生活保護受給者はパチンコができないというデマ
生活保護受給者はパチンコや競馬などギャンブルができないというのは、タダのデマ。
普通に、遊んで楽しむ範囲であれば、パチンコだって競馬だって競輪だってできます。
生活保護受給者もパチンコや競馬ができます
新型コロナの影響で生活保護を申請する人の数が増えています。
ひょっとすると、皆さんの中にも「生活保護を検討している」という方がいるかもしれません。
そんな中、ネット上では「生活保護受給者はパチンコや競馬をしてはいけない」と思い込んでいる人の書き込みを目にすることがあります。
しかし、これは誤解です。
生活保護で貰ったお金に決められた使い道はありません。
なぜ、生活保護費は現金で支給されるのでしょう?
それは、使い道は受給者自身が自由に選んでいいからなんです。
そのため、もらったお金でパチンコを打ったり競馬を楽しむのは、受給者の自由なのです。
生活保護に関する誤解が多い
こうした誤解が起きる背景には、生活保護について正しく理解していない人が多いことがあげられます。
「生活保護を受けることは恥ずかしいこと」と考えて、生活保護を申請しないままホームレスになったり自殺する人がたくさんいます。
しかし、これは間違いです。
生活保護を受けることは日本に住む人みんなに与えられた当たり前の権利で、恥ずかしいことでもなんでもありません。
日本の憲法では、私たちに「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」が保障されているとはっきり規定されています。生活保護法も、この憲法の規定を具体化したものです。
生活保護を受けることは決して恥ずかしいことではなく、また、生活保護受給者になったからといって、娯楽や贅沢が一切できなくなるわけでもありません。
新型コロナの影響で、会社が倒産したり、または、自分自身が感染してしまい仕事ができなくなって、収入がなくなった方や激減した方がたくさんいます。
そのまま、自殺したりホームレスになってしまうのではなく、生活保護の申請を検討するべきです。
まとめ
生活保護でパチンコや競馬をしていはいけないというのは、単なるデマ。
生活保護受給者も、楽しむ範囲であれば、贅沢や娯楽を楽しんだっていいんです。
ただ、あまりに度が過ぎると指導が入る可能性もあるので、楽しむ程度にしましょう。
サポートして頂いた場合、まだ法律サービスの行き届いていない過疎地域での法律の無料相談の資金にさせて戴きます。