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2nd14話[フルーツバスケットアニメ伏線解説]

『俺もう死んだっていいや・・・・・』

原作第69・70話

原作は全部で136話あるので、ちょうど半分くらいまできました。半分まできても、まだまだ伏線が散りばめられていてわからないことが多いですね。

新OP、、、映像が綺麗すぎやしませんか?!
お声もとっても暖かくて、「HOME」って言うタイトルがぴったりな・・・。



紫呉が保護者してる・・・。


三者面談と聞いて、幽閉される=将来がない夾くんはぶっきらぼうに部屋に戻る。


由希くんは別荘でリンに会ったことをハルに伝えていません。


「リンは口が悪いから 傷つくこともズバズバ言う だけど自分を守る言葉も使わな気から」


実は真知と同じクラスのハル。つまり紅葉も同じクラスなんですよね。2人には真知がどのように見えているんだろう。



草摩の実家に行く由希くん。


帰りに楽羅に会う由希くん。

この前夾くんとデートした時に何か会ったのかと聞きます。

よそよそしかった、と聞いた楽羅は、顔を隠す。

ここでデートから帰ってきた夾くんのカットを入れたのはアニオリ。

悪いと思いつつも、自分がきっかけで透くんに対してもよそよそしかったことが嬉しいんですよね。恋する乙女というか。

あれで何食わぬ顔で普段と同じ通りに過ごしていたらショックですもんね。

楽羅もあの日は泣きながら帰って母親に心配されたけど、夾くんも同じような気持ちで、きっとその日はずっと楽羅のことを考えていたのだと思います。



ここで楽羅が由希くんに謝る。

楽羅の中で、もう夾くんが透くんを好きなのは解ってるんですよね。
そして、透くんも夾くんのこと・・・と薄々気づいてる。

けど、「誰かを想うのは理屈じゃなくて、頭で色々考えても『好きだ』と思ったらもうダメ」。

だから、楽羅としては潔く諦めるしかないし、もう迷ってもない。
でも楽羅の中では由希くんも透くんのことが好きなのではないかと思ってるんですよね。

なので、夾くんと透くんが両思い?みたいに話しちゃってごめん、ということなのですが由希くんの顔を見ると違和感を感じる。



「(とても羨ましく見える そこに 迷いは無いかのように思えるから)」

由希くんは楽羅に対し、羨ましいと感じる。

この期に及んで自分はまだ迷っているから、


そして続けて由希くんはリンを発見。

犠牲になった鞄w

原作では次のコマで急に由希くんは鞄を持っていないのでどうするのかな〜と思いましたがまさかの投げ出すという。


リンは由希くんが軟禁されていた頃、様子を見にきたハルを守るため部屋の外を見張っていた。


軟禁されていた由希くんが紫呉宅に来たのは高校を入学するとき。

1st12話の回想でもあった通り、由希くんは紫呉に「ここから出して」と言いました。

そして紫呉は「僕の家にくるかい?」とあっさり承諾する。

裏ではハルの力が関わっていたということ。


歩道橋の夾くんのカットから、原作第70話。


「ほんとに俺はいらないんだ そっか じゃあ もういいや」
「俺もう 死んだっていいや」

ここで変わるリンの表情がまたいい。


そしてまた鞄を落とす由希くんw

確かに自分より年下の男女のこんなシーン目の前で見させられたら、力が抜ける気持ちもわかる。


「リンはまだ あの日のまま立ち上がれないでいるのか?一人で」


「由希は弱いね」

「由希は 優しいね」

ここで兄の顔を思い出す由希くん。


「(立ち上がれないんだ 自分一人の力では)」
「(進めないんだ 先へ 自分一人の力では)」


ここで見えるリンの傷跡が・・・。

この時点ではなぜリンが入院していたのかもわかってません。


場面が変わり、おじいさんのお見舞いに行く透くん。


久しぶりに勝也(透くんの父でありおじいさんの息子)と今日子さんの夢を見たというおじいさん。

2人に会いに行きたいと呟いたおじいさんの言葉がきっかけで、透くんが思い出したのは同じく「会いに行きたい」と言う今日子さんの顔。


「(言わないで そんなこと)」
「(元気をだして なんでもするからなんでも言って)」
「(いかないで もどってきて)」
「(お母さんを お母さんまで 連れていかないで)」


透くんの重い過去。置いていかれる人の気持ち。

帰り道、道端で座り込んでしまう透くん・・・



そこに降臨したのは夾くん。


先ほど歩道橋でうろうろしていた夾くんですが、透くんを迎えに行ってました。

2nd話のデート回では由希くんに「本田さんを迎えに行く暇はないのか」と言われていましたが、今回はしっかり迎えに行ってます。また家族の人に何言われるかわからないから心配で来たのでしょう。


大丈夫か?と聞かれ、大丈夫です、と答える透くん。

「(しまっておいたのに・・・)」



それが若者の仕事でしょ、とまたまた綺麗にまとめた紫呉。


そこにかかるEDのイントロと、入りがすごく良かった。最初見たとき震えるくらい良かった。


「さよなら〜」と、光に手を伸ばす夾くんから始まるのも良かったです。

十二支の順番は、名前の由来となった月順。

1月→初春(はつはる)→潑春
2月→如月→杞紗
3月→晩春(くれのはる)→紅野
4月→木葉採月(このはとりづき)→はとり
5月→菖蒲月→綾女
6月→弥涼暮月(いすずくれづき)→依鈴
7月→文披月(ふみひろげづき)→燈路
8月→小田刈月(をだかりつき)→利津
9月→紅葉月→紅葉
10月→時雨月→紫呉
11月→神楽月→楽羅
12月→由希(由希だけは月に関係ありません。)

また背景の花は花札の柄をモチーフにしています。

フルバのために書き下ろされた曲だけあって、歌詞がもう本当にフルバにぴったりです。


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