見出し画像

婚姻数が減ってるってほんと?マッチングサービスの利用者が地方にまで広がってないってほんと?の巻

こんにちは〜、レイヤーズです。

例年年明け1月は新規注文殺到時期なのですが、ここ2週間の注文が凄まじい件数でてんてこ舞いでした。
受発注業務に追われてしまい、note更新ができませんでした😭

結婚式シーズンの話

本題に入る前に余談(業界情報)を1つ。
ウェディングムービークリエイターが1月に忙しくなる理由を解説します。

年間を通して結婚式が少ない月が真冬の1月(年末年始休み)と真夏(夏休み時期)の8月になります。いわゆる閑散期です。
反対に結婚式が一番多い月、繁忙期が5月、10月、11月になります。
あがらなかった2月、3月、4月、6月、7月、12月も実際にはそれなりに結婚式があるので、1月と8月が極端に少なくて、あとはその年の連休や六輝によって多い月にばらつきが出てきます。

ゼクシィ結婚トレンド調査2023

挙式の多い月、少ない月は「ゼクシィ結婚トレンド調査」でも傾向がはっきりとわかります。

ゼクシィ結婚トレンド調査2023 119ページ「挙式の実施日」
https://souken.zexy.net/data/trend2023/XY_MT23_report_06shutoken.pdf

下の表の「全国(推計値)」欄を見ていただくと、5月、10月、11月の数値が高く、8月、1月の数値が低いことがわかります。

その年のカレンダー次第で多少変わってくるのと、数年単位でレイヤーズの月別売上を見比べたわけではないのであくまで肌感覚になりますが、5月、10月、11月を10とした場合、1月と8月が2〜3、その他の月が6〜8といった具合かなと思います。
なので、ゼクシィの月別の数値よりも多い月にはもっと多くて、少ない月はもっと少ないといった感じです。

なぜ調査データとレイヤーズの実績に差があるかを解説すると長くなるので割愛しますが、端的に言うと5月、10月、11月に結婚式をする方は結婚式にかける予算が多い人なので、いろんな商品やオプションをポンポン買う傾向があります。よって、売り上げともなると、2倍、3倍と差がついてきます。

1月は閑散期なのになんで忙しくなるの?

1月は結婚式の閑散期なのに、ムービークリエイターは忙しいという話に戻しますが、プロフィールムービーやオープニングムービーは結婚式の1〜3ヶ月前から本格的に準備が始まるため、1月からは3月、4月挙式の方の商品相談や注文が始まる時期に当たることと、直前の2月挙式の方からの注文も多くなります。
2月挙式の人は前もって準備したいところですが、11月だとまだ先に感じるし、2ヶ月前の12月は年末で仕事が忙しい…ということで準備が遅れがちの人が多く、結果、年が変わった年始から動き出す人が多いというのも特徴です。

なので、お正月が明けて1月の2週目ぐらいからはひっきりなしに商品相談やや注文がきます。
既にウェディングムービークリエイターをやっている人なら分かると思いますが、1月が書き入れ時でてんやわんやなのは恒例行事のようなものです。

むしろ1月にポンポン注文が来ないと、不安になります。

勘が良い人ならお気づきかもしれませんが、1月、8月の結婚式が少ない時期にムービー注文は一番多くなるので、この時期にしっかり案件をゲットできている方は集客が成功している証ですよ👍

婚姻数が減ってるってほんと?

さて、余談が長くなりましたが本題です。(やっと💦)

婚姻数について

婚姻数は減っている、これは紛れも無い事実です。
2023年1〜3月期の日本総研が発表した調査結果がこちら。

2023年1~3月期の婚姻数(外国人を含む速報値)が、前年同期比▲14.2%の大幅減となった。コロナ第8波の影響があったとはいえ、第6波に見舞われた前年同期と比較して、社会・経済環境が極端に悪かったとはいえない状況下での急減はショッキングである

出典:日本総研 https://www.jri.co.jp/page.jsp?id=105558

この記事を見たときは正直僕も「これはいよいよだな…」と思いました。
記事の全文にもある通り、コロナ禍ど真ん中の20年、21年を通過した後の23年で二桁ポイント減の数字なので、本当にショッキングでした。

何はともあれ、婚姻数はこれからも減っていきます。この事実はお伝えしておきます。

マッチングサービスの利用者が地方に広がってないのはほんと?

この疑問については、半分本当で半分嘘かなと思います。
(半分本当の根拠は後ほど紹介します)

マッチングする内容によって出店者数や利用者数が変わってきますので、地方イコールマッチングは使わないという結論にはならないと思います。

例えばエアコン掃除、草刈りというような生活スキル系マッチングは地方でも一定数のニーズがあるはずなので、地方でもくらしのマーケット等のサービスを使っている人もいると推測しています。

また、場所や民泊系マッチングも地方での利用が活発なジャンルだと思います。

飲食はどうでしょうか。Uberがわかりやすいと思いますが、配達先と店舗との距離、ドライバーの確保、利用者数、さまざまな理由からUberは地方に根付いていません。

(さんしろ〜が住んでいる場所は東京近県ですが、Uberドライバー見かけません😭 でもくらしのマーケットは時々利用させてもらっています!)

ではウェディングはどうか。
レイヤーズは実際にココナラやミンネ等のスキルマッチングで活動しているので、注文状況から実態を調査してみましょう。

スキルマッチング経由のウェディングムービー注文は都市部中心は事実

ウェディングのムービークリエイターには主に2つに分かれます。
1つはレイヤーズのようにプロフィールやオープニングムービーが主な制作物のクリエイター。
もう1つは、一眼レフ等で前撮りムービーや撮って出しエンドロールを撮影をするような、いわゆるビデオグラファー。
後者の場合は東京に住んでいるとしたら、基本的な活動拠点は関東になりますが、前者の場合は撮影したりすることはないので、お客様の対象は日本全国になります。
よって、日本国内の新郎新婦はココナラ経由でプロフィールムービー等をオーダーすることができます。

レイヤーズもココナラ経由や自主集客のオンラインショップから注文を受けていますが、そのほとんどは東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、京都、兵庫、愛知、福岡といった大都市在住のお客様からです。

この画像はココナラとミンネ等のクリエイターマッチングサービス経由の案件一覧です。
モザイク処理してない部分は、挙式日と式場所在地です。

1月25日時点、納品済みを除外した、3月の制作進行中案件リストをスクショしたもの。

納品済み案件はリストから消えていますが、1月25日時点の3月挙式、制作中案件が55点。
ぱっと見目立つのが「東京」続いて千葉、大阪、兵庫、鹿児島といったところでしょうか。
(これ1月末時点ですので、3月挙式の方からの注文はまだまだ増える時期です)

何が言いたいかと言いますと、全国47都道府県ある内、クリエイターマッチング経由で注文が入るエリアはまだまだ限定的で、都市部に限られているという事です。

積雪の多いの東北や北海道は1月、2月の結婚式は無いもの、3月ともなればある程度結婚式が行われる時期です。

人口の多い北海道、静岡、茨城、広島、新潟、宮城あたりからもっと依頼があっても良さそうなのに、実際には少ない。(てゆうか無い💦)
例えば鳥取や佐賀、山形といった県でも結婚式はあるはず。でも実際こういった県から依頼があるのはかなり稀。

レイヤーズのムービーが東北や中国、東海エリアから人気がないだけなのでは?という見た方もあるかもしれませんが、この結果は人気というよりは、まだまだマッチング経由でムービーを依頼する認識が地方に浸透してないと考えるのが自然かなと思っています。

おそらく地方の人もアマゾンやメルカリは使っているはずです。
よって、楽観的に考えれば、いずれ地方の人もココナラを利用するようになると思います。(10年後ってことはないと思う)

まとめ

今回は「婚姻数は減ってるの?」「スキルマッチングって地方の利用者は少ないの?」という疑問に対して、具体的な統計データや実績データを用いながら解説させていただきました。

確かに婚姻数は減っていますが、地方でのスキルマッチング利用はまだまだ増えると思います。
早く始めて実績をコツコツ貯めていくと、いずれは地方からの注文もきますので、クリエイターマッチングサービスでの活動をお勧めします!

記事の半分が余談になっちゃいました💦 すみません🙇

最後までご覧いただきありがとうございました!

See you!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?