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NEW ME

人生のどこかの節目で「新しい自分」を求めて
アクションを起こすことは、長い年月生きていれば、誰でも一度や二度あると思う。

新しい自分を求めてダイエットする
新しい自分を求めて新作コスメをチェックする
新しい自分を求めて勉強を始める

いろいろあるだろうけれど、


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「新しい自分」を探す旅を続けていたら、
旅の終着点で待っていたのは小さな頃の私でした
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という、深い感動と覚醒極まりないマインドトラベルからつい最近帰還してきた私としては、

「新しい自分への旅の行き先は、原点回帰エリアでいかがでしょう」

と強くお勧めしたい。




1日のうちのふとした瞬間に、
小さな頃の自分にアクセスする。

幼稚園、保育園、公園、家のにおい、
おもちゃ、好きだった食器、お母さんの服、
洗ってふせてあるお茶碗や皿、

この旅を意識的に始めると、
眠気が急激に襲ってくることもある。

その眠気も利用しながら、
ふと浮かんできた思い出のかけらを
丁寧に手繰り寄せて手元に置いておく。

吹けば飛ぶような霞メモリーだから、
手元に常にメモ帳を持っていても良いかもしれない。





最大に重要なポイントは、

「隙間という隙間に情報を入れない」ことだ。

ボーーーっとする。
ただ心地よくぼんやりする。

なんなら口も開いて、顔は45度上方へ、
とはいえ目線は若干下げて正面を見るような、

およそ社会性とは無縁の、
「ママ、あの人怖い」
と過ぎゆく子供が指摘するような状態まで持っていく。

この旅仕度は3秒でできるので、なんとも手軽だ。
持ち物も要らない。
強いて言えば鉛筆と紙くらいだ。


1日のうちに何度もその小さな旅を続けていると、ある瞬間、「原点回帰」が見えてくる。

旅の終わり。

そしていつでも立ち戻る永遠の終着点「原点回帰」。

それは無邪気で、前を向くことしか知らないようなポジティブナノシャワーだ。

ことあるごとに

「原・点・回・帰!」


と、エコー付き大音量で脳内に響かせれば、あなたも私も、いつでもこのキラキラのナノシャワーを浴びることができる。



社会性は社会性で、心地よい塩梅を探りながら担保しておこう。

私たちは豊かな学びの場「地球」を、この最終仕上げの時代にあえて選んで生まれてきたのだから、このゲームはゲームで楽しもう。

だが、NEW MEへの旅でエリア選びに迷っておられるならば、

「自力で向かうおひとり様青い鳥ジャーニー」

を、わたしはこの春、強くお勧めしたい。


やあ、NEWME!
君はいつでもここにいたんだね。

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