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【ポケスリ】#1 鍋容量21辺りのトレーナーが効率を考えてプレイしてみた感想・攻略【Pokemon Sleep】


前置き

この記事は、どこかの会社でゲームプランナーをやっているゲーム大好き人間の僕が「ワカクサ本島」をいろいろ考えながらプレイしてみた感想です。また、プレイの状況はおよそ以下になります。

  • 記事の内容は主に「ワカクサ本島」の3回目(およそ10日目以降のプレイ)

  • 島突入時はリサーチランク8くらい、終了時15

  • 鍋容量は21+11(キャンプチケットあり)

  • ポケモンのレベルは5~10程度、終了時ピカチュウが13

  • 課金額は1.5万(月パス課金+ほぼサブレ)

  • GO Plus+はこの週の金曜に買いました

  • 最終的なカビゴンのランクはマスター4(エナジー29万くらい)

  • ホイッスル7回使用のためきのみの24500エナジーは外部要素

話の方向性としては鍋容量21を基準にして「初動で効率よくプレイする」ということに焦点を当てつつ、「低レベル環境(10越えたくらいまで)」ではどういったポケモンが強いのかも話していけたらと思います。

前提知識

こんにちは! みなさんはポケスリ楽しんでますか?
僕は、当初はなんとなく触ってみるか~と始めたにもかかわらず、今ではすっかりハマってしまいました。ゲーマーにとって睡眠時間は唯一ゲームプレイの貢献に反映できない時間だったのですが、このゲームを始めたことで「睡眠を削ろう」みたいな発想が減ったのはとても感謝しています。

それでは本題に入りますが、ポケスリは規則正しい睡眠を習慣化するという「現実の振る舞い」と、ポケモンの寝顔を集めるという「ゲーム内の目的」をつなげるゲームです。そして、ゲーム内目的の寝顔リサーチは、「カビゴンを成長させる」ほど集められる種類が増える仕様になっているため、目下の優先目標は「1週間でカビゴンをどこまでデカくできるか」に集約されると考えていいでしょう。
カビゴンの効率的な育成についてまず考えてみたいと思います。

カビゴンにエナジーを献上するということ

ゲームの性質上、カビゴンが成長するほど新たな寝顔が解放され、カビゴンの総エナジーによる補正が毎日の睡眠スコアと掛け合わさって「ねむけパワー」となり、レアな寝顔も集めやすくなります。
そのため、より効率よくポケモン集めをできるのは「週の後半」以降になります。逆に言えば、「週の前半は目的のポケモンを捕まえるための準備」になるため、前半でいかに効率よくエナジーを稼ぐかがカギになります。
目的のポケモンが出現するランクまで早くたどり着けば、それだけ捕獲のチャンスが増えます。そして、このカビゴンを直接的に成長させるという手段は以下になります。

  1. 「おてつだい」で拾った「きのみ」をカビゴンに食べさせる

  2. 「おてつだい」で拾った「食材」を調理してカビゴンに食べさせる

  3. 「スキル」の「エナジーアップ」で直接エナジーを上昇させる

とはいえ、現在のサービス開始直後で、上記3点をすべて満たすような神編成を組めるトレーナーは今のところ存在しません。ポケスリの課金ではポケモンの育成に限界があるため、どれかの選択を採用すると間違いなく他がへこみます。
では、現状組めるラインの編成から、どの択が最も現実的か考えていきたいと思います。

育成についての整理

ここで話す基準を、自分が実際にプレイした環境準拠とします。

  • ワカクサ本島

  • 鍋容量21+11(キャンプチケットあり)

  • PT総SP2000~2900(期間中に10レベル達成ポケモンが増加し、捕獲後1進化済み即戦力も入れ替えた)

  • 好みのきのみ合致は1体~2体

  • 料理のリクエストはサラダ

  • 最終到達マスター4(金曜にマスター2に乗せたかったのでホイッスル7回使用、日曜の晩飯は抜き)

ひとまず、エナジーを稼ぐ方法の3点である「きのみ」「食材」「スキル」でどれを重視すべきかですが、自分の結論は「食材重視」になりました。
理由をまとめると、以下になります。

  • 毎日欠かさず食材33個の料理を作ると食材の消費が激しい(編成によっては週半ばで食材が枯渇する)

  • 食材は同じレシピを作り続けるとレシピのレベルが上がり、獲得エナジーがどんどん増えていく(最終的な獲得エナジーがそのまま料理レベルの経験値になるため強いレシピはどんどんレベルが上がる)

  • きのみ2個、食材2個を比較したとき、得意きのみでもエナジーは1個当たり80後半に対して、食材はレシピの補正なしでも1個当たり90~151まで出すことができる(食材が持ちきれないほど余らないなら効率が悪くない)

  • 料理は「成功」判定により、獲得エナジーが2倍になることがある

また、「きのみ」と「スキル」を重視しない理由は以下です。

  • 特にワカクサ本島は「好み」に変動があり「きのみとくい」最適編成は難しい(未育成のポケモンの採用、同種のポケモン編成でアメの奪い合いなど発生しやすい)

  • 「エナジーチャージM」は火力は高いがスキル発動が運ゲー過ぎて、出なかった場合は「きのみとくい」「食材とくい」のパフォーマンスに大きく劣る

好みのきのみに完全対応できる編成を毎週何が来てもいいように組むとなると、少なくとも「全タイプで2体程度は育成しないと5枠埋まらない」ことになります。
そのため、中期的な未来を考えても「ある程度強いレシピに使える食材とくいのポケモンを優先する」という点は、好物のきのみにあまり左右されずにどの島にでも連れて行けるとも言い換えられるため、比較的安定したパフォーマンスを維持しやすいと考えられます。
つまり、「カレー」「サラダ」「デザート」で鍋容量33個前後のレシピを中心に開拓し、日曜の鍋容量2倍(実数値63個でした)で33個レシピを超えるものを作って〆れば、食材中心の立ち回りでも月曜のリサーチを比較的強い状態で迎えられると考えました。
もっとも、「今週は5枠をきのみとくいのカビゴンの好物で埋められるぜ」という手持ちであれば、ポケモンのおてつだい速度次第ですがそちらの編成で臨む方がエナジー効率はいいと思われるので、料理は適当でもなんとかなるでしょう。

食材に寄せるという考え方は「カビゴンの好みなんてしらねーよwwww」という方や、「同じポケモンだけで固めたくないんだよねー」という方や「毎週月曜朝に編成なんて変えられるか!」という、僕みたいなめんどくさがりに向いている方針と考えています。また、育てるポケモンを絞ることで経験値(アメ)を集中させるという観点でも有効と言えます。

リクエスト「サラダ」の1週間

今回のプレイはサラダだったため、実際にプレイしたサラダメニューでのプレイを参考に話します。
今週は試行錯誤の週だったため、週前半はきのみによる稼ぎにかなり依存しています。

初日~3日目

7/31から8/2の編成は、大体以下の通りでした。
太字は好みのきのみです。

  • ピカチュウ きのみの数S         補正:おてスピ↑げんき↓

  • ゼニガメ  解禁前(きのみの数S)   補正:げんき↑EXP↓

  • ヒトカゲ  解禁前(食材確率アップS)  補正:なし

  • ガラガラ  おてつだいスピードS     補正:おてスピ↑スキル↓

  • コダック  解禁前(睡眠EXPアップ)   補正:なし

この時点では、きのみと食材どちらを重視するかは決めておらず、安パイになりそうな編成をしました。
以下はこの時点の採用理由です。

  • ピカチュウ :おてつだいスピードが抜群に速く、きのみの数Sがついていたため好みと一致しなくても仕事ができ、全ての低容量レシピにリンゴがある

  • ゼニガメ  :10レベできのみの数Sが解禁、16個レシピである「ゆきかきシーザーサラダ」のためのモーモーミルクの回収役

  • ヒトカゲ  :16個レシピである「ゆきかきシーザーサラダ」のためのマメミートの回収役

  • ガラガラ  :7/31の朝のリサーチで捕獲した即戦力で、好物の「きのみとくい」だったため

  • コダック  :当初は「睡眠EXP」と、「スキルとくい」の実験のためだけに採用していた

動きとしては、ひたすら「ゆきかきシーザーサラダ」を作り、万が一素材が足りない場合はリンゴレシピや、ミートかミルクいずれかが安く済む別レシピを開拓してました。
この時点では、食材33個投入をなるべく無駄にしないような食料数の供給に重きを置きつつ、余裕があればきのみ役を入れるなどしていました。そのため、食材が減った時の日中は「ガラガラ」を「食材とくい」ポケモンのディグダ(この週の好物きのみ、トマト2個)などに変えたりしていました。
編成ポケモンがせいぜい10レベル程度だと、コンスタントに狙えるレシピも15個付近のものになり、食材の種類も多くない料理が作りやすいと感じました。ぶっちゃけ、たまたまゼニガメとヒトカゲを持っていなかったら、かなり編成に苦しんでいたと思います。
この時点でスーパー5に到達しました。

4日目~5日目

8/3~8/4の編成は大体以下の通りでした。
太字は好みのきのみです。

  • ピカチュウ きのみの数S         補正:おてスピ↑げんき↓

  • ヒトカゲ  解禁前(食材確率アップS)  補正:なし

  • コダック  解禁前(睡眠EXPアップ)   補正:なし

  • マダツボミ 解禁前(げんき回復量アップ)  補正:EXP↑げんき↓

  • ゴースト  スキル発生率アップS     補正:スキル↑げんき↓

編成の見直しを行いました。
以下はその理由です。

  • ピカチュウ :いるだけできのみ効率が高く、リンゴが便利なので続投

  • ヒトカゲ  :ミートの集まりがスキルなども含めてトータルの下振れで悪く、後述レシピが強かったので残留

  • コダック  :睡眠EXPの方はそこそこと判明したものの、「ムラっけチョコミートサラダ」の基礎ポイントが非常に高く、カカオ目的で残留

  • マダツボミ :げんき下降補正のポケモンが手持ちに多いこと、トマトを集める目的で採用

  • ゴースト  :日曜の鍋容量2倍の日に「オーバーヒートサラダ」を作るため、ハーブは鍋の隙間に入れても食材自体のポイントが高いため採用

この段階の動きとしては、過剰に集まったミルクのストックで「ゆきかきシーザーサラダ」や「メロメロりんごのチーズサラダ」などを作りつつ、コダックの副産物で作れるようになった「ムラっけチョコミートサラダ」を2回ほど作成しました。この辺から成功判定で1食につき1万を超えるようになってきます。
また、月曜のリサーチを最高の状態で迎えるため、マダツボミを採用して「オーバーヒートサラダ」(初期素材で作れるサラダの組み合わせとして最高効率)を日曜日に複数作るための「げきからハーブ」「あんみんトマト」回収を開始しました(あったかジンジャーはガラガラでストックあり)。
ここで、ホイッスルを7回使って8/4の終了時点でマスター2になっていました。

食い逃げ犯

ちなみにこの翌朝のリサーチでガルーラがでましたが、満腹で逃げられました。現在もなお逃走中です。

6日目 ※鍋2倍に向けた準備の日

8/5の編成は以下の通りでした。
好みのきのみはガン無視しました。

  • マダツボミ げんき回復量アップ       補正:EXP↑げんき↓

  • ゴースト  スキル発生率アップS     補正:スキル↑げんき↓

  • ゴースト  解禁前(スキルレベルアップS)補正:EXP↑げんき↓

  • ヨーギラス 解禁前(スキル確率アップS) 補正:おてスピ↑げんき↓

  • ドクロッグ 最大所持数アップS      補正:げんき↑EXP↓

この日の編成変更は、日曜の鍋容量が63個になることを見越して、3食で「オーバーヒートサラダ」を作ることを目標に足りない素材の補充を行いました。
ドクロッグについては、オイルさえあれば土曜で作れる料理に「モーモーカプレーゼ」があり、ここまでのストックで食事は回せると判断したためです。また、オイルが余った分は日曜の鍋の隙間に全部入れると、エナジーもやや高めで都合がよかったです。
この日の終了時点でマスター3になりました。

7日目

まず前提として、この日の朝時点でマスター4に料理のみで到達可能なことが確定していました。そのため、朝食と昼食の成功次第でマスター4で止めるか、マスター5まで伸ばすかの判断をしました。
結果、朝食で成功がでなかったため、「マスター4で止める」の判断となり、夕飯はリンゴ1個になりました(すまんなカビゴン……)。

この判断を経て、この日の編成は新しい週に向けた食材補充と、寝るときは育成を優先したいポケモンへのチェンジの判断を取りました。
以下は、まず「日中で労働させた」ポケモンです。

  • ピカチュウ きのみの数S         補正:おてスピ↑げんき↓

  • ゼニガメ  解禁前(きのみの数S)   補正:げんき↑EXP↓

  • マダツボミ げんき回復量アップ       補正:EXP↑げんき↓

  • ゴースト  スキル発生率アップS     補正:スキル↑げんき↓

  • ゴースト  解禁前(スキルレベルアップS)補正:EXP↑げんき↓

へこんだ食材の部分と、有用なハーブ回収の編成でした。
次に以下は、マスター4を踏んで晩飯抜き(マスター5は届きそうにない)が確定したため、寝る前に食材回収と経験値目的で変えた編成です。

  • マダツボミ げんき回復量アップ       補正:EXP↑げんき↓

  • ヒトカゲ  解禁前(食材確率アップS)  補正:なし

  • ヨーギラス 解禁前(スキル確率アップS) 補正:おてスピ↑げんき↓

  • チルット  解禁前(スキルレベルアップM)補正:げんき↑EXP↓

  • コイル   解禁前(食材確率アップS)  補正:なし

月曜朝の立ち回りですが、睡眠計測を先にしてからでないと、エナジーを与え続けたカビゴンを出荷してから計測をする羽目になるらしいので、この日だけはスキップしてはいけません。
また、睡眠計測を先に必ず行うため、きのみなどおてつだいでエナジーを回収してカビゴンを大きくできるのは実質日曜の就寝までがラストチャンスになります。
よって、日曜の夜はもしランクがあとほんの少しで上がる場合はねむりの約束を1日くらい破ることも視野に入れます。また、編成についてもこの日の寝ている間のきのみ回収は重要度が下がるので、週明けどのような条件の島に送られても有効な、「食材重視の編成」や「EXP重視の編成」をしてよいと考えています。
コイルやグレイシアが持つ「料理サポートS」という鍋の容量を次の料理まで増やすスキルで、月曜から強いレシピでスタートダッシュするのもレアな寝顔抽選の試行回数を増やす意味では有効と考えられます。

そして、最終的な「1週間のまとめ」は以下になります。

1週間のまとめ

きのみエナジーの202,511のうち、24,500程度は7回使ったホイッスルによるものと考えられます。
また、料理でのエナジーは4日目までは毎食2,500~4,000程度の食事だったため、90,005のうち60,000程度は食材編成に寄せ始めた5~7日の3日間で生み出しています。なんなら、日曜日の晩飯(63個)は食材節約のために抜いていますからね。
食材さえそろえばレシピレベルも上がり、大きくパフォーマンスが向上しているので、5日目の料理編成を少し試したあたりで、「今後は食材重視にするか」という方針に定まりました。

週の前半の主力

週の前半は2,885の大成功で喜んでいました。
この時点ではゆきかきシーザーすげええええ!!!!!!!
作りやすくてお得~~~! って思ってました。

チョコミート大成功
オーバーヒート

5日目以降はもはや「いかに編成を上手く組んでこの2つの回数を増やすか」になっていました。「ゆきかきシーザーサラダ」はこの時点で、「作る料理がないときの選択肢」に格下げされてます。

サラダの1週間の振り返り

結論から言うと、きのみ優先の編成は「ハマるとエナジー効率は良いが、性能の高いレシピのレベルを上げづらく、カビゴンの好みを外した時の週がかなり厳しいだろう」という感触でした。
週の初動は1日30,000エナジーを稼ぐうちの20,000をきのみが占めていましたが、週の終わりに近づくにつれて料理のスコアがどんどん追いついてきました。
これにより、レシピレベルが上がることによってスコアが伸び、大成功もあり得る料理重視の方が比較的早い段階できのみのエナジー効率を上回ると予想ができたので、今後は料理を中心に編成を組み立てようと考えた次第です。
実際、今回の挑戦では好物きのみがたまたま手持ちの強いゼニガメとガラガラに当たったため稼げた部分が大きく、これがなかったら少なくともきのみスコアの20~25%程度は落ちていたんじゃないかと思います。

料理を数値ベースで考える

さて、ここまで読んでいただいた上で『きのみのエナジーは料理の2倍稼いでるんだし、やっぱりきのみでよくね?』と思う方もいるでしょう。
実際、僕も「カビゴンの好みのきのみ特化」を毎週組めるなら、それでいいと思います。しかし、現実的なラインで考えるとそれも難しく、せいぜいシアン以降の「好み固定の島」に合わせた編成を組めたら組むくらいになると思います。
一方、「料理」に関してはどうやら以下の計算になっているようなので、レシピレベルの上限次第ではありますが、同じ料理を作り続ける限りはかなり恩恵が高いと考えています。

(【レシピの固定素材エナジー】*【料理の強さ・料理レベルボーナス】+【余剰素材エナジー】)*【島補正】*【成功倍率】

ここで注目すべきは、2点あります。

  1. 【余剰素材】として入れる既定のレシピ以外の食材は【料理レベルボーナス】が乗らないため、鍋の最大容量に近いレシピを作るほうが補正の恩恵が上がる

  2. 【余剰素材】を含めた料理のスコアに【島補正】と【成功倍率】がかかるため、鍋の枠は埋めておいた方が、限られた食事回数の中でスコアを稼ぐのに有効(料理レベルの経験値も結果のエナジーが反映される利点もある)

ということで、上記を踏まえると僕の場合は、1日のきのみ取得の最高効率(好み数体でおそらく2.5万程度 ※ホイッスル分除く)を、3食の料理で食材枯渇せずに上回るなら、料理でいいという話になります。
そして、僕はこの次の週の半ばで鍋容量を上げることがおそらく可能で、その場合は現在キャンプ込みで33個の容量から、40個の容量まで伸ばすことができます。
そのため、今後のことを考えると、鍋容量35個付近のレシピのレベルを上げておくのが編成的に右往左往しなくて済むのかな、という感触から食材重視にしようと考えた理由です。
僕の場合、35個レシピの「オーバーヒートサラダ」がレベル一桁で6000近い査定になるため、残り枠5個に「げきからハーブ」を5個放り込んだとして、6500程度を作成でき、ワカクサであれば【島補正】が次週から20%、【成功倍率】が乗ります。作る間にレシピのレベルが上がることや、日曜の鍋倍増を考えても、エナジーは伸ばしやすいと考えます。
とはいえカレーを引いてしまうと、初期食材でまともに作れる食材40個以下レシピは26個の「ビルドアップマメカレー」が限界のため、カレーを引かないように祈る必要はあります。

サラダ一覧

料理で強いポケモンの見分け方

お待たせしました。ここまで来て、や~っとポケモンの話をします!
長々と考えを述べていましたが、「食材を重視する」ということは「好物きのみを軽視する」こととセットなので、それなりに納得できる理由が必要だったと考えていますので、お許しください。

この記事を書いている時点で言及できることの前置き

おそらく、現在は巷でも「食材とくい」は「所持数アップ」が必要とか、「食材確率アップ」より「おてつだいスピードアップ」がいいとか、色々語られていると思います。
しかし、現在は正確な統計が取れていないため、「推測」に基づいた記載が入ることと、基本的に「わかりきっている事柄」しか述べないので、そこだけ念頭に置いていただければと思います。
また、話す上で「おてつだいスピード」は早ければ早いほどいいに決まっているため、進化後のポケモンや無進化の「スペックが完成に近いポケモン」が強いことは、共通認識として持っておいて下さい。
鍋の容量は、キャンプ込みで33~40個を基準に判断しています。少なくとも、キャンプなしでも日曜日には35個レシピが作れる程度のイメージです。

「食材」重視で強いポケモンの傾向

序盤環境の「食材」重視で強いと僕が考えているポケモンは、以下になります。上から順にパフォーマンスが高いであろう順序で見てください。

  1. 「食材とくい」+「食材ゲットS」の1進化済(ガルーラなど無進化のポケモン含む)

  2. 「食材とくい」+「食材ゲット以外のスキル」の1進化済(アブソルなど無進化のポケモン含む)≒「食材とくい」+「食材ゲットS」の進化前ポケモン(ガルーラなど無進化のポケモン除く)

  3. 「食材とくい」+「食材ゲット以外のスキル」の進化前ポケモン(アブソルなど無進化のポケモン除く)

1と2のグループの差はポケモン次第で逆転すると思われます。特に例を挙げるなら、「ゴースト」は「げきからハーブ」の査定が高く、おてつだいスピードも速いので下手な1のグループよりもパフォーマンスがでます。
また、「きのみとくい」でありながら食材に貢献できるポケモンに関しては、作る料理次第ですが2~3のグループくらいのパフォーマンスに、以下の条件を満たすポケモンが入ってくると思います。

  1. 「きのみの数S」持ちライチュウ・ドードリオなど、きのみに貢献しながらおてつだいスピードが速いポケモン

  2. 「きのみとくい」で「食材ゲットS」を持っている1進化以降のポケモン

おおむね以上となり、「きのみとくい」で「食材」重視の場合に使うか迷うラインは「10レベルにきのみの数Sがついているが、素のおてつだいスピードが速くないポケモンや編成上料理に使いにくい食材のポケモン」になってくると思います。この場合は、カビゴンの好みでない限り不採用も検討します。

個人的な意見を含む「食材」で強いポケモン

ここからは、私見に基づいた「食材」重視で強いと考えているポケモンを列挙します。

「きのみの数S」のピカチュウ(ライチュウ)・ドードリオ

「きのみとくい」やんけ! という声が聞こえてきそうですが、現状ですとこの2種は「きのみとくい」でありながらおてつだいスピードが速く、食材もそこそこ拾うので性格補正などを見たうえで採用できると考えています、
とはいえ、10レベルに「きのみの数S」がなかったり、「好物のきのみ」から外れた場合は食材の回収ができるかどうかを判断したうえで採用した方がいいと思います。
ドードリオは、「シアンの砂浜」での好物に該当し、ワカクサ大豆を使ったレシピはその週のリクエストレシピを選ばず活躍しやすいので、基本的に採用して問題ないでしょう。

カントー御三家(フシギダネ・ヒトカゲ・ゼニガメ)

これらのポケモンの強さはポケスリを少し遊んだトレーナーならわかると思うので、箇条書きにまとめます。

  • 「食材ゲットS」持ちで食材数を稼ぎやすい

  • 1進化目が12レベルにあり、性能上昇まで早めに到達する

  • 進化させることで、「スキルレベル+1」「所持数+5」のボーナスがつく

また、上記以外の理由でもメリットがあります。

  • ヒトカゲ+ゼニガメの組み合わせで「カレー」と「サラダ」の食材16個レシピがカバーできる(シアンの砂浜で好物きのみ)

  • フシギダネの「あまいミツ」はデザートの優良レシピ作成の際に安定供給が必要で、日曜日に作りたい「プリンのプリンアラモード」の重要食材

もちろん、上記以外にもそれぞれの初期食材は使われるレシピが多く、カントー御三家は、ゲーム的に様々なシーンで序盤から使いやすいようにデザインされていそうです。
まさに、最初の相棒の1匹のイメージですね。

ゴース系統

ゴースは何と言っても高エナジーの「げきからハーブ」を初期食材で2枚ずつ拾ってくる「食材とくい」ポケモンです。スキルは「エナジーチャージS(変動値)」ですが腐るシーンもないので、特にゴースから育てる場合は有効でしょう(とはいえ19レベルは遠い)
この「げきからハーブ」ですが、余剰食材として鍋に入れると130エナジー(とくせんリンゴが90)のため、「カレー」や「サラダ」の中堅どころのレシピで非常に強く、余った枠に入れる食材としても価値が高いので基本的に30レベルのポケモンを容易に編成できるようになるまでは腐りにくいポケモンと考えられます。

アブソル

僕の推しポケのアブソルも、ポケモンスリープにおいてはなかなか強いです(ちなみに捕まえるどころかリサーチにも来ていません)。理由は、「リラックスカカオ」のエナジー値が151と「げきからハーブ」よりさらに上で、「デザート」の優良メニューでよく使われる点です。
さらに、「ムラっけチョコミートサラダ」という23個レシピも「マメミート」があれば作成できる食材2種のレシピなので、ヒトカゲとセットで使うことで高パフォーマンスを出せます。
そもそものエナジーが高いため、鍋の隙間に入れてエナジーの底上げも可能ですね。

ディグダ系統・マダツボミ系統・イシツブテ系統

これらの3ポケモンは、正直なところ消去法での提案になります。
「カレー」「サラダ」「デザート」の15~26個レシピで、「あんみんトマト」と「ワカクサ大豆」の需要が高く、同程度の個数レシピで競合相手の「モーモーミルク」や「マメミート」よりエナジーが高い食材となります。
そのため、「食材ゲットS」はついていませんが、逆にそれらを持つカントー御三家がいない場合の選択肢として浮上すると考えています。

グレッグル系統・メタモン

こちらもやや消去法の考えですが、「ピュアなオイル」も各リクエスト共に15~23個レシピで活躍し、エナジーも高めなので、選択肢として強いです。
特に、メタモンの2枠目以降の「おいしいシッポ」のエナジーが非常に高いらしく、今後を考えたうえでも将来性があるので特にメタモンは捕まえておきたいポケモンと言えそうです。

コイル系統・グレイシア・ブースター

この3種のポケモンに関しては、メインスキルの「料理サポートS」に焦点を当てた採用の検討です。「料理サポートS」は、次の料理をする際の鍋の容量を一時的に増加させる、唯一無二性の高いスキルです。
ポケスリにおいての絶対的なエナジー稼ぎの天井として、カビゴンが1週間で島から出荷されるという点があります。そのため、きのみは1週間の時限でしか稼げないし、料理も計21回しかできません。
しかし、このスキルがあれば、限られた21回の料理の鍋の容量を上げることで、食材をエナジーに変換する機会を多く得られるとともに、週の初めでこれがうまくかみ合った場合、その週のリサーチが序盤からよくなります
故に、スキル発動率が上がるような個体をゲットできた場合は、食材の供給が間に合っている場合はスタメン起用も考えられますし、週の初日だけエナジーが空になるまで稼働させるなどの使い捨ても可能です
また、自分は「いいキャンプセット」を使っていますが、無課金で鍋容量が27個まで拡張済みの場合、スキルレベル2以上の個体がいれば一時的に鍋容量を35個以上に上げることができます。もし、食材があふれるなら採用を検討してよいでしょう。

まとめ

長々と書きましたが、僕自身手探りでプレイ中のため、ここまでに書いていた内容が必ずしもベストとは限りません。また、ゲームの提供形態の都合上、たった1種類のポケモンの追加ですべてが覆る可能性すらあるとも考えています。
「なんか月曜の朝にあわてて編成変えるの厳しいなあ」とか、「しばらくはワカクサ本島に引きこもる予定」とか、そもそも「経験値厳しいから各レシピを少ないメンバーで回したい」とか、そんなことを考えてる方の元にこの記事が届けばいいなと思っています。
結局のところ、期待しているポケモンが手に入るかどうかは運に左右される部分が多すぎるので、リサーチに出てきたポケモンのどれを捕まえるか困ったときなどにふと思い出してもらえれば、と思います。
そういう意味では、早めにエナジーをたくさん盛ったり、リサーチランクを上げるのは、よりよいポケモンの寝顔リサーチや捕獲チャンスの試行回数を増やすことにつながるので、ある程度強いと考えられるポケモンにはマスターボールやスキル系のたねの使用を惜しまないのもありだと思っています。

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