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形を変えて、世代を超えて、新たに家族の歴史を刻む。

今年も残すところ約2週間となりました。
今年一年を振り返りつつ、来年はどんな年にしよう?と想いを馳せているところです。やりたいことも、たくさん。考えるだけでワクワクしますね〜〜!!

さて、皆さんは今年の年末年始はどう過ごしますか?家族と、仲間と、大切な方と一緒に過ごす方も多いのでは?^^

人が多く集まる時期だからこそ、大事にしたい団欒の場。
団欒の場といえば?…ダイニングテーブル!

今日は、そんなテーブルに纏わるお話を…♩



生まれ変わった我が家のテーブル

実は先日、スタッフのAさんがご自宅の座卓を、ラ・ビーダでダイニングテーブルにリメイクしたのです!

そんなAさんに、ちょこっとお話を聞いてみました。

髙橋(以下:T)「Aさん〜、見ましたよ!生まれ変わったテーブル!」
Aさん(以下:A)「見てくれた?あれ、いいでしょ〜?」
T:「すごい素敵に仕上がっていて、びっくりしました!まさか、あの座卓がダイニングテーブルになるなんて…」
A:「でしょ?私もびっくり。想像以上に良くて、本当に感動しちゃった」
T:「でもなんで、座卓をリメイクしようと思ったんですか?お話聞きたいです」
A:「えっとね、元々座卓の時は、天板がすごく厚かったの。ずっしりとしていて、存在感のある座卓でね。見た目通りとっても重くて。年々、移動するのも困難になってたのね」
T:「確かに、すごく重厚感のある座卓でしたよね。一枚板の天板でしたっけ?」
A:「そうそう!欅のものなの。…それで、私たちも歳、とってくるでしょ?やっぱり床座の生活より、椅子に座る生活の方が体にもいいんだろうな〜って、ずっと思っていたの」
T:「なるほど。立ったり座ったり、結構負担かかりますよね。私も前まで床座の生活だったので、わかります」
A:「買い換えたいな〜と思いつつも、なかなか捨てるという決断は出来なくてね…。実は、我が家を建てた時の記念にちょっと背伸びをして買ったもので、思い入れのある家具だったのよ〜」
T:「そうだったんですね!それは、安易には手放せない!物自体もすごい素敵なものだし、家族と我が家の歴史が刻まれていますもんね
A:「そうそう、それで、数年前からいろんな家具屋さんにリメイク出来ないか相談していたんだけど、ことごとく断られ続けていたのよ

とても立派な欅の座卓は、Aさんご夫婦の思い入れのある家具でした


T:「そうだったんですね。こんなに立派な家具をリメイクしとうとなると、職人さんの技術やアイディアが必要になりますよね。簡単にできるものではないんだろうな〜」
A:「そうよね。だけど、ラ・ビーダで働くようになって、家具屋98周年の知恵や経験を社長から聞いたり、私も目の当たりにしたりするようになって、『ラ・ビーダならなんとかしてくれるかも?なんとか出来ないかな?』という思いが漠然と湧き上がってきたの」
T:「やっぱり知恵と経験が違いますもんね!ラ・ビーダの家具を見てても分かるように、職人さんの技術もすごいし…。『ラ・ビーダならなんとかしてくれるかも!』という気持ちでご来店される方も多いですもんね」
A:「社長に相談してみた時、実は最初社長もかなり悩まれていて(笑)だけど、私と夫のこの座卓への思いを知って、『よし!やってみよう!』と前向きに考えてくださって。その時すごく嬉しかったなぁ」
T:「さすが!!!」
A:「社長やスタッフのOさんをはじめ、沢山の方のアイディアとお力で、漠然とした思いが、どんどん形になっていってね。出来上がったテーブルを見て、本当に感動!!」

とても素敵なダイニングテーブルに生まれ変わりました!


A:「アイディアも、技術も、すごいところがたくさんあるの!この天板も、元々は分厚かったじゃない?それをこの厚みにまでに薄くして、切り出して残った天板の材で、脚を作ってくれたの!
T:「えええ!そうなんですか!?この脚、元々は天板だったんだ!?ちょっと今、鳥肌たちました(笑)完全に生まれ変わりだ〜〜」


分厚かった天板がここまで薄くなり、
残った天板の材は新たに脚となり、テーブルを支える大事な使命を受けました


A:「天板は元々塗装されていたんだけど、それも綺麗に剥がしてくれて、これから先も長く使い続けらるように、オイル仕上げにしてもらったの」
T:「ほんとだ!欅の木の本来の温かみが感じられますね!」
A:「天板のひび割れも、綺麗に埋めてくれてね〜。あ、ここ、蝶々みたいなマーク、かわいいでしょ。私の一番のお気に入りなの」
T:「かわいいです〜!『千切り(ちぎり)』って言うそうですね。補強の役割をしてくれるそうですよ。見た目もかわいい♩」
A:「天板の裏にも入れてくれてて、職人さんの丁寧な仕事が感じられるよね」

座卓の時のひび割れも、
こんなに綺麗に仕上がりました
裏側も丁寧に。職人さんの技が感じられます


T:「どこを見ても美しいですね。神は細部に宿る、そんな言葉がぴったり。こんな素敵なテーブルを夫婦で囲めるAさん、羨ましい〜〜!!!!笑」
A:「うふふ、いいでしょ♩私たちの想いを汲み取って、こんなに素敵なテーブルにしてくださって、本当に感謝しかないです」
T:「この家具とこの先も一緒に暮らしていきたい、っていうAさんご夫婦の想いと、その想いを形にしたいというチームラ・ビーダの結晶体ですね!」
A:「今年の年末年始はこのテーブルと過ごせるから、本当に楽しみです♩」
T:「Aさんご夫婦と生まれ変わったテーブルの物語がこれからもずっと続きますね。使ってみての感想もまた、ぜひ、聞かせてください!」
A:「もちろん!ぜひ聞いてね^^」

生まれ変わったテーブルと共に、幸せに気づく、つづく。


形を変えて、これから先もずっと大切な家具と一緒に暮らしていく。
それを叶えたチームラ・ビーダの物語。なんだかとても心が温かくなりました!

もちろん、リメイクはリスクが大きいものもあり、様々な理由で残念ながら、お客様のご希望に添えない場合もあるのも事実です。

ですが、その中でもラ・ビーダは、お客様お一人お一人にとっての幸せをカタチにできるよう、これからも寄り添い続けたいと思います。



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