感情の赴くままに振り返るデビューイヤー~Snow Man 1st Anniversary
今朝、支度をしながら2020年1月22日のZIPを見返した。
おなじみ白銀の衣装を身にまとって、さわやかな笑顔を見せてデビュー曲D.D.を踊る9人がいた。
私は去年の今日、どういう気持ちで一周年を迎えるか、一年後の彼らがどうなっているか、そういう未来については多分それほど深く考えていなかった。
9人がずっと一緒にいてくれたら、ぐらいのものだったと思う。
でも、2020年というイレギュラーなデビュー年が、私の彼らに対する思いや愛情を一変させた。
私自身の生活もいちオタクとしてのあり方もSnow Manを取り巻く環境も変わった。
そしてたくさん思考した。
オタクなんていち趣味娯楽だと言われればそうかもしれないけど、アイデンティティとして根付いているからこそ色々なことを真剣に考えた。
特に、言葉について。
こんなにバリバリSNSを駆使してオタクをしたことがなかったので、たくさんの情報に触れる分、たくさんの冷酷な言葉に出くわした。
正直、同じ事務所のアイドルを応援している、仮にも同じ括りの人間だと信じたくないようなものもあった。
たくさんの人に愛されていてほしいと思っているけど、伝わる人にだけ魅力が伝わっていればいい、と腹を括って何の気なしに流すことも時には必要。
でもそんなかわいいレベルのものじゃない言葉も踏んだ。
好きなグループ、好きな人が理不尽に馬鹿にされ貶されるのはまるで、大切にせっせと手入れしている花壇を土足で踏み荒らされるような気分だった。
年末、特に悔しい期間があった。
それに発破をかけるように、弱みに付け込むように、この期に及んでも罵詈雑言を投げつけてくる輩には、正直殺意が湧いた。
呪ってやろうかとも思った。
言葉は何より鋭い凶器になり得ること、情報社会の中で何を取捨選択して何を信じるかということを身をもって体感したできごと。
忘れたくないからここに残しておく。
9人のことを思えば思うほど悔しかったし、つらかったし、一年で9人にもらったものを以てしても押しつぶされそうだったけど、そこで初めて湧いた感情は「守りたい」だった。
今まで応援してきたアイドルは、「ついてきてほしい」と言った。
でもSnow Manは「同じ景色を見よう」「一緒に歩いていこう」と言った。
どちらも正解だと思う、そこにそれぞれの美学があると思う。
今の私は、後者の彼らの手をとりたいと強く感じている。
実力も、優しさも、熱さも、全部兼ね備えているのに変わらない笑顔でいつもそう言ってくれる彼らを自分なりではあるけど守りながら応援したいと思う。
結局気づけばいつも救われて守られているんだけどね。
「テッペン見せてあげよう」と歌いながらデビューの扉を開いた一年前、その「テッペン」が未だ具体的にどこなのか、どういう場所なのかははっきり分からない。
それでもひたむきに、一歩一歩確実に高みを目指してきた9人は今日、「運命さえ超えた夢を掴みに行こう」と私たちの手を引く。
その行先はきっと相も変わらず「テッペン」。
一年前の私へ、Snow Manはちゃんと9人一緒にいる、たくさんの人に愛されてる、まだまだ進化の止まらない最強のグループになってる。大丈夫。
私はこれからもSnow Manが大好きです。いつまでもペコペコし合う関係性でいよう。今年は絶対、絶対に生きて会おう!
2021.1.22
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