Pay it Foward

ペイフォワード。先払いのことです。

　身の回りに起きる良い出来後やラッキーな出来事にいつも感謝！の気持ちに尽きます。これらの出来事って、たどると何かしらの原因と結果の関係があるのでしょうが、なぜ自分にこんなにいいことが起きるのかを究明しても無粋なことだと思っています。40代後半に差し掛かり、自分がこれまでにしてきたことの収穫期に入ってきて、答え合わせをしているのねと思えるようになってきました。

　自分から私利私欲なしに他者へ差し出したことが思わぬ形となって自分の身に訪れます。他人に迷惑をかけたり、奪うに等しい行動をとったときは、罰というかツケを払うようにできています。個人的に「請求書が届く」状況と思っています。

　優しく接したつもりが人を傷つけていることもあり、何の意図もない行動が他人に喜ばれていることもあります。これまで自分がしてきたこと、しなかったことの答え合わせが、「いつ」「誰に」「どんな出来事として」私の周りに現れてくるのかがわからないわけです。怖いような、楽しみなような気もしますが、人生の折り返し地点を過ぎてみると、こういう楽しみ方があるので楽しく年をとることができるようになりました。

　だからこそ（濃い）女友達と誓い合っているのです（友達は大体濃い…）この３つを守るだけで生きる上での守備としてアリだと思います。「攻め」についてはまた今度。

・ツケを払うような、他人の気持ちを傷つける行動を出来るだけ避けよう。（傷つけたと思ったら？相手の目を見て言い訳なしに謝ること！）

・出来るだけ代償先払いの精神で動こう。

・理不尽なことが身におきても受け入れよう（不平不満、言い訳厳禁）。

　誕生日を迎えて懇意のレストランにて家族で食事をしました。心あるスタッフさんにいつも感動です。お接待はいつもこのお店を使わせていただいています。ほかのお客様もコロナを理由にお店を潰させまいとできる範囲で応援していた模様です。及ばずながら私どももできることを出来る範囲で応援させて頂いていました。思えば、お世話になったお店しか使わなかったな・・・。

近所の料亭の女将さん（数年来の大好きなママ友）も、社会的地位のある方ほど「困っていないか？」と大変なときこそわざわざご用命してくださるとの話を聞いて、「お金や地位があるから自分から先にギフトを送ることができるのではなくって、そういう行動ができる人だから、そのエネルギーに人やお金が集まってくるんだ」と実感しました。お金や地位があるから・・・ではなくて、そういう人だからお金や人が集まるんですね。順番が逆（幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せになるのと一緒）。見習わなければなりません。