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ブランドを立ち上げました

こんばんは、ラクロス監督の陽一です。

今回は前回の続きで
・チームをもっとPRしたい
・チームを運営から強くしたい
そんなチーム向けの内容です。

◎今回のテーマ
チームブランディングをどう考える?

◉新しいブランドを作りました

最初にお知らせです。
チーム向けのオリジナルアパレル制作・販売を行うブランドを立ち上げました。

ブランド名『2WAY(ツーウェイ)』

表向きは「チーム向けアパレル販売」のブランドですが、ところがどっこい実はサービスのメインは「チームコンサル」だったりします。
チームコンサルとはつまり「チームが強くなるためのアドバイス」のことです。

なのでざっくり言うと、
「アパレルにチームコンサルが付いてくるよ」
「チームでアパレルを揃えるとチーム強化のアドバイスもしますよ」
というサービスを提供しています。

そういうこともあって、「2つの価値を提供する」という意味を込めてブランド名「2WAY = 二刀流」としました。

◉2WAYで手掛けた事例

まだ立ち上げて間もないブランドではありますが、現在までに手掛けた事例を紹介します。

①岩手大学男子ラクロス部男子 アパレル4点セット
(パーカー、ジョガーパンツ、ドライTシャツ、ドライハーフパンツ)

②愛媛大学ラクロス部男子 アパレル2点セット
(パーカー、スウェットパンツ)

③愛媛大学ラクロス部男子 新ユニフォーム(現在作成中)

ちなみに、上記の岩手大アパレルは「デザイン、ロゴ、マーキングのすべて」を2WAYで制作。
愛媛大は学生達のデザインをもとに「マーキングのみ」を2WAYで制作。
となっています。

このように、アパレル制作に関しては2WAYにデザインから全て任せるも良し、デザインはチームで作ってその他は2WAYに任せるも良し、といった感じで特に決まりはありません。

◉チームコンサルの事例

上記のアパレルはあくまでサービスの一部であり、メインは「チームコンサル」です。チームコンサルの詳細はあまりお伝えできませんが、基本的には
「ヒアリングしてからのアドバイス」
をしています。

「この部分でアドバイス欲しい」という要望があっても、ヒアリングの内容によっては全然違う部分を重点的にアドバイスすることもあります。
その理由としては、自分たちの本当の課題を見つけられていないチームが意外と多いからです。なので、チームコンサルではそれを再認識させることにこだわっています。

例えば、愛媛大の場合、
愛媛大の要望としては「戦略、戦術、技術面でのアドバイス」でしたが、チームの状況をヒアリングした結果、「運営面」に真の課題があることがわかったのでその部分を重点的にアドバイスしました。

わかりやすいところで言うと、
・4回生(4年生)が0人
・3回生と2回生で19人(スタッフ含む)

上記の人数構成でやるべきことは「少人数での戦い方を学ぶ」ではなく「新歓で多くの新入生を獲得する」です。

なので、「たくさんの部員を獲得する」ための新歓の考え方や方法についてアドバイスを行いました。
その結果、今シーズンは20人の新入生を獲得することができています。
部員1人に対して1人以上の新入生を入れたことになります。

ちなみに、この20人という数字は結構すごいです。というのも、実は愛媛大はコロナの影響で相当に厳しい規制を敷かれていて、4月から現在にいたるまで表立った新歓活動も通常練習も完全に禁止されています。
そんな中でも現部員と同等の人数を入れ、しかもこの人数は中四国地区でも上位の獲得人数となっています。

もちろんこの成果は部員たちの頑張りが大きいですが、今回の2WAYチームコンサルの成果も多少はあると信じています笑

◉岩大へのチームコンサルは?

ここからが今回のメインの話です。

先ほど、岩大のアパレル制作の事例を紹介しましたが、僕(2WAY)にとって今回の岩大へのチームコンサルは
「チームブランディングの強化」
でした。

つまり、
「岩手大学男子ラクロス部『RAVENS』をどうブランディングしていくか?」
ということを考えて提案したアパレルだったということです。

そして今回僕が出した結論は、
「とにかくチーム名とチームカラーを押し出す」
でした。
岩大で言えば「RAVENS」「黒」です。
さらに、ベースのアパレルは「ユニクロ」を使いました。ここもこだわりのひとつです。

◉なぜユニクロをベースにしたのか?

アパレルを使ったチームブランディングを考えたときに邪魔だなと思っていたものがあります。
それが、

「メーカーのロゴ」

です。

「adidas」とか「NIKE」みたいなやつですね。
多くのスポーツチームは、ラクロスに限らず、そのような有名メーカーのアパレルにチーム名やロゴをマーキングして着用しています。

でも、そのような有名メーカーのアパレルを使ってしまうと、そっちのロゴのほうが強く立ってしまい、肝心のチーム名が霞んでしまうんです。

これらのメーカーはアパレルの目立つところにしっかりロゴが刻印されているので、
「ユニフォームをadidasで作ったんだね」
「NIKEでチームパーカー作ったんだ」
といった感じで、外から見るとチーム名よりメーカーのほうが注目されてしまいます。

ちなみに、岩大も新しくユニフォームを作ったときはadidas製ということに一種のステータスを感じている部員が多かったし、他のチームからもそこを注目されてしまいました。

でも、本来あるべき姿って、
「リバプール」や「バルサ」みたいに「チーム自体」にブランド力があったり、「ステフィン・カリー」が着てるからアンダーアーマーが注目されたり、みたいな
「メーカーよりもチームや個人が際立つ」
というのが理想です。

とは言え、これができるチームというのは限られます。
それができるのは長きにわたる伝統、成績、名声、それらをたくさん蓄積してブランド力を構築できたチームだけです。
だから、そこまでブランド力を構築できていないチームが有名メーカーのアパレルを身につけてしまうと、そっちにブランド力で負けてしまい「チーム・アイデンティティ」が薄れてしまう。

「チームブランディング」を考える上では、主張の強い有名メーカーのアパレルを安易に選ばないほうがいいのではないか?

「私たちは〇〇というチーム!」ということにプライドが持てるようなアパレルを身につけるべきではないか?

そういうわけで、岩大のアパレルはユニクロをベースとしたわけです。
ユニクロであればメーカーとしての主張が強くないですし、何より機能性とコスパが抜群です。
(最近のユニクロはマジでとんでもないレベルのものを作っています。選ばない理由がありません)

そんなユニクロをベースとし、2WAYでデザインとマーキングを施す。
そうしてメーカーが「RAVENS」であるかのような主張の強いアパレルを作り、チームブランディングを強化した形です。

ちなみに、ちょっといやらしい事を言うと、ユニクロでマーキングするより2WAYでマーキングした方が安上がりです。笑
そういう会社と繋がってるので。
料金にうるさいボンビー岩大でも安心の価格で提供することができました。

◉今後の2WAYの展開

今は僕個人によるチームコンサルしかしていませんが、現在この活動に共感してくれる仲間たちが増えているので、その仲間たちと共にチームコンサルを行う流れを作っているところです。
ひとりのアドバイスよりも、複数の指導者の知見を集めたほうがより洗練されたアドバイスができます。
2WAYはそんなコンサル集団として全国のラクロスチームの強化、発展に寄与したいと思います。

この2WAYサービスを希望されるチームは
ぜひ以下よりお申し込みください。

https://forms.gle/ocaKPjuYkXMQvbYG7

以上、今回は
「ブランド立ち上げたので、どうせチームアパレル作るならついでにコンサルも受けてみませんか?」
というお知らせ回でした。

それじゃあまた!

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