NAGA&mortal牌譜解析

NAGA先生とmortal先生に牌譜を見てもらった結果、悪手と判定された打牌について、一つ一つ検証していきます。

NAGA①

まずはこちら。
迷わずリーチを打ったのですが、NAGA先生はダマを推奨。
2sは、待ちの強さとしては可もなく不可もなくというところ。少し悪いくらいかも。
フーロ者が2人いる点を重く見ているのかな?
この時、私はまだ2人ともテンパイしているかどうか怪しいと思っていて、先行リーチのつもりでいました。
先行テンパイが2人いたとして、この単騎待ちでぶつけるかどうかは、判断が分かれるところかなーと。

mortal①

mortal判断はリーチ。
でも、ダマ判定も24ポイントくらいありました。
リーチの方がかなりいいと思っていたので、この両者の判定は意外でした。
特にNAGA先生は、チートイ評価が低めなのかなぁ。

NAGA②

今度は、私がダマにした局面でのリーチ推奨シーンです。
ま、これはリーチ推奨されるんじゃないかな〜と思ってました。
でも、ヤミテンにしていればどこからでも25pが拾えそうなこと、局流しの価値が大きいことから、ダマを選択。

mortal②

mortal判定ではダマが推奨されていたのですが、むしろこっちの判断が意外でした。
しかも、リーチ判定は0.5ポイントしかないという…
この局面は、NAGAとmortalの判断が対象的でとても面白いですね。

NAGA③

この局面も、AI的には悪手になりそう…と思いながらも、こらえきれず6pを打ったシーンです。
ピンズが場に高すぎて、最終形をピンズ待ちにしたくない。
それから、あわよくば下家に鳴いてもらって、自分がアガることの次に嬉しい下家のアガリの可能性を高めたかったという狙いからです。
前巡の3sの時に6pを切りたかったくらいなのですが、さすがに悪手だろう…ということで、マンズが4連形になったのを幸い、ピンズのリャンカンを払いにいきました。

mortal③

mortal判定も47m切り推奨。
そうでしょうとも。
ただ、4mと7mで判断は分かれています。
678の三色がある点で打4m優位、放銃率もそれほど変わらない…むしろ7mの方が嫌な気がします。
ま、あんまり変わらないけど。

NAGA④

ここは、發と7sで迷い、AI判断だと發寄りなのかな…?と思い發にしたところ、見事に裏目ったシーンです。
一色手やトイトイもあるので、打7sで良かったですね。
ちなみに打3sは、ドラが1sのため明確に悪手です。

mortal④

mortal判断も打7s。
機械はこう打ちそう…なんて浅はかな考えは、今のAIの精度だと軽く超えてきます。

NAGA⑤

対面になら放銃してもまあいいか〜という気軽な心積もりで打っていたのですが、さすがにこの中はやりすぎ判定。
ちなみに、前巡の打牌はNAGAも1p推奨です。
1pまでは押すべきだけど、中はやめるべき、ということですね。
推定放銃打点がかなり変わってくるのと、1pは上家が切った牌を鳴いていないことが判断材料になっていそうです。

mortal⑤

この判断はmortalも同様でしたが、そこまで大差ではなく、48ポイントも中を切っていいという判定。
もっと全然ダメかと思ってました。

NAGA⑥

これは打1m一択となっているのですが、打4mも有効なんじゃないかなと思ってます。
アガリトップなので打点は関係ない。
下家の2000点以上のアガリをできるだけサポートしたい。
という理由からです。
唯一、この4mが対面に放銃となるケースは失敗となるのですが、この瞬間の放銃率はかなり低いと見積もっていました。
うーん、4mを切りたい。

mortal⑥

mortal先生も打1m推奨であることには変わりないですが、4mも0.7ポイントだけ認められています。
でもやっぱり低いです。
対面への放銃率をもう少し考慮した方がいい…ということかもしれません。
この4mの切りたさは、下家にサポートして上手くいった時の快感効率を重視してしまっているかも…?
AIにはもちろんそういう判断材料はないでしょうし、ない方がよいでしょうね_( ┐ノε:)ノ

NAGA度

この半荘のNAGA度はこちら。

mortal度

この半荘のmortal度はこちらでした。

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