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女性ホルモンと体の臭いの関係

女性ホルモンが減ると加齢臭が出ることも

暖かくなってくると気になるのが体の臭い。
若い頃は臭わなかったのに40才を過ぎたら体が臭うようになってきた。。と感じるようになったら、もしかしたら皮脂の分泌が多くなってきて、その皮脂が酸化して臭いを出しているのかも。

女性ホルモンには皮脂をたくさん出し過ぎるのを抑えてくれる力があります。
年齢とともに女性ホルモンの分泌が減ることで、皮脂の分泌が多くなる。ということが起こります。

体の臭いを抑えるには

①皮脂の分泌が多い部分を丁寧に洗う。
最近はCMでもよく見かけるアミノ酸や弱酸性のボディーソープ。

肌に優しいということで敏感肌の方やお子さんにはお勧めの洗浄剤ですが、皮脂をしっかり洗い流したい時(思春期のお子さん、バリバリ働いて帰って来たお父さんにはしっかり皮脂の汚れを洗い流して欲しいので)は石鹸などしっかり洗える洗浄剤で汚れを落とすのが理想です。

背中や胸、耳の後ろは皮脂の分泌が多くなりがちです。

②抗酸化作用のある食べ物を摂る
「酸化」は体の表面で皮脂が酸化するだけでなく、体の内側でも起こり老化に繋がるのでなるべく「酸化」を遅らせたいもの。

抗酸化作用のあるビタミンEを多く含むアーモンドや、ポリフェノールを含むコーヒーやブルーベリー、ビタミンCが豊富なキウイやブロッコリー、赤ピーマンなどを意識して摂ってみるのもお勧めです。

③適度な運動をする
女性ホルモンの分泌が減ると脂肪もつきやすくなってきます。
体脂肪を減らすことも大事ですが運動によって汗をかき、皮脂を出しやすくすることで肌も良い状態へもっていくことができます。

更年期に向けて

更年期が近づいてくると女性ホルモンの分泌が減り、加齢臭に繋がることもありますが、他にも脂肪がつきやすくなることで動脈硬化や脳卒中などの心配が出始めます。

妊娠のためのお腹にスペースを作る必要がなくなるので内脂肪がつきやすくなるのです。

更年期は体に変化が感じられるかもしれませんが、気をつけることが見つかれば取り入れてみるといいかもしれません。
それでも体の悩みが続いたりしんどくなった時は婦人科に相談して、アドバイスをもらって下さいね!

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