触ることで、技術を身に付けることを目的としています。


ただ、試験に受かるだけならば筆者の方法で問題なく対応可能です。
就活生の方、転職を考えている方。
是非、筆者の方法でトライしてみてください。

以上となります。
ここまで見て頂き、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?