私と夫と、ペルシャ絨毯 【前編】
こんにちは!ラ・ビーダスタッフの髙橋です。
2023年も残すところあと数日となりました。いや〜、あっという間でした!
特にこの12月。これまでに無いスピードで過ぎ去っていったように感じます。
今年は、久しぶりに自分の実家で年越しをすることにしました!(結婚して初)
…夫と仲が険悪だから、じゃないですよ。笑
なんだか今年は、「自分の実家で年越したい!」という欲が湧いちゃったので、その欲に従うことにしました。
実家は北海道なので、「雪遊びができる♩」と息子は大喜びしています^^
私も楽しみ〜〜〜〜!
さて、今回、年内最後のラ・ビーダnoteです。
先日満を辞して、ペルシャ絨毯をご自宅にお迎えしたスタッフ馬渕さんが初登場!
noteの記事を書いてくれました。
(私とは全然違う、笑)馬渕さんのほんわか優しいお話をお楽しみください♩
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馬渕さんの『ペルシャ絨毯物語』
こんにちは。ラ・ビーダ店舗スタッフの馬渕です。今回、初めてnoteで記事を書いています。先月、わが家はラ・ビーダでペルシャ絨毯を購入しました。
この経験が何かの参考になることを願って、馬渕家の「ペルシャ絨毯物語」を綴ってみます。
新生活の始まり
私は、夫と二人暮らしです。今年の7月に、小さなアパートから、小さな新居(平屋)に引っ越しました。
新しい家で生活を始めるにあたり、今まで使っていた家具はほぼ処分しました。
家具だけでなく、部屋のあちこちに飾ってあった夫の趣味のもの(楽天、ベガルタ仙台の応援グッズなど)も、かなり処分しました。
おかげで、これまでのスポーティーな雰囲気ともこのタイミングでさよならすることができました。
新居のリビングダイニングの中心にあるのはラ・ビーダのaテーブルです。
テーブルに合わせた椅子もラ・ビーダで揃えました。部屋が広くないので、ソファは置いていません。
とても清々しい気持ちで新生活を始めたつもりでしたが、引っ越した当初、私はソワソワと落ち着きませんでした。狭くてごちゃごちゃしていた前の生活に戻りたい…と、涙が出そうな気持ちになることもありました。でも、少しずつ新しい環境にも慣れ、やがて「もっとこの家をすてきにしたいな」と前向きに考えられるようになっていきました。
ゴロゴロ出来ない問題発生!
夫は私とは対照的に、最初から新居に馴染んでいました。ただ、夕飯を食べた後、頻繁に「ゴロゴロしたい」と口にするようになりました。
前の家では座卓+座布団で生活していたので、好きな時にすぐにゴロンと横になれましたが、新居ではそれができません。床に直接寝るのはさすがに痛すぎます。
ゴロゴロしたい。でも、ソファは置きたくない。じゃあどうしよう?
夫と私は、それを解決するために、様々な家具屋さんに足を運び、パーソナルチェアや大きめのクッションやラグなどを見てまわりました。でも、「悪くないな」と思うものはたくさんありましたが、「これ!」というものにはなかなか出会えません。
妥協して買いたくないけれど、いいものも見つからない。
そんな状況が続き、ついに夫は、使っていない敷布団を押し入れから引っ張り出してきて、その上でゴロゴロするようになりました。
中心には素敵なaテーブル、空いたスペースには敷き布団。
わが家のリビングダイニングは、危機的状況に陥ってしまいました・・。
ペルシア絨毯購入、決定!
11月のある日曜日、閉店時間まであと30分という頃、夫がラ・ビーダにやってきました。(私は免許がないため、自宅がある須賀川からラ・ビーダまで電車で通勤しています)
たまたまその日は荷物が多く、電車で帰るのは大変だったので、夫にお迎えをお願いしていたのでした。
早めに着いた夫は、ラ・ビーダの店内をウロウロ歩き回ったり、ソファに座ってみたりしながら、時間を潰していました。
そんな夫に、社長が声をかけてくれました。
そして、ペルシャ絨毯売り場に案内し、ペルシャ絨毯の価値や魅力について夫に話しはじめました。いつものように、熱く、まっすぐ、寄り添うように。
実は社長は、aテーブルと椅子を納品するために、一度、わが家に来たことがあります。
わが家のリビングダイニングの狭さや状況を知っている社長には、前々から「馬渕さんの家の窓際には、ペルシャ絨毯があるといいよね。ゴロゴロできるし、華やかになるし」と言われていました。
でも私は、
「たしかに、ペルシャ絨毯があったらいいだろうな。そうは言っても、簡単に買えるものではないし…」
という思いから、あまり現実的に受け止めていませんでした。夫にも、私からペルシャ絨毯の話をしたことはほとんどありませんでした。
ところが。
社長の言葉の数々が、夫に刺さったようです。
気付いたら夫は、
1階に展示してあるペルシャ絨毯の上で、大の字になって寝ていました。
「なにしてるの」
と私が笑って近づくと、夫は、
「うん、これなら大の字になれる」
と満足気に言いました。
夫の気持ちは既に固まっているように見えました。
帰りの車の中で、私は夫に確認しました。
「ペルシャ絨毯、買うの?」と。
すると夫は、
「うん、そのつもりだよ。何十年と使うことを考えると、結局コスパがいいなと思ったし」
と話してくれました。
「コスパ・・」
実に夫らしい判断基準だと感じました(彼はTHE理系です)。
なんにしても、ペルシャ絨毯がわが家にやってくることになり、私はとっても嬉しくなりました。あの敷き布団がペルシャ絨毯に変わるなんて、夢みたい!
その翌週の日曜日、わが家はペルシャ絨毯を購入しました。
月曜日の朝の思い出
ペルシャ絨毯を購入した次の日。朝、私がラ・ビーダに出勤した途端、社長が満面の笑みで近づいてきました。えっ、えっ、なんだろう?動揺している私に、社長は目をキラキラさせて質問しました。「馬渕さん、絨毯どうだった?」と。
そこで自分がなんて答えたのか、記憶にありません。多分、「素晴らしかったです」などと答えたのだと思うのですが、私はそれよりも、社長の純粋な気持ちに圧倒されて、自分の言葉を探す余裕がありませんでした。
きっと社長は私のいないところでも、「馬渕さんの家、絨毯を敷いてどうなったかな、喜んでくれたかな」と、ワクワクしてくれていたのだと思います。
ラ・ビーダでペルシャ絨毯を買ってよかったな。
私は、ほんわかした気持ちでエプロンをつけ、働く準備を始めました。
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馬渕さんの『ペルシャ絨毯物語』いかがでしたか?
馬渕さんの旦那さんもお店で大の字になっていたとは!
社長も以前、絨毯の上で大の字になっていたことありましたよね〜(笑)
ペルシャ絨毯のある生活を始めた馬渕さん。
実は、馬渕家の『ペルシャ絨毯物語』にはまだ続きがあります。
これを読めば、もっとペルシャ絨毯が気になっちゃうかも・・・?
ぜひ、【後半】もご期待ください!
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