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あと三日になった〜肩を張らずにフランス(日本編第17回)

長く思えた今回の帰国もあと三日になった。マラソンでもそうだけれど、中間地点を過ぎると後半は走り足で過ぎていく。前半分が足し算的なのに対して後ろ半分は引き算的に時間が経っていく。始まった限り終わりがあるのは世の理。終わりが近づいてどこか寂しいと思うのも避け難い感情だ。

旅行カバンはほぼ最終形態になった。あとは部屋に散らばった諸々をかき集めるくらいだろう。

あと三日くらいになると具体的な予定は何も入れていない。予備日ということになる。買い物も人に会うこともない。全くもって手持ち無沙汰だ。

起きて朝食を食べてしばらく居間に残り部屋でゴロゴロする。昼ごはんを食べまた居間にしばらくいたあとは昼寝。そのままゴロゴロしたあと少し電子ピアノを鳴らす。夕食の時間が早いのでその頃居間に降りて夕食の準備を手伝ったりする。夕食が終わりアイスクリームなんかをデザートに取り、お風呂待ち。お風呂の後は寝付くまで部屋でゴロゴロ。

熊のような生活を三日ほどおくる。その間に買い物があれば付いて行くのがイベントといえばイベント。毎回の帰国でも最後はこんな感じに時間が流れていく。

特記することはない。むしろない方がいいのかもしれない。

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