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映画とビジネス

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映画とビジネスについての記事
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#映画観賞

noteはユーザに「手段を目的化」させるビジネス

若い頃、交際していた女性と食事をしている時、言われた言葉がある。 「あなたは、栄養素を口…

Lawrence
2年前
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バディ映画と「4つの人材タイプ」

バディ映画、もしくはバディムービーと呼ばれる映画がある。 バディ映画とは、コンビの二人が…

Lawrence
2年前
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新入社員は「メモを取るな」

子どもの頃に見て、その面白さに大興奮、今も見返す映画に『大脱走』(1963年)がある。 『大…

Lawrence
2年前
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10分の散歩がひらめきを生む

「…今、何て言った?もう一度、言ってくれ!」 映画でよく登場する台詞である。 刑事や探偵…

Lawrence
2年前
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「私、フクロウが好きなんです」と言われた

先日、知り合いの写真家が個展を開くということでギャラリーに行った。ギャラリーには、知り合…

Lawrence
2年前
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給与額は上司のさじ加減で決まる

ブラッド・ピット主演『マネーボール』(2011年)は、メジャーリーグを舞台に、弱小球団だった…

Lawrence
2年前
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「あれもこれも」ではなく「あれかこれか」

古い時代の台詞のないサイレント映画(無声映画)が好きで、特に短編作品を空いた時間によく観る。 サイレント映画の魅力は、シンプルな点にある。 映画は映像でストーリーを伝えることになるが、サイレント映画の場合、カメラが捉える構図、役者の動き、そして編集でストーリーを伝える必要がある。台詞は必要最小限の台詞(字幕)であり、役者の心理状況をわざわざ台詞として喋らせる説明台詞や、状況を説明するナレーションもない。 そのため、サイレント映画はごまかしがきかない。漏れもないし無駄もな

『特攻大作戦』と心理的安全性

数年前からよく聞くようになったキーワードに「心理的安全性」がある。 心理的安全性は、Goog…

Lawrence
2年前
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なぜGoogleは検索結果に広告を表示しないのか?

オリバー・ストーン監督作『ウォール街』(1987年)は、ニューヨークのウォール街を舞台とした…

Lawrence
2年前
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noteの数字は信用できない

『アルキメデスの大戦』(2019年)は、日米開戦前1937年を舞台に、戦艦大和建造における大艦巨…

Lawrence
2年前
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サスペンスの神様ヒッチコックのキス大作戦

サスペンスの神様として名高いアルフレッド・ヒッチコック監督の『汚名』(1946年)は、ケーリ…

Lawrence
2年前
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好きな人を振り向かせる方法「アンバサダーマーケティング」

マーケティングを学び実践していると、つくづく感じるのは、マーケティングは恋愛に似ていると…

Lawrence
2年前
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昔も今も、人はラブレターを書いている

インターネットを通じて、パソコン画面越しに男女が恋をする映画が、深津絵里主演・森田芳光監…

Lawrence
2年前
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『12人の優しい日本人』にみる情報分析のSTEP

「もしも日本に、アメリカのような陪審員制度があったら?」を描いたのが、三谷幸喜脚本・中原俊監督の『12人の優しい日本人』(1991年)である。 シドニー・ルメット監督作『十二人の怒れる男』(1957年)のパロディとも言えるこの作品は、特徴的な12人の陪審員が繰り広げる会話劇であり、『笑の大学』と並ぶ三谷幸喜脚本の最高傑作だと思っている。 本作に登場する12人の陪審員は、以下の容疑の被告人に対して、有罪か無罪かを議論していく。 本作でポイントになるのは、12人の陪審員全員