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1年間個人案件を受けて思ったこと


同人作家あがりのイラストレーターLavieと申します。
10年以上描きたいものを描いて、自費出版やグッズを販売して過ごしていました。

去年からイラストに力を入れるため「個人案件」を受けるようになり1年が経過しました。

今回はこの一年を通して感じたこと、今現在思っていることを語ろうと思います。
依頼を受け始めたイラストレーターさんの参考になれば幸いです。


まず、私が個人案件を始めた時に思っていたことは
「とりあえずイラストの仕事を増やして実績がほしい!」ということでした。

この頃は特にイラストに対する夢とかもなく、何でも描きますよスタイルでしたので
お客様が自分に合う案件を持ってきてくれていた感覚でした。

「Vtuber」を知ったのも個人案件を通してですし、
初期はVtuber様からの案件ばかりでしたので、
あ〜私ってこうゆう案件に需要があるんだなあ〜〜って感じで思ってました。

数ヶ月後にVtuber様以外からも依頼が来ました。
ボカロP様からでした。

私の大好きな「音楽」と掛け合わせてお仕事させていただいている感覚があり
とっっっってもやりがいを感じまして
これをきっかけに
MVのお仕事もっとしたいぜ人間になりました。

また、個人案件をこの一年でひっきりなしに受け続けていましたから
殆どオリジナルを描く余裕がなかったのですが
その数枚のオリジナルでお仕事が来ている状況で
自分の絵を分析するようになりました。

アレッ…もしかして、私のオリジナル絵って
…ファッション要素強い…?(自覚なし)

むちゃくちゃ鈍感な私は
今年に入ってやっと、
自分の武器はファッション要素なのではないかと思いました。

そして、奇跡のような出来事が。

昔ものすごくハマっていた作品の、大好きなキャラクターの「中の方」から
デザインをお褒めいただいた上にご依頼が来たのです。

メールのやり取りの度に、吐きそうになる程緊張して手を振るわせながらやり取りしたのを覚えています(笑)
本当に生きててよかったと思いました。

この経験をきっかけに
もっとオリジナルに力を入れたいという思いが強くなりました。


この一年間、個人案件での内訳は

①MVなどの音楽関係…40%
②キャラクターデザイン…25%
③各種アイコン…35%

でした。
現状、この中の70%はVtuber案件です。

今後、デザインが入らない案件は縮小していこうかと考えています。
今まで、特に何も考えずに色んな案件を受けてきましたが
ブランディングを考えなければならない時期に突入しているなと感じているからです。

この一年を通して
「やりたいこと」や「目標」が
かなり明確になりました。

今力を入れたいことは
引き続き、MVやCDジャケット等
音楽系の案件

キャラクターデザインです。

「これがLavieのデザイン!」っていうのを
よりわかりやすく感じてもらえるような作品作りをしていきたいと思っています。

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